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結果がすぐに出ないと我慢できない特性

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むすこが成長するに従って、コントロールが出来るようになって来たことがいくつかあるのですが、その一つとして、「結果をすぐに求める。結果がすぐにわからないと気が済まない。」と言うものがあります。

例えば、

オンライン教材でも答えを早く知りたくて何となく衝動的な感覚で解答ボタンを押してしまったり。

人が答えようとしてるタブレットの画面を見て勝手にボタンを押して答えを先に知ろうとしたり。

テストの結果が早くわからないと我慢が出来なかったり。

結果を早く求め過ぎる、または生き急ぐ場面と言うのがしばしばみられていましたので、じっくり考えたり、じっくり聞いたりしないといけない場面が耐えられない。。。。

むすめみたいな凸凹特性は強く無いですが、LDにつながっている発達的な特性が多分あるのだと思います。

この結果・答えを早く知りたい特性が、落ち着いて文章を読むことが出来なくて、文字が塊のように見えてしまう一つの原因では無いかとぼくも見ています。

そんな、我慢ができない特性がここ2年ぐらいの成長で、だいぶ間隔と余裕が出来てきているように感じます。

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ICT機器

むすこが、ICT機器を使い始めてともだちと最初にコミュニケーションを取ったのは、ゲーム「フォートナイト」のボイスチャットです。

最初は、ひとりでプレイしてたのですが、そのうち「フレンド」と言う仕組みがあってどんどん学校、他校の子とボイスチャットが出来ることで、ともだちとのコミュニケーションが大好きなむすこは、羽が生えたように活用をし始めました。

携帯電話も、キッズ携帯からスマホに変わり、ともだちとLINEで連絡を取り合うようになりました。

ともだちからの連絡が遅い。。。涙目

いやいやこども

最初の頃(3,4年生の頃)、この「フォートナイト」で一緒にプレイしようと約束していたおともだちがログインするのが遅かったりすると、「なんでログインしてくれないんだろ。。。と」極度に落ち込み「なんでログインしてくれないんだろ?」と涙目になって、ぼくに訴えかけてきたりしました。

また、一時だけでしたが電話での返事が遅かったり、LINEの返事がなかったりしても同様に落ち込むことが多く、勝手に「トラブル」認定していたものでした。

こう言ったことは、小学生あるあるだと思いましたので、「ごはんでもたべてるんじゃない。しょうがないじゃん」と言っていたのですが、むすこみたいな子には発達的な何かが絡んでるんじゃないかなと様子をみるようにしていました。

自分本位に考えてしまって、相手の事情なんかわかりゃしないと言うのは、相手の見えないPC、携帯電話等のICT機器では、自分の感情をコントロールできないものなんでしょうね。

凸凹むすめは違う。逆に良い点が出る。

その点、ADHD手前の特性を持つむすめの場合は、色んなことを考えていています。

マルチタスクで常に動いていますので、そんな約束なんかより、他の事で楽しげなものをすぐに見つけて逆に楽しい工作やお絵描きなんかを初めてしまいますので、むすめ的な特性の場合は利点があるんじゃないかなと思います。

二次障害を避けろ!

でも、むすこの場合はそんな悲しい顔をしていても、それを昔流に「めそめそするんじゃない!男らしくない!!」(ぼくが良く親に言われたことです。)、なんて叱ったりしたら大変です。

二次障害にならないように、その時のむすこの感情を尊重し、それはそれで個性で、自立するにはここを通過しないとだめなんだということを言い聞かせて、むすこを見守っていました。

いつの間に、我慢どころか、道徳人間なむすこへ

そんなむすこですが、今ではLINEの返事が遅かろうと、約束の時間を守らない子がいようと、気にすることが無くなりました。

その代わり、「何で遅かったの?」と理由を聞いていることが多く見られます。

それに、自分にも都合があるので、何で遅れたのか正直にともだちに言って了解を取っています。

また、ともだちとの約束がバッティングした時でも「今日は〇〇と遊ぶから今度ね」と、きちんと理由を言ってしっかり断っています。

ぼくが、いつもむすこが「道徳人間」になったと言うのはそう言うところにもあります。

自分の自尊感情を下げるよりは、早く処理した方が良いと言うのが身に付いてきました。

また、人のせいにして悪く罵ったり、当たり散らすと言う事もみたことありません。

集団生活の中で、本人が困った場面になることが多すぎるのでしょう。それを避けるように周りを取り持つのが上手なようです。

先生が「クラスのムードメーカー」と言うのはそんなところにもあるのかもしれません。

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まとめ

そうは言っても、こどもですので我慢できないことがまだまだたくさんあると思います。

オンラインで声を荒げているところもたまにあります。

でも、次の瞬間はケタケタ笑っています。

信用できるともだちがたくさんいて、それはそれでよかったと思っています。

この、発達的な問題を親が言う事なく自分の中で処理して行ければ、LDであろうが、自分の道を見つけることが出来るとぼくは思っています。

困った時は聴いてきてくれ。。。。そんなフェーズにむすこが成長してきたそんな気がします。

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