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小5むすこ、ディスレクシアですけど国語の音読がんばっています。
音読の宿題は小1の頃からほとんど毎日出ています。
指導要領で一新して、国語の教科書が昔と違い物語や論説文の読み物が減りました。
そのおかげで「アクティブラーニング」的な単元が増えています。
これはこれで、向き不向きの子はいるでしょうが、うちのむすこは好きらしく良い効果を得ているように思います。
読み物が無い単元の時は、その代わり理科や社会の教科書の音読の宿題が出ます。
資料が紛れている教科書を読むことはこれから先でも、とても大事な事になるでしょう。
ただ、うちのむすこの場合は絵や図が散りばめてある資料的なページを読むのは苦手です。
ですので、まずはこのページには何が書いてあるのか該当する動画を「NHK for school」等で見つけて見せるようにしています。
動画で見ると言うのはうちのむすこの場合は効果的なようで、それでもって教室に臨むとわかりやすいとのことです。
実際、学校公開日にたまたま理科室での「振り子」の授業がありました。
その何日か前にたまたまNHKの動画を見せていました。
そうしましたら、短いながらも正しいレポートが書けていましたので効果はあると思っています。
「百聞は一見に如かず」です。
音読の効果
音読と言うのは得られる効果がいくつかあると、各サイトや本にも書かれていることです。
例えば、「脳が活性化する」とか「語彙力向上」とか「自制心が育つ」等あるとこのサイトには説明されています。
まぁ、一般的にはそうなんでしょうが。。。。。
うちのむすこに関しては、逆に文字が固まって見えて「脳を閉ざしてしまう」し、「自制が無くなってイライラ」してしまいます。
正直言って、勉強に臨む姿勢では無くなると言う事が言えます。
「音読信仰」みたいなものもあるかもしれませんが、全体の5~8%は何等かの文字や書面への苦手さを感じる人がいるのが分かっているので、書面に代わるものでの学習をOKにならないかと願うのであります。
だってね、タブレットも配ってるんだしね。
(音声・動画付の)電子教科書と紙の教科書併用の活用を。と熱望いたします。
デイジー教科書も助かってますが、うちにはこのままだと限界かな・・・・
音読をがんばる
そんなむすこ。
音読も毎日適度にがんばっています。
思いっきりともだちと「フォートナイト」やった後に始めます。
がんばると言っても、限界があるので1段落か2段落程度。
文字数で言うと100文字~200文字です。
前に比べて、むすこはだいぶ流暢に読めるようになってきました。
5年間弱続けている音読の効果として、「逐次読みが減った」、「読める漢字が増えてきた」。
そんなところです。
相変わらず改行では次の行を見失いますし、たくさんある漢字の読み方を頭で変換するのに時間がかかったり、間違えたりしています。
で、一番肝心なところは読んでも「読解力」は上がっていないことです。
ただ、文字を追っているだけで、頭に内容は入っていません。
ぼくは敢えて内容については聞きませんが、妻が知らずに「内容はなんだった?」なんて聞くと、
「へ?え~っとね」と教室でやったことを一生懸命思い出して答える程度です。
これまでの小学校生活や個別指導で確実に語彙力は上がっていますので、「聞いたこと」「教えてもらったこと」「見たこと」の解像度が上がっていますので理解は深まっています。
ただ、音読単体だけで見て行くと、上記のベネッセさんのウェブサイトに記述されているような効果はほとんどみられていません。
厳しい話ですが、これがむすこの現状です。
この苦手を改善できるかが、今後の課題です。
むすこの努力
そうは言っても、悲観することばかりでありません。
上記のも記載しましたが、物事を深く考えられ解像度が上がっているように間違いなくなっています。
これは、学校等関係者にご配慮・お気遣い等のご尽力はもちろん、むすこの努力によるものがあります。
生きるための基本として、ともだち・仲間・家族から得る情報、会話と学校等で得た知識をつなげようと懸命に頭を回転させていることが見られます。
高学年になったむすこですが、そんな顔をしているのを見ると、健気にも努力をしているようなものを感じます。
- 頭のどこかに残っているけど整理できていない記憶。
