|
小6むすこと、今学期初のST先生の「個別指導」に行ってきました。
日に焼けてる事と、背が高くなったことに驚く先生。
4月から5cm以上は伸びているので、この5㎝のうち大半は夏休み中と思います。
でも、まだまだ前から5番目ぐらいって言ってたかな?
背が伸びたと言っても幼児の頃から変わらず、まだまだ大きいとは言えず、ちょろちょろと細かく動き回るむすこです。
前に苦心していた事がわかるようになってきたかな?
もう2年以上通っている、ことばの「個別指導」それなりに効果はあるようです。
同音異義
ひとつの例で「はかる」と言うことばがあります。
漢字で表記すると意味が変わってくる漢字の区別して、漢字で書く課題をしたそうです。
- 図る(きちんと処理する 解決するように図る。 等)
- 量る(体重を量る 等)
- 測る(推測する。距離を測る 等)
- 計る(時間を計る 等)
結構難しい。同じ意味のものもあります。こどもはここまで。おとなは以下も必要。
- 諮る(審議に諮る。等)
- 謀る(うう!謀られた!!等)
この小学生編、なんと全部出来てたそうです。
漢字もきちんとかけてたらしいです。やるな。
カタカナ
カタカナはLD判明した頃からの課題。
自分でも自覚していて、2年以上集中的にがんばったと言っています。
「おとうちゃん、ぼくは3年生の頃はカタカナが全然わからなかったんだよ。」と帰りの車の中で言っていたぐらいです。
で、今回の個別指導での授業では「スポーツ」と「くだもの」のカタカナでの読みと書き取り課題をおこなったそうです。
概ねOK、読みずらそうなものがあったそうです。
例えば、、、「シャインマスカット」とか、「パッションフルーツ」とか、、、、初見だとおとなだって間違えるかも。
例えば「ディスレクシア」とかね。くだものじゃないけど。
読みにくくても、落ち着いてよーく見ると、ゆっくりですが読めていたそうです。
やはりね。文字列が塊に見えてそれに加えて日常な場所で無いので焦るんでしょうね。
急がなくていいのよ。ゆっくりで。
このように表示を見て、パッと口に出そうとしても出来ないので、読みが出てこなさそうな時は文字を一個づつ読む癖を常に心で唱える事が必要。
だんだんと出来ているように思いますが、まだまだ時と場合によっては早く読もうと食いついてしまってゴチャゴチャになってしまう事もあるようです。
その他
読解問題
「読解問題」と言っても、小学生に渡すような例として「保健だより」を読んで、内容に何が書いてあるか?を問う問題だったそうです。
どっからこのような課題を見つけてくるのか?さすが先生と思ってしまいました。
聞くと、こんな「問題集」があるんだそうです。
むすこのウィークポイントを見つけて、このような問題をオーダーメイドでやっていただけるのは助かります。
これを自分でみつけてやらせると言うのは、ぼくには不可能です。
それ程難しい問題ではありませんので、むすこは全部合っていたそうです。
難しく無いと言っても、これまでの積み重ねがなければ、ほぼ無理だったと思います。
段階的考えると、合ってて当然の問題だったようです。
iPadで作文
作文は、文字さえ想起できれば得意な分野です。
今回はちょっと変えて、きちんと文を起承転結を組み立てる練習を作文を考えながらしたそうです。
出だしにこんな風に書いて、最後のまとめにこんな風に書けと言う指定をすると言った感じです。
逆に、順を追って考える事により、頭の中で整理が出来たようで、短文の結集ながらきちんとしていた文になっていました。
ローマ字打ちも、いつの間にか達者になっていて、もう2,3年前のむすこではありません。
相変わらず、スマートキーボードを力強く叩いてしまうこともあるようですが、えんぴつの筆圧がやたら高い時期があった時のことを考えると、同様に落ち着いて来るんだと思っています。
小さなころの指しゃぶりと思って、落ち着くまで指摘しないで自分のペースを掴んで落ち着いてできるようになればと思います。
まとめ
いまの個別指導は、wisc検査を担当してくださった公認心理士先生からのご推薦をいただき始めました。
「改善していきますよ」と当時は何もわからず、すがる思いでお願いしました。
遊びが第一のむすこです、放課後に個別指導に行きたくない思いをしたこともありました。
でも、ついてきてくれました。
先生のご指導ばかりでなく、むすこの努力で改善が進みました。
おかげさまで、文字・ことばの想起や理解がかなり進んだとぼくは思っています。
とりあえず、ここに通うのもあと半年です。
中学入学後の様子も教えて欲しいと言っていただいております。
きっとむすこも、この後も努力してがんばってくれるでしょう。
そんな姿を見て欲しいと思います。
コメント