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小4ディスレクシアむすこが、知識の確認や記憶の為によくやっているのが「説明」をしてくる事です。
これ実は、ぼくも何か発表しないといけない時や未だにやらされるテストの前には、すごく有効で恥ずかしいことですが一人で思わずブツブツいってる事があります。
ぼくの場合、専門的な事なので誰も聞いてくれる人がいないので独り言をするしかないのですが、むすこの場合は家族を使ってなにやら色々とやたら「説明」をしてきます。
多分、そんなところはぼくに似たんだと思います。
しかも、彼の場合は聞いてきたりするので「対話」も求めてくるので、時によってはめんどくさい。
まぁ、コミュニケーションの基本は家庭であると考えていますので、せっかくむすこの身についた会話力や社会性を阻害しないように、もう一歩踏み込んでみたいと思い、こんな本を読んでみました。
いつもは、できる事しかできないので自己流でのこどもとのコミュニケーションでやっていますが、たまには本を参考にするのも良いかなと思いました。
自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方
先日のブラックフライデーでAmazon KindleUnlimitedが3か月間99円/月で契約できました。
だから、99円×3か月=297円ですね。
それで、このkindleプログラムでこの本を借りると無料でしたのでそれを利用しました。
従いまして、紙の本は買っていません。
本の全体の内容
ただ褒めるだけではこどものためにならないと言う考えが、広まりつつある昨今ですが、この本では、罰と褒美を使って子どもをコントロールしようとするのが、「条件付きの接し方」、で行動の良しあしにかかわらず、子どもの気持ちに寄り添っていくのが「無条件の接し方」と言う風に表現しています。
これだけ読むと、「条件付きの接し方」はあまり良い事ではないとお分かりだと思います。そんな事のデメリットとして以下の事が起こりうると説明されています。
- 短期的にしか教育効果がない
- 条件付きの自己肯定感しかもてなくなる
- 親子関係が悪くなる
- 世代を超えて引き継がれる
そんな訳でこどもに対しては「無条件の接し方」をする方が良いでしょうとすることが説明されています。
ぼく的には、「無条件の接し方」とはあまり利害関係の無い他人と話をする時のようなものに似ているような気がしました。
ぼくが読んでみようと思ったのは「アクティブリスニング」のところ
「アクティブ・リスニング」=傾聴
話すことによって、知識を記憶させ、深化させていっていると思われるむすこにとって、会話と言うのが大変重要なことではないかと思い中身を見ていこうと思ったところがこの「アクティブ・リスニング」について書かれていたところです。
この中に、こどもは会話を通じて「認めてもらいたい」と言う気持ちがってそれを認めてもらうと心を開いていくそうです。その逆では否定されていると感じこころを閉ざすらしい。
すなわち、対話・会話を継続していくためにこどもを「認めている」と伝えるのが非常に重要だと。
そのポイントが4つに分けて書いてあります。
- ボディ・ランゲージ
- 無条件の需要精神
- 反映力
- コミュニケーションのバリケードに気をつける
この内容については、ネタバレなので記述はいたしませんが、こんなことの具体例で記述されています。
自分は出来てるよ!
このような本を読むと、こんなことは百も承知でわかっているし、出来てないわけじゃないじゃんとそう思っています。
ただ、相手は自分のこどもとは言え、他人ではありませんが一人の人間です。
本当のところどう思っているのか?
自分の分身だと勘違いして自然に無理やり自分の価値観を押し付けていることもあると思うのです。
そんなことがあれば、わからないけど、あんまりよろしくないのではないかと思い、独りよがりになるのは良くないよなーと思い、手に取ってみたわけです
こんな時には、カウンセリングも含んで、このような客観的な意見が書かれている書物を読んでみるのは有効なのではないかと感じました。
この本の言うことを額面通りに実行しようとは毛頭考えていません。
ただ、記憶のどこかに留めて、迷いが出た時に役に立てていこうと思います。
まとめ
珍しく、小説以外の本を読んでしまいました。
ちょうど、むすこはこれで満足しているのか自問自答している時に見つけた本なので読んでみました。親とは言え、きちんとじぶんを見つめていかないとむすこにとって望んでいないことをしている可能性もあるのかなあと思うところです。
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