- その記憶を引っ張り出してこれない。
頭の中の文字を読むのが苦手なのでみんなより記憶の蓄積。つまり、頭のデータベースのテーブルを作る暇も無く次にドンドン進んでしまうのです。
先生も言ってましたが、教室ではともだちに勉強のことを聞いているそうです。
それを補うために、知らずのうちにむすこなりにともだちに聞いて喋らせて頭の整理をしているのでしょう。
良い手です。そうしないと追いつかないと焦りがあるのだと思います。
みんなより、2周、3周遅れにはなりますが、これから成長して経験を積んでいけば、自分の努力で文字が苦手なりの工夫を積み重ねて行ってくれるようなそんな兆しを感じます。
まとめ
今日は、5年間むすこが続けてきた「音読」を一般的に言われている「音読の効果」と比べてみました。
本はほとんど読んでいないくせに、普通の人よりは劣っているとは言え、不思議な事に、語彙が豊かになり、会話の幅も広がってきています。
ゲームや動画投稿サイトの影響もあると思います。
オンラインゲームのおかげで家でもずーっとともだちとしゃべっているむすこです。
色々問題はあります、
でも、経験したことは全て無駄では無いと思って、何事も熱中できるようになればいいなと思っています。
コメント
こんにちは、ソライロさん。
息子さん、頑張っておられますね。
うちも音読苦手で、今はDAISY教科書に頼っています。
息子さんは授業中のノートはしっかり書いてらっしゃいますか?
うちは書きも苦手意識がひどくて、まだ促音、拗音等がマスター出来ていないです。
カタカナもどの字がカタカナで書くのかが分からないみたいです。
その為、担任の先生にノートは書ける範囲で書かせてもらって、先生の話に集中させたいと面談で話して了解を頂いていたのですが、あまり書いていないと、メモくらい書きなさいと怒られて泣いてしまったと言っていました。
他にも色々な事で怒られて、今学校に行きたくないと言っています。
担任の先生が駄目なら、他に誰にも相談したら良いのでしょうか?
スクールカウンセラーにも子供の事で話した事があるのですが、若い男の人で、話だけ聞いて最後にかかりつけの小児科で相談してみてくださいと言われただけでした。
がっかりしました。
ヒロミミさん
こんばんは。
それは、随分酷い担任ですね。
ぼくなら、校長に言いにいきます。
それがだめなら教育委員会ですね。
それで改善してくれるかわかりませんが、顛末を話にいきます。
むすこさん大丈夫ですか?
心配です。。。。
ご返信ありがとうございます。
色々考え過ぎてしまい、昨日息子が過呼吸になってしまいました。
昨夜、県の教育相談センターに電話で相談しました。
担任と支援コーディネーター、主任の先生混じえて合理的配慮をお願いしてはどうかと言われました。
息子は、担任の先生には授業中に言われた事を言わないで欲しいと言ってきました。
私が言うことで余計に先生から辛く当たられるのがこわいと。
今は子供は支援級に入りたいと言っているので、そのセッティングを担任には頼んでいます。
私も仕事をしていて、夫は単身赴任の為、すぐに学校に行って対処してやりたいのですか、なかなか一人で全てをやっているので正直しんどいです。
でも子供の為に頑張りたいと思います。
時間的な問題と言うのは中々難しいですね。
学校と言うのは、なんだかんだで共働きには負担なのは全く昔と変わらないのが困ります。
できるだけ、息子さんの希望通りにするのがぼくは一番だと思います。
うちもそうしています。
勉強の事でべったりしないようにしてから、出来る限りの事を自分で考えているようですし、
前からは考えられないような成長が見られるもんだなと思う事もあります。
かと言って限界はありますので、必要とする時に助けるようにしています。
あまり、親もあまり言わないようにしたり、出来る限り自由にさせてやると、
精神状態が安定するのかな?と思っています。
男の子ってそんなもんですかね?
ぼくは、こどもを信じてやるようにしてます。
不安ですけどね。。。。
返信ありがとうございます。
息子の気持ちを大事にしようと思います。
今は毎日つきっきりで勉強を教えていますが、一人でやれるという所はやらせてみようと思います。
なんだか気持ちが楽になりました。
いつもアドバイスをして頂いてありがとうございます。
子供を追い詰めないようにこちらも少し気楽な気持ちで接してみようと思います。