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数学ワーク課題と合理的配慮

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中1むすこの学習の追いつき具合や困り具合が何とかわかってきました。

負担になっているものは何か?

まずやって行った方が良いものは何か?

そんなことを見ながら、先生には色々とお願いしているのであります。

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「森を見て木を見ない」ので初見のものに異様にビビっていたむすこ

むすこの特性で、初見のものにものすごくビビるというのがあります。

どんな人でも、初めて行く客先に1人で乗り込んで当地の面談室に1人で待たされる間というのは緊張すると思います。

「森を見て木を見ない」ディスレクシア的な特性から、よく該当のものを見ない(見れない)ので鼻っから怖がってタッチしようとしなかったからです。

だから、どんなものこれから最初にチャレンジしなければいけない時と言うのは、仕事や研究活動であれば事前調査をしたり、そして学生だったら問題が出ても対応できるように勉強する訳です。

「森を見て木を見ない」特性と言うのはこう言うところにも弊害となって生じてしまうんです。

そんな感じで、むすこはどんな問題でも暗中模索で対応しようと勘がるので極端に嫌がるようなところがありました。

過去形なのは、最近その緊張感と言うのがややや薄らいで、多少の図々しさと言うのが見られるようになってきていることがあります。

でも、「森を見て木を見ない」ディスレクシア的な特性は変わりません。

なので、学校の学習から外れたものをやるのはうまい方法ではないので、できるだけ学校でやっているもので対応しようと言う事にしました。

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数学のワーク課題について

うまい事に、学校では「ワーク」と呼ばれている「ドリル」を「買わされて」います。

これが曲者で、テスト前に「何ページから何ページまでやって何日までに提出!」課題として出されます。

かなり基礎的な問題が並んでいるドリルです。

先生に聞くと、勉強の出来る子は自分の勉強をしたいのでワークはもう既に全部やってしまっていて、提出日に提出するだけにしてあるそうです。

なるほど、多分ぼくもそう考えます。

ぼくの場合は自分の勉強がしたいのではなく、テスト前に楽ですし、遊ぶためですけど(笑)

しかしながら、むすこの場合は課題になるワークの量は半端じゃなく多く感じる量です。

これでは、取り組む意欲は全く出てこないでしょう。

1学期は何とか答えを写して乗り切ったみたいですが、それだけで勉強した気になって終わっていました。

それじゃあ、勉強好きな子は良いけど、むすこみたいなのには何にもならんだろ!先生!!

それで、その「買わされているドリル」をせっかく買っているので(しかも市中で販売されているものより安価!)、それを逆手に取って有効活用しようということで毎日の課題でやることにしました。

むすこの理解度や脳の疲れ具合を考慮して、毎日毎日2問。

学校から配られているその「ドリル」から2問。ノートに書いたりコピーを貼ったりで出題してやってもらう事にしました。

今のところ、サッカーでものすごく夜遅くなったり、体調が悪くなった時を除いてがんばっています。

出題はぼくで、数学苦手だった妻と一緒にふたりでうなりながらやっている背中をみるのは結構笑えます。

家だから途中、疲れてリフティング練習をはじめてもOKです。

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ワーク課題提出は、独自取り組みノートを提出することにしました。

せっかく「ワーク」ドリル用のノートを作ってやっているのですから、テスト前の課題提出際そのノートを添付してOKと言う事にしてもらいました。

ワーク課題は全部取り組むことは不可能なので、「これだけできるようにがんばっている」と言うことを見てもらおうと思っています。

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学校のむすこへの「合理的配慮」の苦慮。

学校の方も、本音としてはむすこみたいな子の「合理的配慮」ってどうしようか?と苦慮しても苦慮しても、答えが出なくて辛いところだったと思います。

それにしても、うちの場合は全くやらない訳ではなかったのでむすこには感謝です。

「全くやっていない訳ではなくて、独自でがんばっている」具体的に見る事ができる「合理的配慮」の一例が学校でも出来るようで悩みが少し解消して、前進できそうかな?と思います。

うち個別ベースで感じるのは、どうやって学業不振な子に対応していこうかと言うことを感じて、区全体の課題として、積極的にうちの言い分を聞きだす努力をしていることを感じます。

こんなやり方ではどうしても他の子と比べて学習進度はかなり遅れます。

それは仕方がありません。全くゼロよりはマシです。

それよりは、基本課題を3年間で習得できて、楽しく学校生活を過ごしてもらえればと願います。

ぼくは、むすこの努力が評価に反映されなくても構いません(本音は凹んでばかりですが。。。)。

3年後振り返ってみると、むすこがあの中学で良かった!先生方がよく話を聞いてくれた!と心身共に充実した中学生活を送ってくれれば、将来の夢に手が届くのではないかそんな風に思って見守る事にしています。

※しかし、提出用のノート落書きもいっぱいなんですよね。。。なぜかむすめの「くまちゃん」も登場してるして。。。。

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