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クリエイティブ才能が強い人に、最後の校正をやらせていいの?

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来年のカレンダー

今日はおとなの話です。

妻は、デザイン関連の職に就いています。

この間、別の会社同僚の方が外から受注したデザインカレンダーの文言に間違いが発生したまま、印刷して納品してしまったそうです。

細かい事情はわかりませんが、校了した後に若干の修正が入ってしまって、それを直した時に他のところにも手が入ってしまい気付かずに印刷に回ってしまったそうです。

ありがちな事だと思います。

まぁ、ミスは仕方ないんでその対策を!と会社から言われてデザイン部や請け負った営業で対策会議をしたそうです。

それを聞いて思ったことを記述しようと思います。

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クリエイティブな人たちの特性

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クリエイティブな才能が強い集団ほど、「校正」なんかは苦手どころか、いやいややる人が多いんではないかな?と思うのです。

大きい会社が内製等で資料を作る場合は、必ず間違いがあるからデザインとは別に内容に精通したディレクターが責任を持って赤を入れる事が多いはずなんですが、そんな余裕の無いようなところでは、デザインする人に全部丸投げしがちです。

しかも、印刷直前の修正なんて、納期に間に合わせようとして、頭の中で手順をひっくり返して作業するわけですから、修正するどころかミスを呼ぶに決まっていることでしょう。

事務職だってそうでしょう。

クリエイティブ心が強い人ほど、自分のペースを守りがちな人が多い訳ですから、間違いのまま提出してしまったクリエイターは相当な負荷がかかる訳です。

そんな時は、依頼を受けた営業側が「おれ知らないよ、間違ったのはおまえだろ」とクリエイターに責任を擦り付けるようとして圧迫するのは如何なもんだろうかと思います。

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適材適所が大事

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実際、妻の会社はそんな意見も飛んで、妻が「それは違う」とやんわり言って収めたそうです。

妻が言うには、クリエイター部門では自分も含めて発達系の障害までいかなくても発達系のものを感じる同僚が多くいるように感じているみたいです。

最初に入社した時は「自分も変わってるけど、変わった人が多いな」と思う部署だったそうですが、結婚してこどもが生まれそのむすこのLDやむすめの凸凹で常にそんな事を考えている生活に変わり、やはりこのような才能のある人は。。。。。とあてはまるようなことが目立つようになったそうです。

そう思うと、組織で動く以上、他人の仕事を請け負う以上、少数精鋭でやっていく以上、得意不得意を分業化して、適材適所で効率よく業務を進めないと業務自体が破綻の道に進むのではないでしょうか。

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まとめ

仕事なので「合理的配慮」と言うことばは合わないですが、組織である以上、能力に合わせた業務をやってもらう必要があると思いました。

人事を担当する方もその辺りの気配りが無いとやっていけない時代なんでしょう。

人を責めるんじゃなくて、責めるべきは仕事の段取りだと思います。

人の能力を見抜けない会社はどんどんブラック化していくんだろうなと思ってしまいました。

妻の会社もそこに気付いてくれれば、クオリティの高い企業になるんじゃないでしょうかと感じた話でした。

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