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小5分数でつまづきから分かった事

分数計算ドリル
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小5ディスレクシアむすこ、算数の旅が続いています。

特性的に苦手なものを克服しようなんて「無理無理!」と、

いつも自分で言ってるのに、惜しいところや、前に克服できたはずのものを忘れてしまったりしていると、やっぱり諦めきれずに宿題に付き合ってしまいます。

小5になって想像力や論理的思考を求められるような単元が増えました、更に既習の手段を横断的に活用します。1個でも忘れていたら出来ないものが増えました。

ある程度できると思っていた算数ですが、忘れているものが多いのでつまづきます。

受験をする訳では無いので、周りのように勉強のみで学力を上げようと言う考えはありません。

したがって、なんで学習をしないといけないのか?と考えさせるには、実感できるようなことを体験を重ねるようなことをしていく。

それしかないのかと思うのであります。

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小5の分数は不得意な子には大変な作業であります。

小5の分数について

整理のために小5でならう分数をまとめるとざっくり以下の事です。

  1. 分数の大きさ(数の比較等)
  2. 分数を少数に直す(またその逆)
  3. 通分
  4. 約分
  5. 仮分数・帯分数
  6. 分数のたし算・ひき算

こんなところです。

さて、上記1~2までは順調にきました。

ところが、少し教えて「通分」になると1度はプリントを全部こなしたこともありますが、「たし算とひき算」のところになると出来なくなりました。

「約分」も出来ません。やる意味もわかっていないようです。

しまいには、全部崩れ落ちるように頭の中で拒否反応が起こったようにできなくなりました。

分数のたし算とひき算のせいだ。

分数の「たし算・ひき算」が原因です。

ここでやらないといけないのは、頭の中で「想像力・論理的思考」を求められ、既習の手段を総合的に活用し正確に解くことを求められるからです。

「まず、通分して、たし算(ひき算)して、出来た値を約分して、完成!!」と言うプロセスが必要と思いますが、簡単に挙げると以下です。

  1. 分母が異なる場合は通分(かけ算)
  2. たし算・ひき算
  3. 約分(最大公約数で割る)

このブログ上にサラッと書いてしまうと簡単ですが、むすこの頭の中ではこの「想像力・論理的思考」プロセスがわかっていても。
でも、既習の手段の活用方法が思い浮かばなかったり、忘れていたりで用いることが出来ないことがわかりました。

喉元までやり方は出てくるけど、何を活用したらわからないもどかしさや葛藤があって涙目になりながら取り組むのであります。。。。かわいそうです。

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むすこが分かっていない算数の単元を遡及してみた。

分数の計算で使う過去の知識

「分母が違ったら、通分することは知ってる?」と聞いて見ました

「わかる!」

それは分かっています。

「じゃあ、なんで分母が違うと通分しないといけないか知ってる?」

「・・・・・」

計算式で見たもので何をしないといけないかはわかるけど、理屈は分かっていないようです。

NHK for school(さんすう犬ワン)で何度も見せたんだけどなー

でも、ここでこの理屈を説明しても、前段階の技術的なものがわかっていないので理屈の説明はやめました。

それじゃあっと、用いる技術的な手段で分かっていないものを遡及してみました。

分数の計算には以下のものを用います。習った順番に並べてみました。

  1. たし算
  2. ひき算
  3. かけ算(九九:通分等に使う)
  4. わり算(約分に使う)
  5. 公倍数(通分に使う)
  6. 最小公約数(最後の約分に使う)

