|
今年小学校を卒業したむすこの卒業アルバムが出来上がりました。
最近の出来上がりはこの時期が多いんですかね?
ぼくの頃は、卒業式の時に配られた記憶があります。
むすこのものは文集も一緒に製本されていて、ぼくだったら恥ずかしくて一瞥もしたくない構成です。
昨年、卒業アルバムを作る時にむすこに「いる?」と聞いたのですが、むすこは「絶対要らない!」と拒否しました。
それでも、妻の方が「それは欲しいよ」というので、むすこには「おとうちゃんたちが大事に保管するから買うよ」と言って買う事にしました。
それでも「絶対要らない!」と拒否していました。
「なんで、そんなに要らないっていうの?」と聞くと
「そんなものにお金を使うのはもったいない。」
アルバムだかなんだかよくイメージの沸かなくて、どぶに金を捨てるようで急に渋ちんになります。
想起の悪さがこう言うところに出てきます。卒業アルバムなんか見た事が無いので仕方ありません。
確かに値段はする。確か卒業対策費を含んで3万円以上払いました。
でもね、小学校時代はこんなに親子共々こんなにがんばったのですから。
良い思い出ばかりじゃありませんけど、学校がなんだかんだで大好きなむすこの学校での姿が写っている貴重なものです。むすこを思い返す時期が来た時の為にせめてものアルバムもお願いしました。
写真は見せてくれたけど、文集は見せてくれないむすこ。
中をむすこが見せてくれました、1年生から6年生まで写真があってサブキャラ、メインキャラ問わずむすこもちょこちょこ写っていました。
色んな子がまんべんなく写っていて、アルバム委員の方は本当に大変だったと思います。
こっちにもアルバム委員からは写真依頼もきたことあるし。。。。
そして、むすこが6年生時のクラスページでともだちをひとりひとり読み上げます。
「先生〇〇〇〇、1番〇〇〇〇・・・」
全員の名前を読み上げたあとページをめくると、「文集」が出てきました。
見開きの右側に仲良しだった御三家中学に行った子、左側がむすこです。
「え!みせて!みせて!」と言って、チラリと5行ぐらい読み始めた時です。
「ダメだ!ここからは見せられません。」
「え~、すごく良く書けてるじゃん!見せてよー」
「ダメです。ここから先はぼくがおとなになった時に読んでください。」
目の前で読まれるのが恥ずかしかったみたいです。
5行ぐらいの感想ですが、読みやすい文字。それと出だしから楽しそうな文章。
むすこらしい文章が書かれているようでした。
下書きは軽く読みました。それに比べて格段によくなっています。
よっぽどがんばったんだね。大変だったね。
結局大事そうにしまっていました。
そして、そのアルバムを抱えて大事そうに机の中にしまっていました。
なんだよ。「絶対要らない」とかなんとか言ってた癖に。
見て見たら、意外に良いもので、何が何だかわからないものが急に開けてきて、更に中身のともだちの繋がりを感じたのでしょう。
ともだちを大切にするむすこです。
まあいいや、むすこの大事な品物の一つになればいいなと思いました。
コメント