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小5ディスレクシアむすこは、文字でもなんでもまとまりとして見てしまう特性のようで、たくさんの文字を読むのが苦手と言うのは、以前にも記述している通りです。
図形や立体でもそんな特性が出るみたいで、外から俯瞰すると言う事が苦手です。
その代わり、自分がその中(グラウンドや建物の中)に入り込んでみると雰囲気を察したり、空気を察知できると言う、よくわからない能力を発揮します。
我がむすこの事なのですが、雰囲気や感覚の問題なのでよくわかりません。
サッカーや運動が得意なのは、ひょっとして人より動きが半歩早いと言う事だけかもしれません。
感覚だけでこれまで生きて来たむすこが、今「3.14」を習っています!
ぼくは、あの筋トレばっかやっているむすこが円周率を習っているなんて信じられない。
しかもですね、自慢じゃないけど、「理解」していて「円周なんて簡単!」なんて調子こいています。
単に調子こいているだけでは無かったと言うのを、算数ノートを見て知ったのです。。。。
正多角形を書く練習をしていたむすこ
正八角形
「正多角形を書いてみよう」というのが、円周を習う前段階として課題があったようです。
最初は「正八角形」。。。
しかし、最初はできなかったし、意味わからなかったので「むずかしければ、正五角形から書いてみよう」と言われたようで練習した後がありました。
しかも、ノート以外の裏紙なんかがランドセルから発掘されました。
それで、ノートに本チャンとして自信を持って先生に見せた渾身の作品がこれ。。。
$360÷5=72$ と半径3cmで書いたのはOKだな。でもなんかズレズレ。
赤で直されています。
じゃあ、五角形は奇数なんで偶数でやってみようと「正六角形」にしてみたのはこれ。
どうしてかなー、頂点と低点が下界の平面とズレています。
内接している円とも離れているよ~
やり直し。
救いは、これだけ多角形を書く練習をしているといい加減理屈はわかってきたのか?説明文は丸をもらってる。えらいぞ。
次に書いていた 「正五角形」はやっぱりだめ・・・・でも「正六角形」は普通に書けてる!!
正六角形は、正方形を先に書いているから図形の理屈がわかってきたせいかな?
正五角形は、どうしてもだめなようです。
そして、コツを掴んだむすこ「正八角形」はもう授業では終わってしまい。。。「正十二角形」を書いて見たのがこれです。
うまいと思いませんか?むすこにしては。
今までが滅茶苦茶でしたので、拍手です。
他の子はこれぐらいは最初から書けていそうですが、ここでやっと追いついた気がします。
そして、とうとう「正八角形」書かずに来てしまいました。
ところでがんばった「正五角形」は?
がんばった。なんか、曲がっているように見えますが、むすこにしては美しい。
恐らくですが「二等辺三角形」と言うのが、彼の手の動きを制御させた何かが来たのかと思われます。
ようやく、頭と作業の歯車がかみ合ったのでしょう。
もう一度言います。
美しい。
がんばったよ。
ここまで4日かかってます。
でもね、答えのところ、また「°(度)」が抜けてるんだな。
もうすこしだね。
まとめ
むすこのノートを見てるだけで、ハラハラして疲れます。
でもですね、このような課題は見ているだけじゃ理解できませんので、
こうやって定規とコンパスで手を使ってやってもらうのがうちのむすこには一番、理解が進むんですよね。
さて、ここまでがんばって、彼が「簡単!」と豪語する。
円周、円周率へと進んで行くのでありました。
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