PR

家庭内で気をつけたいこと:ダブルバインドと子供の成長

この記事は約2分で読めます。
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

むすこがディスレクシアで、むすめがWISC凸凹で個性的であるため、色んな本や記事を読みました。そんな中で、「ダブルバインド(Double Bind)」という言葉があることを知りました。

直訳すると「二重に拘束する」といった意味らしく、全然意味がわかりませんでした。しかし、精神医学や心理学の用語であると知り、それならわからないはずです。

他人に二つの矛盾する価値観を同時に与えて、それに応じられなくなることを指すそうです。

例えば、よくある話として、親が子供に「自分の考えを自由に表現しなさい」と言いながら、子供が意見を言うと「そんなこと言うな」と叱る、というようなことです。

こどもをのびのび育てたいと言いながら、こどもが「水泳教室をやめる」と言い出すと、「自分でやるって言ったんだからやめるな!最後までやれ!」とか「これから体力の基礎になるからやめるな!」と説得してしまうことも、同様の状況だと思います。

ぼくがこどもの立場でそんな話を聞くと、「え?え?好きなようにしろって言ったじゃん」と素直に思うと同時に、不信感を感じます。

そんな状況の場合、だいたい否定的な思いを抱くもので、それを無理やりやらせたり、体罰等で強制されたりすると、ストレスや混乱を引き起こすことは必至です。自分の経験からもそう思います。

それが親子関係等で長期間にわたって続く場合、精神的な負担が大きくなり、将来にわたってこじれてしまうことも考えられます。

勉強ができなくても、何か良いことを育ててあげたいと思っているので、「自尊心」を揺るぎないものにしたいと、現状での子育ての舵を切っているつもりです。

自主性をここまで自分で育んできて、自己肯定感が増してきたむすこです。

ディスレクシアがわかる前の小3の頃、「どうせバカだから」と言って自信をなくしたむすこには絶対に戻したくないのです。

大人の都合の良い物差しやダブルバインドに触れて自尊心が揺らぐようなことは、せめて家庭内では気をつけていこうと、付かず離れずでむすことの間に境界線を引いて付き合っていこうと思う今日この頃です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました