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よくしゃべるにはしゃべるのですが、広くものを見ているせいか、リビング等では会話が広がり過ぎる小6ディスレクシアなむすこ。
そんなむすこ、相変わらずぼくが風呂に入っていると「おとうちゃん、失礼いたします。」と入ってきます。
その風呂場は狭いせいか、突っ込んだ話が出来る場所の一つであることに気付きました。
この間も前に記述しましたが、小学校の先生の総括や、ともだちの受験の話、学級閉鎖の話、カタカナが苦手で辛かった話等々、結構まじめな事を語れる場所になっています。
むすこのとって広い場所である、教室やリビングはひょっとすると、全てを俯瞰してみてしまう特性があるので小学生の彼には一点の事に集中ができない場所でもあるようなところかもしれません。
逆に、家の風呂場はかなり閉鎖されたところです。
これまでもお風呂にはカタカナ表、新幹線路線図、九九表、日本地図と色んなものを貼っていました。
よかれと思って貼っていたのですが、いい加減定着したものもありますし、それにあのユポ紙は長期間水にさらされているとカビも発生しますので、健康にもよろしくない。
そんなわけで、もう興味なさげなものは撤去して、今は世界地図(低学年用)のみを貼付しております。
これもあまりにもたくさんよくばって貼っていたから、ひとつに集中することができなかったのかなと、振り返るのであります。
世界地図を見始めたむすこ
地図はゴチャゴチャして見なかったむすこ
この世界地図ですが、かなり前から貼ってあります。
むすめなんか保育園時代から、よく見ていて世界地図での難易度高いクイズを親に出していたものです。
むすこの場合、ディスレクシアのせいか、この程度の地図のゴチャゴチャ感でも見るのを嫌がりました。
地図の嫌いと言うよりも、見たくないし見れないのです。
地図どころか国旗もだめでした。
地図を俯瞰して見る事は出来ていたようですが、そこから細部に視点が移すことができないのです。
いつも言っている「森を見て木を見れない、木を見て葉っぱを見れない。」それです。
自分でもチクチクする感じで嫌だと言っていたので、無理に見せたり、特定の国を探せ!なんて地図を使った質問をすることは避けました。
いつか、俯瞰したものから細部に視点が移るきっかけが成長とともに来るのではないかと考えて。
とにかく、ぼくの方からはむすこの頭の中に負荷をかけないようにしました。
絶対、必要になった時、又は興味を持った時に、自分から負荷をかけたくなることがあることを信じて待ちました。
ワールドカップがきっかけ
よく、海外のサッカーを動画で見ているむすこ。
世界のクラブチームの戦いを良くみていて、選手の名前はよく覚えるのですが誰がどこの国の人と言うのはイマイチわからない様子でした。
昨年のワールドカップカタール大会を見てからは、予め覚えている選手と母国が一致してきました。
それに、海外の国に興味を持ってきて「カタールはどこだ?」「ポルトガルとスペインとチュニジアとフランスって近くね?」と言いながら場所も覚えてくるようになりました。
それに付随したものも覚えてきました。
「サンマリーノ!」「アンドラ!!」ヨーロッパの小さい国の位置も確認するようになりました。
「ペルーってここにあるんだ。」
「サウジアラビアはここだ。」
「イラン!」
「グリーンランドってデンマークか、アメリカ人のユーチューバーが行ってたの見たよ。ところでデンマークってどこだ。」
小6なら知っていてあたりまえの事かもしれませんが、低学年用の世界地図を見ながら、ワールドカップ出場国を中心に興味が広がってきました。
興味が視覚の辛さを解消してきたように感じます。これまで遅れていた分を取り返そうとしているようにも感じました。
いいぞ、がんばれ!
まとめ
こども用の世界地図を見るようになった小6むすこの話を記述しました。
成長と共に世界地図が全く見る事が無かった、むすこはもういなくなりました。
次はそこからどう地理と言う学習レベルまで上げることができるかですね。
文字を一個づつきちんと読めるようになったことと、ワールドカップサッカーやYoutube等日頃から目にしているものが役に立ってきました。
むすこにはいつも、無駄なもの等何もない。と言っているのが良いのかもしれません。
現行のはこちらです。国旗がたくさんです。ゴチャゴチャしていますので、むすこが低学年の頃は見れなかったでしょう。
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