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小5むすこ教科書の「たずねびと」を音読。少し読字が改善か?

リーディングトラッカー
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小5ディスレクシアむすこの音読宿題続いています。

多少の何日かの休止はありますが、ほぼ毎日です。

3年生、4年生の頃は、2,3行を読み上げるのが精一杯だったこともありました。

「もう、こんなに辛いなら、ここで止めよう!」と切り上げたことも数知れずです。

何となく特性的にくせがつかめてきたので、「1文字、1文字、意味が分からなくても良いからやってみよう!」と続けて半年以上。

ちょっと改善進んできたなと思う今日この頃です。

ディスレクシアむすこ、文を読む時の特徴
漢字、熟語、この意味がわからないと、短文だろうが長文だろうが文章の意味はわからないでしょう。ゆっくり教えて行くことが大事です。
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自分で決めた目標、それだけはがんばれる。

ぼくは、別に音読の宿題なんか無理にがんばらなくて良いと思っているのですが、彼の中でサボリは許せないものがあるようです。

学校には無理させない配慮をしていただいているので、自分で決めて読むようにしています。

今までは、10行程度の目標で出来て5行、調子悪いと2,3行でしたが、今では、段落番号を学校で書いてきて、ひと段落を区切りを目標に読んでいます。

先の目標や見通しが分かると、気持ちが安定してくるのか、結構強いむすこです。

漢字が読めなかったり、表記ことばをついつい話し言葉に言い換えてしまって間違えもありますが、ぼくが指摘しても機嫌を損ねることなく素直に訂正して、結構流暢に読んでくれます。

もう、音読でたどたどしいむすこはいません。

感情を込めて読んでくれる時は本当にディスレクシアの改善ってあるもんだなと感じます。

決して完璧なわけではありませんが、うれしくなります。

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国語で習っているところ

たずねびとを音読するむすこ。リーディングトラッカーがあると文字を読みやすくなるようです。

たずねびと

今、国語で習っているのは久々の読みものです。

これは、広島原爆の話です。現代の女の子が同性同名の原爆の日からいなくなった広島の女の子を探しに行く話です。

このような現代文は 本を読むのは嫌いなことは嫌いですが 、情景や心情が伝わりやすいので入り込めれば、なんとか読もうと言う意欲が沸くようです。

特に、自分の身に起こったらどうしようと思っている戦争の話や自分と同世代で目線があった話は、興味がある方です。

この話では、戦争・原爆の恐怖と同世代の登場人物を通して彼の心に訴えられたものがあったようです。

民話や古典は全くうけつけませんが、このように情景・心情が合い読みやすい話ですと、彼の気持ちの歯車がかみ合い、やる気にもつながります。

「読書も、こどものうちは色々なものに触れて見聞をひろげよう!」と言うおとなもいますが、ダメな子もいます。

逆に「民話も古典も詩も日本文学も海外文学も評論も、なんでもOKだぜ」と言う小学生がいたらお目にかかりたいものです。

おとなだって、本の向き不向きはあるはずでしょう。

Youtubeで「原爆の動画を一緒にみよう」

むすこがぼくのところに来て言います。

「おとうちゃん、原爆の動画を一緒にみよう」

「自分で検索してみればいいじゃん」

「だって、こわい。。。。」

怖ければ見なければいいのに。。この「たずねびと」と言う物語を読んで、一度に十何万の方が亡くなり、いなくなった人もたくさんいるこの「原爆」と言うものは一体どんなものか?確認したかったようです。

爆弾がたくさん落ちてくる「空襲」や兵士同士の戦いは、何となく想像がつくようですが、1発の爆弾がどんな威力で街を粉々にしたのか?物語を読んでも全く想像がつかなかったようです。

散々フォートナイトやっていても、いくら何でも核爆弾は出てきません。

「よし、わかった検索して見てみよう!」

「うん」

「どれがいいかなー」

と一緒に動画を選んでいるところに、気付くといつの間にかぼくのうしろに「わたしも見る」と見る気満々な小2のむすめが正座して座っていました。

むすめも来ちゃったけど仕方ない。見せよう。

NHKスペシャルの動画や、どこから持ってきたのか?米軍が撮ったもの、原爆の映画を編集されているもの等、中には原爆とは全く関係ない残忍な画像が混じった悪質なものもありましたが、むすこに言われるままに見て行きました。そして、凡そ原爆のことがイメージ出来たようです。

むすめにはちょっとショックだったかな?泣いていました。

むすこは、あのキノコ雲の下にぼくがいたらどうなっていた?とシミュレーションをしていました。

それから、朝のNHKニュースの天気予報で広島原爆ドームの映像が出ると「あ、あれ!」と言います。あの建物はただ単に古くなったのではなく、なんで破壊されているか理解してくれたようです。

今は、良いですね書物が苦手でもこうやって映像がいつでもどこでも見られる時代になって、しかしYoutubeは役立つ動画がたくさんアップされていて大変便利なのですが、逆に質の悪いものやわざと画を差し替えているものもあったりで困りますね。

何とかならないものなんですかね。

やはり、13歳未満は親と一緒に見ると言うのが基本にしていかないとこどもに勘違いを与えますね。

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まとめ

むすこの今の音読の様子と、Youtubeでその物語の情景の確認をしたことを記述いたしました。

これまでスラスラ読めたのは、大抵、他の人が音読したものの教科書の文章を全部覚えていた時でした。

高学年になった今は、聞いただけで教科書を覚えるって言っても文量が多いので大変です。無理だと思います。

それでも、リーディングトラッカーの力も借りながら、自分なりに読字の改善をがんばっているなと感じるむすこです。

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