小5のむすこは前からよく「将来こうして、こうしたい、そしてこうなる!」とか将来の見通しと言うか希望を話してくれます。
中には、「ぼくがたくさんお金を稼ぐようになったら、お金をあげる」とか「大きな家を建てたら、おとうちゃんおかあちゃんも一緒に住む」なんてうれしいことを言ってくれます。
先が見えないと不安になる性質なもんで、今から将来の見通しとか目標を決めて「あ~したい、こ~したい」と言う発言になるんだと思います。
忙しい子です。
学習の見通しがきつい分、余計に将来の事は気になるようです。
また、将来の自分の祖先の事や自分のこどもについても気になるようです。
「ひいおじいちゃんはどんな人だった? やさしかった?」とか
「ひいおじいちゃんは、何してた人だった?」
「ぼくの苗字は誰が決めたんだろ?」
なんて、江戸か明治維新の頃の話まで遡ったりすることがあります。
そして、将来の自分のこどもの事も話始めます。
「ぼくに、こどもが出来たら、おとうちゃんと遊んでもらう」とか「絶対、こどもはおとうちゃんに見てもらうんだ」とか、色々語ります。
むすこが話すことはうれしいことだらけです。
でも、何となくロマンあふれる話ばかりなので、試しに現実的な話を持ち掛けて見ました。
「こどもが出来るってことは、結婚もするんだよね」
「え?」
「まぁ、こどもは結婚しなくてもできることもあるけどさ」
「え?やだやだ、お腹が膨れてくるの?」
「なんで、あんたがこども産むんだよ。」
「だって、結婚しないでも出来るんでしょ。」
「違うよ、結婚してない男女でもこどもを作ることは出来るってことだよ。相手がいないとできない。体質でこどもが出来にくい人もいることも忘れないでね。」
「え~。。。。」
隣で聞いていたむすめは薄笑いしています。理解しているからです。
「だって、あんた(妹と)一緒に本(「性は生」)見てたじゃん、忘れちゃった?」
そこでむすめが愛読書であるその本を持ってきて、久々に性についてのおさらいが始まったのであります。
怖がりながらも知りたいむすこ
質問攻めにあいました
そんな話になって、ピアノの練習をしていたはずの妻も何故かこっちにきていました。
この本は、体の違い、赤ちゃんの作り方、守らないと行けない事等々、画を使ってかなり「わかりやすく」説明されています。
いちお、ざーっと説明はしましたが画を見るだけで理解が進むでしょう。
小2のむすめは頭の中では理解していますが、まだ実感がないようです。
一方、むすこ。もう体の変化はもう間もなくです。
「おれはち〇毛が生えればそれでよかったんだよ。だってかっこいいじゃん!」と訳の分からんことを言っていますが、現実の問題としてそれだけと言う訳にはいきません。
先が見えない事に加えて、急な変化にもビビッてしまう質なので、良い機会なので明日にも起こるかもしれない「射精」についても、この本を利用して心構えとして教えておきました。
「なに?それ?おしっこが出るみたいな感じなの???」と案の定ビビっていました。
そして、書いてあることの質問攻めにあいました。
「じ~っい(自慰)って何?」
「え~っと、、、マ~・・・スタ~・・・べ~・・・・ションって何?」
「オ・・・・ナ~・・・・二~・・・って何?」
「全部同じ!」
ディスクレクシア少年が初見のカタカナ文字をよく読めました。エライです。
ただし、そのようなことばは正式名称だとしてもやたら人前に言う事でも無いし、それをすることは悪い事じゃないけどマナーとして人がいるところでしない事と、この本に書いてありましたのでそう言い聞かせておきました。
最後に
この本の最後の段に記述してあったことを見て、「む・・・・せ・・・い(夢精)ってなんだ?」と言うので、軽く本を見ながら説明をしました。
そして、「おとうちゃんはあった?」と聞いてきたので、あまりにも昔の話しなのであんまりよく覚えていませんが、覚えていることを答えておきました。
この現象こそ、明日起こるかもしれませんね。
それと最後に「下着がについちゃったら濡れちゃうしちゃんと洗ってあげるから、出ちゃっても心配しないで。全然汚いものでも、悪い事じゃないからね。」と付け加えておきました。
実際に起こった時に焦らないように、むすこみたいな子にはきちんと教えておかないといけません。
でも、実際に起こったら大騒ぎだろうな。。。。
恥ずかしがって隠すどころか、叩き起こされそう。。。。
そんな気がしてなりません。
あと、今回した話も多分1週間ぐらいすると忘れてそう。。。。。
また説明しないといけないのか???
そんな気もします。
まとめ
もう小5なので同級生でも声変わりがしたり、外見からでも変化がみられる子がいるなぁと認知できる歳になってきました。
むすこは、どっちかと言うとクラスでも小さい方なので見た目では、バブバブの頃と変わらないように見ていましたが、そんな訳にもいきません。
うちのむすこがおとなへ進化する時はどう言う反応をするのか?
楽しみだけど、まじめな顔して淡々と対処してあげようと思います。
だって、本当は内心恥ずかしいことだもんね。絶対。
この本はこどもと一緒に見られる(但しありのままの画もあります)。
下はどちらかと言うと性教育をする方向け、要するに親向け
どちらも参考になって良かった本です。
昔はこう言う本なかったもんね。ぼくの親も全く教えてくれないし。。。。
「そのうち自然にわかる!」なんて言ってる場合じゃない。(実際に言われたことです)
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