これらのどれを活用したら分数の問題が解けるか?と言うのもまた今度にして、不完全なものを復習しようと言うことに立ち帰ってやってみたいと思います。

やっぱり九九かな

たし算・ひき算は大丈夫です。目の前に書いてあるものであればこなせます。

但し、3の九九は未だ不完全です。

2年生の時、九九を語呂で覚えるのは早かったのですが、記述されている数字と一致しません。

まるで、外国語の歌詞を耳で聞いて覚えたフレーズの歌詞カードを見て「全然違うスペルだった!」そんな感じです。

LDならではです。

そうやって、2年生の時に九九をこなしました。

語呂と言うかフレーズで覚えて、数字と一致していないので、7の段とか8の段あたりは違う数字に置き換わってしまっています。

競争意識は強いので、当時誰よりも早く唱えることができてもこれでは意味がありません。

中学生ぐらいまでにできればいいやと思っていたのですが、分数で少し自信を無くしてしまったように見受けられますので、九九の勉強を今一度チャレンジしてみようと思います。

その他:数量の概念(基数性)が分かっていないのか?

「数量」の概念と言うのが分かっていないのかな?と言うのがぼくの見立てです。

専門用語で「基数性」と言うそうです。

要するに、「だいたいこれぐらい」など「おおよその数字」(概数)を導くことです。

これには、同時処理能力(マルチタスク)が求められるようです。

見たり聞いたりした情報を関連性や因果関係からまとめて考えられたりする能力のことです。

やることだけ伝えれば他のことを聞かずに自分でやれたり、規則性を見つけるのが得意だったり、でも余計な事は雑にこなす。でも合ってる。そんな特徴でしょう。

そんな人は「基数性」が求められるものは得意だそうです。。。。書いていて思ったのは、むすめそっくりでは無いか?

「わり算」や「約数」なんてその「数量」の概念が不得意であると、わり算はひっ算しないと出来ないだろうし、ひっ算してもおおよその数字の見当も付けるのは難しいのであります。

従って、わり算はお手上げになる場合があります。

だから、このままでは「最大公約数」なんて一生理解することは不可能。

まさにむすこの状態はこれです。

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対策

九九

タンスに貼ったお手製の九九表

何はともあれ、まずこれです。

小2の時に、フレーズとしては一度は覚えて合格点をもらっています。

時間の経過とともに、言いやすいフレーズになって正確もクソもなくなってしまいました。

当時、耳で聞いて覚えらえるのですから、絶対に覚えなおしが効くはず!

この聴覚優位を利用して、もう一度やり直しをすることにしました。

そこで、やり方ですが、寝る前にぼくとやります。

ぼくが式を言います

「いんいちが?」(1×1=)

「いち!」(1)

それを「9×9」までやります。

初めてやり始めた時は最悪です。

ぼくまでむすこに釣られて「ししちにじゅうし」なんて間違いをOKしてしまって「あれ?いま間違えた???」って、何度も二人でつまづいて結構時間が掛かってしまいました。

仕方ない、今は九九表を印刷してタンスに貼って練習です。

まるで、発声練習みたいです。

小2当時に比べて、数字を見慣れてきているので表記数字と表音と照らし合わせるのは難しくはないでしょう。

数量の概念

twitterのフォロワーさんからご紹介いただいた、このパズルのようなドリルで練習です。

天才能ドリル:初級!

半信半疑で購入しましたが、中味は結構良い!

「初級:5才~小学低学年 からスタートじゃ」とむすこは最初は嫌そうな顔していましたが、「これは勉強ではない。生活に必要なパズルじゃ」と言うと「じゃあ、初球からやる!」と簡単だけど取り組んでくれています。

これを利用して何かむすこの頭で気付くことがあれば儲けもんです。

「初級」「中級」「上級」とあって全部机に置いといたら、「初級」は当然自分のものと思っていたむすめ。

やろうとしているので

「これは、おにいちゃんのだよ」と言うと

がっかりしていました。

しかし「天才能ドリル」と言うネーミングがね。

よくわかりません。

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まとめ

小5むすこの分数でつまづき始めたので気付いたことを記述しました。

勉強なんて順調にいくに越したことはありませんが、

つまづいて初めて、不得意が明るみになるもんです。

つまづき上等

涙目が笑顔になる日が来るだろうか?

一難去ってまた一難、まだまだ続くのであります。

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