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脳梗塞で退院してから、医師の「とにかく血圧を下げましょう!」のことば通りに、家で出来ることをはじめました。
と、その前に一体いつから「こんなに高血圧になったんだ?」と疑問が湧いて来たので、過去の健康診断の資料を調べてみました。。。
過去の健康診断によると。。。
そんな、30代までは健康診断で何も言われた事が無かったような記憶があるんですが。。。
念のため昔の健康診断結果を出してきました。恥を忍んでここで血圧等の推移を記述して見ました。
2007年 40歳 | 2008年 41歳 | 2009年 42歳 | 2010年 43歳 | 2011年 44歳 | 2012年 45歳 | 2013年 46歳 | 2014年 47歳 | 2015年 48歳 | 2016年 49歳 | |
血圧上 | 117 | 122 | 143 | 108 | 116 | 133 | 136 | 168 | 149 | 149 |
血圧下 | 78 | 71 | 96 | 73 | 83 | 89 | 82 | 112 | 99 | 101 |
LDLコレ | ー | 119.0 | 156 | 183 | 205 | 172 | 188 | 175 | 154 | 204 |
2017年 50歳 | 2018年 51歳 | 2019年 52歳 | 2020年 53歳 | 2021年 54歳 | 2022年 55歳 | |
血圧上 | 149 | 148 | 162 | 178 | 153 | |
血圧下 | 99 | 96 | 110 | 112 | 103 | |
LDLコレ | 186 | 186 | 180 | 189 | 210 |
最近の健康診断で血圧以外に注意を指摘されていたのは「LDLコレステロール」です。こちらも拾ってみました。
40歳までは基準値以下だったようで、表示がありませんでした。
この表を見て行くと、「LDLコレステロール」が40歳以降基準値を超えています。
血圧は43歳・44歳で何とか基準値を保ったものの、歳を追って駆け上がっています。
50歳を超えると目もあてられないぐらいの値です。
ぼくは、この時まで血圧とLDLコレ上昇の事を見て見ぬふりをしていました。
お医者殿からは、投薬を拒否し、運動をしてしのごうと考えていました。
それが、「脳梗塞」入院の2日前まで何年もほぼ毎日のように続けていたランニングでした。
運動しても血圧やコレステロールは下がらなかった
上記の表の41歳の時今の自営の仕事を始めています。
クライアントとの面談以外は、家で作業が出来ます。
従って、2008年41歳の時から、通勤が無くなり、外に自分から出ない限り家に籠れるようになりました。
電車通勤というのは体力を使います、大変な事は間違いないですがそれ以上にかなり運動をしていることになっていると思います。ここでその通勤と言う運動が無くなってしまったことになります。ここでこの運動不足がLDLコレの増加を産んで、その結果血圧上昇と言う事になったのだろうと予想されました。
2010年はむすこが産まれた年でかなり元気だった記憶があります、保育園の送り迎えや外遊び等、むすこへの育児でがんばって運動になったのだと思います。
ところが、絶対的な運動不足と味の濃い食事や子供の残した食事を平らげる等過食が入り、コレステロールの増加が止まらず、血圧の上昇につながっているのだと予想しています。
恐らくこの頃に多くの動脈硬化が進んでいたのではないかと思います。
そして、さすがに「これはまずい」と思い、こどももまだ小さいしまだまだ死ぬような病気をしてはいけないと思い、ウォーキングとランニングを始めました。それが2016年49歳です。お医者殿に「運動すれば血圧はすぐに下がるよ」と言われてはじめました。
ところが、お医者殿のことばを信じて始めた運動ですが、ぼくの場合全く効果は見られませんでした。
そして、今年の4月からいよいよ観念して降圧剤の投与を受けることになりました。
降圧剤の投与でも血圧への効果は芳しくない。
4月から降圧剤を飲み始めましたが、実感としてあまり効果があるようにも思えませんでした。
朝服用して、1か月経ったところでようやく夜の血圧測定で下がり気味になりましたが、朝の測定では以前と同じ基準値を超える高血圧のままです。
しかも4月末のGWに入る頃に「痛風発作」を起こします。血液検査での尿酸値も6mg/dLと基準内と検査結果が出ているにも関わらずにです。
少し、痛風発作が収まったところでランニングを再開しましたが、相変わらず朝の血圧測定は以前と変わりませんでした。
「なんで?なんで?血圧下がらないし、足少し痛いし。。。」
2022年5月29日日曜日、30℃を超える夏日にむすこのサッカーの応援に行きました。
そして、翌日2022年5月30日月曜日の朝、どうも右側に軽くふらつきを感じ医者に行ったらそのまま総合病院に送られ、「脳梗塞」での入院となりました。
塩分管理された病院食で血圧が下がる!!
主治医の見立てで「脳梗塞」の主原因が血圧と最初から判断されていたようです。
ですので、主治医がおっしゃるにはぼくの食事は「塩分管理をしっかりしてしていきます。」とのことと、脱水にならないように点滴をしっかりやっていくと告げられました。
その、塩分管理の病院食の効果はすぐに出ました。
朝昼晩と看護師に血圧を測ってもらうのですが、ほとんどの回で基準値にはまっていました。
ただし、リハビリで息を切らしている時を除いてです。
「え~、ほんと???こんな血圧値、しばらく見てませんよ~」
「うん、正常値ですね。」
こんな会話を毎回していました。
そうなんです。
ぼくの場合は、毎日塩分を取り過ぎていただけなんです。
これと、自分なりの塩分管理と水分補給がしっかり実践できていれば「ラクナ梗塞」(脳梗塞の1種)が起こる事はなかったかもしれなかったのです。
すみません。長くなってしまったので明日にします。
つづく
ぼくの血圧計。お世話になってます。
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