年末にぼくの実家に帰りました。
実家までは、うちからは道が空いていれば車で1時間ぐらいで着きます。
会ったのは、ぼくの老母と妹夫婦と今年から社会人の甥っ子。
もう一人兄さんの方の甥っ子がいますが、彼は保育士と幼稚園教諭の免許を持っていて今は施設の職員先生をやっているので、年末年始は忙しく会えず。
むすこがディスレクシアと分かってからすぐにコロナ休校になりましたので、ディスレクシアと分かってからの帰省は初めてでした。
そのハンデがわかってから親戚に面と向かうのは、別に気まずい訳ではありませんが「学校はどう?」とか「勉強しないと」とか「本を読みな」と何気なく社交辞令的に何も知らない老母に言われているむすこを見るととても切ない思いを感じてしまいました。
その点、妹夫婦は、学業についてはもちろん、他人のことを詮索するようなことはな~んにも言わない人種なので、大変付き合いやすいのであります。
むすこは普通にしていれば全くわからない普通の少年なので、親戚一同にはディスレクシアの事は言ってません。老母なんかは言ったって一生わからないと思うし、でも妹一家ぐらいは何かむすこが困った時の為に言っておいた方が良いかもしれないかもと思っています。
いとこのおばちゃん(ぼくの妹)から見たむすこの印象
色々と「気遣いBoy」 になっているむすこ
2年振りに見たぼくの妹から見た、むすこの印象ですが、大きくなったこと、顔つきが変わっていたこと等、見た目は当たり前ですが、かなり大きくなったと言われていました。
顔は冬なのに日焼けしてるし、クソ寒いのに半袖・半ズボンで出かけて行ったもんですから、そこから見える腕も足も筋肉質で一層大人に見えたのかもしれません。
それよりも内面のことで「色々と我慢している」ことがとてもエライと言われました。
逆に、色々と気を遣い過ぎなところが見えてきて切なくなってきたと。。。。
そうなんです。その通りでむすこは、最近色々と「気遣いBoy」なのです。
おばあちゃんが出してくれる大量の食べ物を「全部食べないと悪い」と言ったり、むすめが我がままを言ってることにハイハイ言う事を聞いたりしているのです。
前はお小遣いあげると言うと喜んでいましたが、最近は「おとうちゃんのお金が無くなっちゃうから、要らない」とか言うのです。ちょっと変わってきました。
こどもなのに「気遣いBoy」で、父親のぼくが気が利かない分、申し訳なく思うこともあります。
それは、小5で出来るもんじゃないとぼくの甥っ子も褒めていたそうです。
ぼくとしては、小学生なんですから、まだまだ周りに気を遣わずに色々やって欲しいなと思うんですが、むすこの性分なんでしょうか?
ちょっとここ最近気にしていたところです。
ディスレクシアで学習の手伝いをずっとしてあげているので気になってるのかな?
これまで、ディスレクシアで読む事があまりうまく行かないので、大体一緒に勉強に付き合っていました。
そんな親の気遣いが気になっているのでしょうか?
それが彼の負担になっているのであれば、少しやり方を変えないといけないと思っています。
それでも、5年の2学期になってからは、心の負担を和らげるように自分でやれるところは自分でやるようになっています。
それでも分からない場合は手伝ったりアドバイスをする程度にはしています。
そんなお互い気遣うような生活を2年ぐらい続けているので、それが身に付いてしまったのかもしれません。
逆に、いもうとであるむすめの方が超個性の持ち主なので、圧倒されているのかもしれません。
学校ではどうなんだろ?
ディスレクシアがバレたくなくてかなりがんばっていると先生からは聞いています。
がんばるところを間違えていて逆に負担になっているのであれば、いっそ告白した方がむすこの肩の荷が下りるとも思ったりします。
その方が、むすこのキャラから言って、みんなから勉強を教えてもらえるし、、、、
恥ずかしい事だと思っているのが彼の闇深いところだと思うのであります。
まとめ
親戚から見た2年ぶりにあったむすこの印象を記述してみました。
この歳から気遣いができるなんて、素晴らしいと思いますが、妹たちが言うようにぼくには逆に心配に思うところがあります。
焦らずに、良い方向に行けるように見て行きたいと思います。
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