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昨日の続きです。今回は3年前のコロナ休校について記述します。
「個別指導」も決まり、学校での面談が終わり、早速うちでも克服できそうなものはやっていこう思いました。
当時は学力的には1年生、もしくはそれ以下。。。
学年関係無く、体系的にこれまでの学習が出来るものは無いかと思って決めたのが「すらら」と言う通信教育でした。
これをやるにはタブレット機器が必要ということでむすこ用にiPadとApple Pencilも用意しました。
準備万端です。
コロナ休校
よし!これでうちの方も、関わるみなさんと協力してがんばっていこう!と言うことになった矢先に、緊急事態宣言となり、コロナで学校が休校になってしまいました。
休校と言っても、急でした。それまでの課題も中途半端に学年がひとつ上がり4年生になりました。
いつ休校が終わるか期限もわからないし、外出自粛を呼びかけられるし、どうしようかと思ってしまいました。
もちろん、お願いしていた「個別指導」も休校です。
サッカーチームの活動も休止です。
でも、ここは発想を変えて、せっかくすららさんも申し込んだし学校に頼らず小学校の最初から体系的にやっていこうと、逆にこの隙がチャンスと思い、家での学習をやることに決めました。
ここで導入したのが、前述の「すらら」と「ミチムラ式漢字カード」。
算数と国語のことばに絞って行いました。
休校中は、朝から夕方のチャイムが鳴るまで遊ぶむすこ。
感染症なんか知るかと言う勢いで近所の子が年上年下混じって楽しく遊んでいました。
帰って来てから、すららを国語、算数を1日分ずつ。
それと「ミチムラ式漢字カード」を身振り手振り、時には尻文字で楽しく学習します。
10回書いて覚えよう!等と言う、つまらん反復練習はやりません。
その代わり、すららのレベルが最後まで行ったらまた戻って復習。
そんな事をしているうちにすっかり、自分の学習のペースが掴めてきました。
学校から授業のプリントを渡されたこともありましたが、自分の勉強があると先生には了解してもらって、自分の学習をしていきました。
これで、ようやく、ひらがな、カタカナの見方、読み方書き方が分かってきたかな??
いやいや、いくらなんでもこんな短期間で改善が見える訳がない。
それでも、漢字の読み方も要領を得てきました。
長文だと逐次読みになったり、意味の取り方や、話にも深みを付けるのが苦手でした。
それでも、何かむすこに自信が顔に戻ってきつつあることに気付きました。
そして、ことばの実践として、学校での授業も合わせてやってもらわないと、素人が教える手習いは限界があると感じました。
ことばは、使ってなんぼです。
習得した言葉を他人に伝達する時に生きてきます。
ぼくが低学年必須のことばを一生懸命むすこにおしえても、外で使わないとあまり意味がありません。
タブレットや机上の上で教えたとしても、それはぼくが教えた気になっているだけで生きたものにはならないと感じました。
休校中の遊びも大事だと思います。これで結構体力維持になりました。
でも、学校での新しい知識を教わった後の休み時間のこども同士の会話は、ぼくが学習させたことには敵わないような気がしました。
うん、たぶん。
そして、自分も大変だったこともありましたが、休校中の5月の半ばぐらいからは「早く学校はじまらないかな?」と思うようになったのを覚えています。
つづく
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