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【脳梗塞6】第2・3期リハビリ三昧

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【脳梗塞5】第1期リハビリ・・介護保険のこと
最初の5日ぐらいは、右手足の自由がうまく利かないし、弱気になることもたくさんありました。それにまさか自分が介護保険の申請をするなんてと言う話です。

ここで言う入院中のリハビリ期間は、、、

  • 第1期:5月31日(火)~6月3日(金)入院から不自由から徐々に復活した期間
  • 第2期:6月4日(土)・6月5日(日)医師等はお休みで、リハビリだけをみっちりやった期間
  • 第3期:6月6日(月)~6月8日(水退院日)リハビリ集大成これで病院でのリハビリを終わり!

こんなスケジュールをぼくの中で勝手に決めて、リハビリに取り組みました。

もちろん、週明けの6月6日(月)までに目途が立たなかったら、入院はもう嫌ですが、OT(作業療法士)さんが言う「リハビリ病院転院」を甘受して転院しようと心の中で決めました。

ですので、第1期中に転院を医師以外の方に勧められていましたが、「6月6日の週明けまで待ってくれ、それから結論を出す。」と申し上げておきました。

「脳梗塞」なんて、患うまでどんな病気かも知りませんでしたし、右半身の麻痺体験もはじめてです。

ひょっとしたら、こっから悪化するかもしれないし、麻痺状態はしばらく続くものかもしれません。

でも、むすこ・むすめが「早く帰って来て」と毎晩電話で言ってくれるし、メッセージもくれる。

その事を思い出しながら、弱気になってはいけないとひたすらリハビリと自主トレを教わりがんばろうと言う気になりました。

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入院後初めての週末リハビリ:第2期

この頃の麻痺の状態

週末に入る頃には、幸いにも点滴棒を杖にしながらも自分で歩行ができるようになりました。

それまで、移動には車いすを使っていたのでこれで、ぼくは「いけるぞ!」と思いました。

ところが、足に関しては膝が伸びきったままですし、右足首も上がるどころか自分の意志で曲げることもできません。

上肢も特に右手右腕に関して下記のリンクと同じ道具を使って評価してもらいました。

(3)上肢機能評価 | 酒井医療株式会社
簡易上肢機能検査ステフ : Shoyamao's rehabilitation
簡易上肢機能検査ステフを使った検査表がネット上で見つかった。どこかの病院のセラピストが載せている画像であったが、大丈夫なのか、患者の実名まで記入してある検査表で、一応、名前を消したサンプルとして拝借する。検査は1から10まであり、10に近づ...

こちらのブログにあるような評価をシートに記載されましたが、、、、

利き手であるはずの右手より左手の方が早い!

検査でコマやボールを落とした訳では無いので、出来て無い訳ではない。

しかし、とても悔しい。すごく悔しい。

これで、上肢・下肢と共に、やることがこの週末で明らかになりました。

上肢はとにかく手に力が入るよう脳のトレーニング。例えば、文字を書けるようにすること、お箸を自由に使えるようになること、キーボードを打てるようになること。。。。

下肢は取り敢えず、補助が必要になるぐらいに歩けるようにすること。

そんな事を目標に自主トレに何をすれば良いか聞きました。

自主トレ:下肢

  • スクワット(股関節の内筋を鍛える)
  • ゴムを使った股関節の運動(股関節の外筋)
  • 病棟内をひたすら歩く
  • 足首を上下に動かす(右足を意識する)
  • 足首ストレッチ
  • 太ももの前面にある大腿四頭筋のストレッチ

この時一番重症だったのが、右足首でした。

小学生の頃に合奏でドラムセットを担当して練習したことを思い出しました。そのバスドラムを踏んでリズムを取る動作どころか、バスドラムのペダルを踏めそうにありません。しかもハイハットシンバルを8ビートで叩く動作も無理そうです。

夜寝る前に、かつてドラムセットを練習したことを思い出して、練習をしました。

リハビリに打楽器はいいかもしれませんね。病院だとうるさいですけどね。

セラバンド
セラバンド。色によってゴムの強さがある。緑を選択。筋トレにもリハビリにも使える。ただ、ゴム臭い。匂い過敏のむすこは嫌ってる。でも万能ですごく良い。とぼくは思う。

自主トレ(地味トレ):上肢

上肢は、何でもリハビリだと思って取り組みました。

はみがき、お箸、書字、お着替え、掛け布団を畳む、フリック入力、重いiPhone13Proをあえて右で持つ、薬を自分で包装からだす、紙パックの牛乳にストローを取り出して差す、、、、

そうしているうちに、大体のことはできるようになりました。

どうしても力が入らないものが2箇所。右手小指と右手薬指です。

どうしても、普段あまり使わないので置いてけぼりになっていたようです。

でも、この2本の指はとても大切で、これに力が入らないと、文字を書くことやお箸を使う事、それにはみがきにも力が入りません。

これはどうしたものか、どう自主トレをしたら良いか?

OTさんに聞くと、「地味な訓練しかないっすよ」という。

ハンドグリップとゴルフボール2個を借りて、大量の輪ゴムをもらって指のトレーニングを地味にやることにしました。

輪ゴム
輪ゴムを使った自主トレ。引っ張る動作はやるけど、この開く動作は中々やれない。輪ゴムを使って指を開く自主トレ。地味トレ。
ゴルフボール
ゴルフボール。2個使って右手でグルグル回したり、1個使って小指と薬指で握ったり。自主トレに結構万能。地味トレ。

呂律の方は??

呂律の方は、リハビリで常にべらべら喋らせていただいたおかげで分からないぐらいになりました。

見た目も、右口角が下がっていることもほとんどなくなりました。

あとは、「らりるれろ」これが流暢に言えない。

これを言わされると「脳疾患やったな」とバレます。間違いなく。別にいいけど。

これも地味に「構音の訓練」をしていくしかないですね。

しばらくかかりそうです。

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週末明け:リハビリ第3期へ

週明けの6月6日(月)には、ST、OT、MTさんの週末みっちりリハビリのおかげと、自主トレで見た感じ普通に歩けるようになりました。

更に、持参したiPadのソフトウェアキーボードも早く打てるようになって、仕事メールも普通に打てました。

ぼくの向かいのベッドの年配の方も「あれ、おー、歩けるようになった!」と言われましたし、看護師からも「〇〇さんが、普通に歩いてる~」なんて茶化されました。

もう、ひとりでシャワーも浴びましたし、普通に生活ができそうです。

急速な回復です。毎日毎日出来なかった事が出来るようになっているような気がします。

周りからみても、見てわかるぐらいと言われます。

ただ、1週間の入院生活と、脳の出来立てホヤホヤの運動信号らしく、200mぐらい歩くと疲れます。階段も練習しましたが、やせ我慢でがんばりました。他の動作も長続きしません。

それでも、看護師さん、介護福祉士さんには、「これなら家帰っても大丈夫よ」そんな評価をしてくれていました。

さて、医師とOT、MT、STさんはどう評価するか?

つづく

【脳梗塞7】週明け~退院へ
「脳梗塞」退院記です。入院にバタバタと急に決まりましたが、退院も急に決まりました。入院中も忙しかったし。バタバタでした。

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