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中1むすこ。今学期からの定期テストは「自覚」を持ってもらうようにしてもらっています。
1学期までは、テスト直前で下校途中で遊びに行っちゃったり、スパイクが欲しいとスポーツショップに付き合わされたりで、テストが他人事のようでした。
そりゃダメだわ。テストを舐めてる。そもそも勉強嫌いだし。
それでも、この避けて通れない道を「自分事」として捉えてもらうと変わるのではないかと、夏休みは何度も言い聞かせたのであります。
意識変わった??むすこ?
「おとうちゃん!おれサッカーが無い日は勉強がんばる!」と言うむすこ。
ちょうどテスト直前の日がサッカーお休み日。
その日は「勉強」に充てると言っておりました。
まぁ、1学期のように試験直前日だろうがなんだろうが「遊び行ってくる」と言っていたむすこです。
ぼくから見るとそんな事を自発的にそんなことをいうなんて「革命的」です。
こう言うのをビジネス本風に言うと「意識改革」change of thinking って言うんですかね?
信じられん。全く信じられん。
こう言うのって親が「私は言ってるよ、みんなも言いなさい!親もこどもも意識を変えないと!!」なんてどっかの誰かさんのようにSNSやブログで叫んだって、それはただの親のエゴな主張に過ぎないものです。
言ったって反抗期の少年が親の言う事なんて聞いてる訳無いしぃ。
学校の先生から励ましのことばで何か言われたか?
それともクラスメイトとか、好きな異性に言われたとか、部活や、むすこならサッカークラブのメンバーに刺激を受けたか?
自分の置かれた外の環境によるものが大きいのかと思います。
学校の方も変わった?
学校の方も変わってきました。
教科毎に先生が違うので、まだ全体にオーソライズ出来ていないのですが、むすこのような読みに困難があるディスレクシア特性に対する見方が変わって来たように思います。
例えば、反復書字至上主義で暗記をさせようとするやり方。
ディスレクシアなむすこには、
- 苦手な方法での反復学習
- 視写(文字として書かれたものを見て、そのとおりに書き写すこと)
- 薄い文字の上になぞり書きをする
こんな行為はやってはいけない行為です。
論外です。
学校としてはこれまでは、やった証拠として書いたワークを提出することになる教科が多かったのですが、国語と社会でそれが無くなりました。
だって、このブログを読んでいただいている方の中で、英単語、社会の用語、学芸会のセリフ、国家試験の基本書、好きな唄の歌詞、麻雀の役、、、、こんな事をわざわざ書いて覚えたことあります?
書いてmemorizeしようとするのは、何となく「勉強してる気になってる」ような気がするだけだと思います。
少なくとも、ぼくは難しい用語でどうしても解像度が上がらないもの以外は書いて覚えるような効率の悪いことはしたことありません。
さて、その学校の意識がむすこに伝わったのか?
絶対無理と思った「百人一首」を20個と漢字の暗記を自分の方法でそらんじてがんばっています。
社会もNHK for schoolから探した動画を見て、知識を吸収しようとしています。
「百人一首」は難しい漢字もありますし仮名遣いも難しいので、書けという問題は出ません。
せいぜい、「上の句と下の句を合わせろ」と言う問題ぐらいです。
それでも「絶対、おれは覚える!」と燃えています。
こうやって、小学生の頃からちょっぴり成長したむすこになってきてうれしく思う今日この頃です。
もちろん、点数がよければ良いに越したことはありませんが、今のうちは点数には触れないようにしておこうと思います。
成長や意識の変化でそれに応じて上がってくる事を信じています。
とにかく、自分で考えて意識できるように、それとクラスメイトと仲良く、そしてみんなを尊重してもらえる中学生になってくれればとこのテストを通じて、成長してもらえればと考えています。
学校とはテストが終わったら、むすこの特性やお願いしたい事を再度お伝えしにいくと、先生方にもお伝えしているところです。
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