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触るグリフを初めて3日目・4日目ぐらいの事です。
サッカーで疲れていそうだけど「英語やる」と自ら寄ってきましたので、例の「触るグリフ」(英語第一グループ)を始めました。
彼の場合、根は真面目な性格なのか?融通が利かないのか?習慣にするとやらないと気持ちが悪いみたいので、自分から言って来るのです。
丸暗記してしまうむすこ
スマホからお手本の発音を聴かせようとする前です。
書いてある単語を頭から先に順番に唱え始めます。
妻が言うに「発音も上手だね!!」とのこと、
「意味わかってる?」
「おー、わかってるよ。これはなにで、これはなに、、」
「記憶力いいね」
確かにむすこは記憶力は悪い方では無いと思っています。
でも、別にこれは今始まった話ではなくて、褒められた話でもありません。
1,2年の頃の音読と一緒だ・・・
ディスレクシア的に読むのが辛い処世術としてそうせざるを得ないことから、覚えられるものは丸暗記と言うのが身に付いてしまっているようです。
小1や小2の国語音読の宿題の時に、感情を込めて読めるし「この子は音読上手だな」と思った時に、文面を見ないで読んでいる事に気づきました。
「教科書、見てないの?」
「うん!」
当時はぼくもディスレクシア等と言うことばも知らなかった時期です。
ただ、ただ、1年生ながら教科書を丸暗記できて唱えられるなんてすばらしい!と親バカぶりを発揮していたのでした。
その記憶の方法は、先生や他のみんなが読み上げている時に覚えていたようでした。
さすがに、3年生になって民話が入ってきたり、高度な文章になると丸暗記もできなくなり読み物系は撃沈していったむすこです。
そこから、ディスレクシアと言うことに気付いていったのでした。。。。
個別指導でがんばったけど、やっぱり出てしまうな
個別指導でST先生のご指導のおかげで、長文の読み方や遅れていた語彙の修得が進んで、多少の改善が見られてきました。
でも、簡単なことばですと、丸暗記してしまう方が簡単なのでしょう。
そのくせが、今回の「触るグリフ英語」の第1グループで出てしまいました。
別に言語を覚えるのに丸暗記は悪い事ではありませんし、できればそうした方が良いと思います。
暗記ができなければ、他国のことばなんか使いこなすことができません。
しかし、今回はぼくの目的としてはそうではありません。
せっかく「好きな教科」と言っている英語を利用して、文字と発声を一致させる訓練を神経的に刺激してみようというのが狙いです。
お手本を「聴いた」ことばで発声するだけでなく、文面「見て・触って」発声できるようにもしてみたいと思ったからです。
それで、噂の「触るグリフ」がちょうど良いと思って購入しました。
触るグリフ英語
— sorairo555 (@sorairo5551) July 24, 2022
むすこ4日目 おやじ31日目
むすこ早くも見ないで音読発動開始。
発音バッチリ、意味も覚えてる。
でもちがう!最初は見ながら触れて発音しろと。
そしたら空中に指文字。。。
触るグリフ買った意味ないよ。。。 pic.twitter.com/igyBvJlOsl
スペルを覚えるのは指文字
「スペルを触って読み上げてみようぜ」
「何週間後にこのスペルを書けるようにしようぜ!」と言うと、指文字を始めるむすこです。
「umbrella 書ける!!」(ほんとに書ける。)
これは、漢字をおぼえるのに指文字や時には尻文字を使って覚えることをしていたからその癖です。
この間の「漢字50問テスト」でも、お風呂で空中に指描きなから覚えていました。
う~ん、、、、まぁいいや、自分でせっかく覚えやすい方法があるので、それを「やめろ」と言わずにこの教材と併用してやっていくのも手かもしれません。
無駄にはならないだろう。
まとめ
「触るグリフ 英語」のむすこ流活用法について記述しました。
購入した時に、この教材の利用方法を読んで「文書通りに活用できるだろうか?」と不安がよぎりました。
自分が先に利用していったのはそこであります。
ある程度はぼくの言う事を理解してくれますが、いざ実践になると個性丸出しで相変わらずなむすこ。
これも学びの手法は一つではなく、自分にとっていかに合理的で効率的にゴールにいきさえすれば、と言う事でいいのだろうか???
一斉教育の申し子のような時代を生きてきて、杓子定規的なものの考え方しかできない昭和のおやじは、自由奔放に育ててきたむすこを見てモヤモヤしながら妥協点を探すのであります。
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