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ディスレクシアな小5むすこ。
ともだちと遊ぶの大好きだし、最近はアクティブラーニング的な授業でも発表するのが好きだと言っています(但し、考えるのは嫌いと言っています)。
他人とのコミュニケーションを取っていくのが苦手な方では無いとぼくの方も、本人も自覚をしています
そんなむすこ、読字とことばの想起が不得意で、ワーキングメモリ(特に長期記憶)が他人より劣っているのに、どうやって他人との意思疎通を図っているのでしょうか?
初めて海外に行った時と同じ
むすこが、ぼくに何かを頼む時、あるいはネットワークゲームでともだちと話している時に気付いたことです。
例えば、ぼくとの会話
おとうちゃん、知らない? いつもぼくがさあ、あれ青のさあ、夜いつも着てるやつ、どこやったかな??
青のジャージ?
そうそう!
こんな感じで、何であるかのことばの想起が全く働かず一生懸命説明します。
しかもそのジャージを自分で洗濯籠に入れていることも忘れてます。
日常でしょちゅう出てくることばは忘れる前に出てくるので脳みそのメモリーに上書きされていきますが、小学生の今は「ジャージ」と言うことばは、ともだちの間でもあまり使わないのでしょう。
そして、ともだちとの会話でも、頭の中では言いたい事の想像図が出来上がっていても、(ことばの想起ができないから)一言では説明ができずまわりくどい言い回しでともだちに説明をします。
ともだちもやさしいので「それって〇〇じゃね!?」と助け船を出すと、むすこも思い出して「そうそう!〇〇!!ありがとう」なんて言う会話を耳にします。
妻が言ってたのですが、彼女がずっと前に英会話学校に通っている時に「英単語を忘れてしまったら、それが何であるか一生懸命説明して、分かってもらう事が大事だよ」と言われてそれが今でも忘れられないそうです。
きっと、当時まだ見ぬむすこも妻の体のどこかでその説明を聞いていたのかもしれないかも。
そう思うと、ぼくも海外に行く事が浅い頃に、どうしても言い回しが分からない時は、間違ってもいいから伝わればいいや!とやっていたことを思い出しました。
そう言うのと同じ状態なんだろうなと思うのであります。
しかし、そんな事が将来に渡ってこの先続いていくと思うと大変だな。頭の中疲れちゃいますね。
ともだちにはお世話になっているのですよ。
いくら、小学校で習うことばを詰め込んだとしても、日常使わなければドンドンわすれてしまいます。
そして、ワーキングメモリが劣っている場合忘れる速さが人より速い。
むすこの場合、他人と会話する機会が多いので、わからないことがあればすぐ聞いて解決している能力がぼくなんかよりずっと高い方です。
幼少期からともだちと外で遊ぶのが好きなむすこです。
文字なんか変な模様みたいだし、ごちゃごちゃ書いてあるだけで見づらく、意味のあるものだと思わず。自分には関係無いものと考え、最低限のことだけ分かればいいやと、無理な範囲のものは読むことを捨てともだちにや親に聞いて日常に困らないように当時から訓練をしていたのかもしれない。
そんなことを思うのであります。
ディスレクシアと言っても、本人が持って生まれた自覚で生きていく力を身に着けている。
「それでは、困るんだよ!」と言われてしまいそうですが、本人の特性上無理をさせず自ら解決策を持っているのであればそれに頼るのが一番のような気がしています。
まとめ
ディスレクシアのむすこが、コミュニケーション能力高めなのかについて記述してみました。
むすこの場合は、ともだちが多くて本当に助かります。
緊急事態宣言下、所属しているサッカーチームとしての練習が出来ませんが、
お休みの日には、色んなともだちが迎えに来ますし、
フォートナイトを立ち上げると、ともだちから声がすぐにかかり、
スマホを開くと基本自分が送る時しか見ないので、見ない間のLINEメッセージが溜まっている。
そんなキャラのむすこです。
恐らく、「なんか、おかしいやつ」と気付いている子は気付いているでしょう。
ことばの想起が不得意でも、ことばの補助はともだち同士で十分にやっているのだと思います。
そんな事を今後も続けて良いともだちに恵まれて行けるようであれば遊び回っているのも、将来独り立ちした後でも役に立つのではないかと期待しているところです。
ぼくが今できることは、、、、先生と連携して、漢字プリンントと算数テストの間違いにチェック!だけなのであります。
そう言えば、間違いが減ってきたような気がする。。。。。
ぼくがやること少なくなってるかも。
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