PR

PCと原稿用紙

原稿用紙
この記事は約3分で読めます。
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

やっぱし?原稿用紙嫌いむすこ

小5むすこ、手書きでは信じられない長い文章を機械で記述していました。

去年のむすこからは考えられない。成長が見られます。

そこで、ぼくが

「来年、PCで読書感想文を打つのはどう?」と聞くと

「やだ」

そもそも、原稿用紙のあのマス目の箱が嫌いだから、読書感想文は更に嫌いになってる原因らしい。

原稿用紙のマス目の色なんて、それ程目に突き刺さる色でも無いのですが、そこのところの感覚はよくわからないけどそんな問題じゃないらしい。

でも、何となくわかる。余計な線やマスが嫌なんでしょう。そこのあたりはむすこらしい。

それでも、変な背景に線等がない、iPadの「メモ帳」や、学校の「オクリンク」、LINEのタイムライン等、文字を記述するのは苦労しなくなってきたのはうれしい。

文字を打つ分には原稿用紙のマス等は関係無いと思うのですが、今はとにかくあの原稿用紙をみるのも嫌いになってしまったので、原稿用紙のフォーマットに打つことが問題じゃないらしいです。

PCと原稿用紙

しかし、ふと思ったのですが、PCで作文を打つとしたら、原稿用紙フォーマットは必要?

手書きの場合は、原稿用紙に書いてもらった方が、おおよその字数もわかるし、様式美的にも良いので学校も統一用紙として、管理するのも楽でしょう。
でも、むすこみたいに、「あれ(原稿用紙)、嫌い」と言う子も確かにいる。学校が指定してくるから仕方なく文字を埋める作業をしています。

そこで、国語の場合、書字に困難が見られる子はどんどんPCで打つ方法を教えていった方が良いと思うのです。縦書きの方法、句読点、改行、や文法等、PC上での流儀を教示する。

その方が、書字をすることに疲れたりすることも軽減され、消しカスは無くなり、きれいに記述できるので本人の気持ちの改善にもつながると思うし、、、、デメリットは無いと思うのです。

デメリットがあるとすると、先生のよっては教えるのが大変なことですかね???

読書感想文も、PC原稿自由形式部門があると、おもしろい発想の読書感想文が出てくるような気がします。

あ、読書感想文は自由形式はダメなんでしたね。「すいすいシート」に沿った書き方で、やらないといけないんでしたね。

でも、そんな事を小さい時から繰り返してると、苦手な子は論説文・評論文との区別が付かなくなると思うのです。

大学行きたい子は、大学入試は評論文対策が重要なのであります。

データと原稿用紙

原稿用紙の話に戻します。

ぼくは出版や印刷の世界は門外漢ですが、このデータ送信の時代に出版社だって原稿用紙よりワードや一太郎で送ってくれる方が助かるんじゃないのかと思ってしまいます。

仕事でwordでわざわざ原稿用紙にして送ってくださる方がいらっしゃいますが、これもよくわかりません。

きれいで読みやすいのでその気遣いはありがたいのですが、OCRで読み取ったって変な線とかがあって、具合悪いし。。。。。いっそ、メール等でテキストで送っていただく方が助かります。

現代の卒論だって、横書きのレポート用紙形式で記述するでしょう。

スポンサーリンク

まとめ

そんな感じで、古くから手書きで慣れ親しんでいる原稿用紙に記述する方でPCが不得意な場合は、それで良いと思います。

しかしながら、これからの人であるこどもたちにまで昔の様式美にこだわって、このGIGAスクールの時代に原稿用紙にわざわざこだわる発想は無しにしてもらいたいと思います。

原稿用紙のようなこれまでのフォーマットにこだわるからPC利用が先に進まないと勘ぐってしまいます。

百歩譲って、手書きが必要で管理したいなら「原稿用紙」で良いです。
但し、学習・発達系の子で辛い子がいるのはご承知ください。

学校で、PCでの作文記述OKと言うことになりましたら、原稿用紙フォーマットは無しにして打たせてみようと思います。

なかなか、先は長い。

原稿用紙の老舗・神楽坂の「相馬屋源四郎商店」
原稿用紙の老舗・神楽坂の相馬屋(そうまや)です。江戸時代から文豪に愛された原稿用紙や神楽坂グッズの通販、相馬屋の紹介など。

コメント

タイトルとURLをコピーしました