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「♪The Galaxy Express three nine(999). A jouney to the stars♪」と
小5のむすこ。相変わらず、お風呂で銀河鉄道999の唄を唄ってくれています。
英語の授業のおかげで英語が身近に感じて親しみが出てきたようです。
「おとうちゃん、「じゅぁーにー」(jouney)ってなーに?」と本格的な英語読みで聞いてきます。
おとうちゃんはストレートに「ジャーニー」派だな。(この発音じゃ外国人には通じないだろうな。)
ちゃんと聞いてさえいればと、こどもの耳の良さにビビるであります。
「ところで、このコロナの時代にいつ唄うの?」と聞いたら、
「違うよ、演奏だよ。ぼくは小太鼓」
「え?」
「おとうちゃん見に来てね?」
なんだ?てっきりみんなで唄でも披露してくれるのかと思ったら、演奏だったんだ。
まぁ、英語にも興味を持ってくれているのだから、それはそれで良いのですが。。。。
狭いところがあまり好きではないというむすこ
むすこは、ちいさい頃から狭い部屋があまり好きではないと言っています。
今は、あまり言いませんが言わないだけで基本的には同じでしょう。
エレベーター、トイレ、お風呂、そこに行かないと仕方が無いものは平気な振りをしているようですが、実は嫌いと言いたげな表情をします。
公園に行っても、森林のようなところは寄り付かず、炎天下でも太陽を遮るものがない広場を好みます。ついていくこっちはたまりません。
何となく閉じられているところに窮屈勘を感じてしまうのでしょう。
勉強も音読も食卓等広いところで行っています。
機械を動かすのが面倒なPCゲームは仕方ないので自分の机です。
それは、画面の中から世界が広がるので大丈夫なようです。
一度、自然の森に連れて行きたかったなー
実は、この夏休みは長野県の高原に連れて行く予定でした。
山登りはぼくが嫌いなのでしませんが、車で高原まで行き、むすこがあまり寄り付きたがらない整備された森林道にむすこを連れていこうと思っていました。
「森を見て木を見ない」「木を見るけど葉っぱを見ない」所謂「1点に視線が集中することが難しい」そんな特性なために、全体をみることがまず第一なむすこに実際に森に入ってもらって、木を見せようと考えていました。
芽が出たばかりの木、立派に育ってる木、朽ち果ててしまった木、それについている葉、花、、、、
全体の雰囲気で物事を判断しがちなむすこが、森や木を通して、全体を見渡してしまいがちな視点を細かい部品である葉や花を見る事も大事だと言う事に経験を持って気付いて欲しいと思ったからです。
そして、人間より寿命が長い森の木々に時系列の概念も感じ取って欲しい。
これから育っていく木もあれば、今立派に育った木、その隣の老木、倒木、土に帰って行っている途中の腐りかけの木。
時間の経過を感じる木や植物を見て、自分の将来を改めて考えるきっかけになれば更に良いと。。。
森には長い時間を感じるものが溢れています。
そこに入ると人は小さなものだと感じますが、ぼくの考えはそこでは無く。
森全体を見るのではなく、外から木がゴチャゴチャ生えている森を知るために、森を構成している木の種類、葉っぱ、木の成長、時間の経過を具体的な視点を通じて感じてもらいたいと、それを狙ったからです。
机上の訓練では学習を通じて「ひとつひとつ見て行こう」と言うのはいつでもできます。
身をもった自分の経験から1点づつみていく機会というのは、
このようなことは夏休みや長い連休にしか体験できないことでしょう。
それだけに、今年もとても残念な夏休みになってしまいました。
まとめ
本人も全く気付かない理由で、文字を読む事に苦労しています。
それはちいさい頃からの特性なので、気付くわけはありません。
字を読む必要がほとんどない幼児の頃に自分なりに周囲の事を理解するために、ある種動物的な特性が付きそのままできてしまっています。
そして、小学校に入学して文字を読む事が必要になり、文字を読むことが不得意でも、この特性によって何となく雰囲気で理解してしまう。それがたとえ間違った理解でもわかったようになってしまう。
これでは、社会生活に支障が出てしまうのは間違いありません。
人だって他の動植物同様、自然の創造物であり分子の化合物であります。
学習から学ぶことももちろんですが、自然から知ることだってあるでしょう。
それだけに、またの機会を見つけて手を変え品を変えむすこの改善に努めていこうと思います。
とりあえず一緒に近所の大公園に一緒に行くかな、虫よけスプレー必須だよ。
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