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「おとうちゃん。”せいせいえーあい”で画描けるの?」とむすめ。
「え?なんて言った?」
「AIで画を描ける?」
「あ、AIね。描けるよ。色んな方法があるけど、簡単な方法のひとつでSkypeで描けるよ。」
「やってみたい。」
「この間あげた、セットするからスマホでやってみぃ。」
うちは、家族の連絡はSkypeで取っています。
だからむすめにもとっつきやすい。
Skypeに「Bing チャット」をセットすれば、これで「ChatGPT」の「DALL-E 3」を用いた画像生成が可能です。
早速、使ってみるむすめ。
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こんな感じでできました。
これをいくつか試してやっていました。
かわいいくまちゃんが出来たと喜んではいましたが、イマイチ画のテイストが自分の趣味に合わないらしい。
自分で描いた方がいいや、そんな風に言っていました。
まぁ、なんか好奇心から試してみたって感じでした。
若者よ、AIをつかいこなせ!
しかしなぁ。。。
ぼくが、小中学生の頃と環境が雲泥の差です。
ぼくの頃の個人ツールは「ラジカセ」で精一杯。よくて「ウォークマン」。
そもそも、スマホやPCがあたりまえのように家にあること自体がそごいことだと思うんですけど、、、
現代の子は、家にあることはあたり前でそれをツールとして自分なりにどう使いこなすか?
そんな次元になっていますね。
使いこなすと言うよりは、生活、業務、趣味での必需品です。出来てあたりまえです。
そんな調子ですので、このAIと言う分野もあたりまえのように生活やこどもの脳の中にあっと言う間に組み込まれていくことになるんでしょうね。
そんなAIを使いこなす時には、安全性、プライバシー、著作権、それに操作方法等、色んな問題が想起されてきます。
それをこんな風に突然こどもに「せいせいえーあいで画を描ける?」なんて言われた時に、注意点を促す必要もあって、親の方も手が抜けません。
倫理的なリスクやコンテンツの無断使用についてはもちろんですが、生成AIを使ってこの世の中で容認できない発言をしてインターネットの世界を汚す事の無いように、現実世界を十分理解して行く事がこどもたちいは大事なのかな?とも考えるのであります。
その為に、外の世界で色々な人同士との対話を重ね、勉強をして行く必要がありますね。
検索だけではわからない世界がたくさんあるのよ。
おまけ:資料集
初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン(PDF)(文部科学省)
PDFだし、PPT2枚を1枚にぶっこんでいるし役所の文章はわかりづらい。全体像が掴めん。
下記にまとめてくれている方がいらっしゃいました。
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UNESCOの議論の場はこちら
その訳はこちら
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この役所とUNESCOの資料も読解力が必要です。
それだけ、まとめる専門家であるおとなも苦慮しているんでしょうね。
それだけ生成AIは、手の届かないところに位置しているのでしょうか?
ユーザーとして低みの見物をかましておきましょう。
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