小5ディスレクシアむすこ。毎朝、必ずと言っていいほど「オンライン授業がいい!」と言って出かけます。
むすこの言い分として、「だって、ギリギリまでゲームとかできるじゃん」だそうです。
なるほど、時間を有効活用できる訳です。たった3分の登校時間が惜しいのですね。
大変合理的であります。いつも忙しいむすこらしい。
ただね、うちの区は「オンライン授業」やってないんすよね~
「オンライン指導」って言ったっけ??
だから、考えたくないけど学校全体が感染症に包まれるようなことが無いとあり得ないわけで。
それでも、土曜日授業ぐらい、3限しかないんだから実験的にやってもいいと思うんですけどね。
それよりも、むすこの仲良しのともだちは無事完治して待期期間も満了して学校にくるようになったそうです。
よかったね。
他にも罹っているご家庭があると言うことらしく近所にも間違いなくウィルスはいらっしゃいます。
調子が悪い時は無理をしないようにしないといけません。
むすこ、2学期からの学習
目標を決めた
ぼくは、何か仕事をするにしても「目標」とかあるにはあるけど、あまり具体的なことを決めると融通が利かなくなってしまうのがちょっと嫌なタイプなので、結果ここまでできればと言う最低ラインぐらいを決める性質です。
だから、「目標」と言うのはあまり明確にしないタイプ。
でも、むすこは違います、明確な目標を決めるタイプ。
読字の障害で、できないことがわかっていても決めるタイプ。
父子でもちょっと違うなと思っていましたが、、、、いました家人にそんなタイプ。
妻です。
この前の誕生日でも「〇〇才の目標を決めたよ。」
年が明けたお正月にも「今年の目標は〇〇にする」
なんてことをいつも言っています。
目標を持てることは羨ましいなと思ってしまいます。
これに似たんですな。良いことです。
むすこの目標
さて、むすこの目標ですが意外にもテストの点数を言い出しました。
「今年は、テストは全部70点以上を取る!」
微妙な点数を言い出して笑いそうになりました。
良いんじゃないですか、尊重しましょう。
20点でも30点でもおとうちゃんは文句言いません。
出来たところは褒めてあげましょう。
「70点以上」を取り続けて目標を続けていけたら、きっと良い事があるかもしれません。
勉強の仕方
5年生になってかなり宿題が出るようになりました。
そして、これまでの事が分かっていないと難しい問題が増えました。
5年生ぐらいになれば自分で勉強してくれるかと夢見ていましたが、とんでもありません。
逆に、そばにいて過去の事を復習しながらでないと先に進められません。
個別学習指導の塾の形式が流行っているのがわかるような気がします。
昨日記述した算数の「最小公倍数」「最大公約数」の問題なんか良い例です。
かけ算を3年前に習ったばかりでそれから畳みかけるように、ひっ算、2桁、3桁、小数点、、、、等、
九九でさえ不完全で理解が出来ないままです。それにこんな難しそうな用語かの問題をすんなり理解してもらおうなんて、文科省も都合が良いと思います。
特に、むすこは読字障害が強い。
整数を導くために1個1個かけ算を最初にやらせたらそれだけで混乱して涙目です。
社会、理科の図式、グラフなんかも同様です。
穴埋め問題や選択肢問題もどこに選択肢があるか見ることができなくて的外れなことを書いてしまう事がたくさんあります。
本に触れる事もないので、資料の活用や前提の知識がほとんどありませんし、何が大切か全く理解が出来ないまま授業が進むと、本当にわからないまま小学生が終わってしまいます。
ぼくも、宿題を見て今むすこがどんな事を習っているのか?確認しながらそばに付いて教えてあげています。
ディスレクシアのむすこ特有の特性を理解しながら、学校の授業を理解してもらおうか?
YoutubeやNHK for school等の動画を駆使しながら、
かなり、必死に教えてあげている状態です。
まとめ
今学期もぼくが家にいる時は、出来るだけむすこの勉強に付き合ってあげようと思います。
ひとつむすこが自分なりに工夫していて感心したのは、自分で「区切り線」を引いていたことです。
ごちゃごちゃ書いてあるテストやドリルに、ここからここまでがひとつの問題、ここからが違う問題と自分が見やすいように区分けする「区切り線」を引いて視線・頭の整理をするように始めていたことです。
もしや、先生がひとつの知恵として教えてくれたのかもしれませんが、こうやってひとつひとつ自分の力で解決しようとする意欲が出てきたと思うとうれしくなりました。
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