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むすこと「忘却曲線」

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この間、妻と朝ごはんを作りながら、次から次へと自動更新で再生されるYoutubeを見聞きしていたら「忘却曲線」がどうのこうのと言っている方がいらっしゃいました。

この時のYoutuberの話題は「頭が良い=記憶力が良い」これは違うんじゃないか?と言う話題。

この話題自体はどうでも良いのですが、ぼくは「忘却曲線」を知りませんでした。

ことばから、何となくイメージはつくのですが、どんなものかはっきりとは分かりません。

でも、むすこの興味の無い事はきれいさっぱり思い出せなくなる脳みその作りを考えると、その「忘却曲線」と言うのが気になって仕方なくなってしまいました。

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「忘却曲線」ってなんだ?

エビングハウス(独)の忘却曲線

代表的な忘却曲線

オリジナルのアップロード者は英語版ウィキペディアのIcezさん – Originally from en.wikipedia; description page is/was here., パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=2214107による

詳しくは割愛しますが「節約率」と言う数値で表されます。
簡単に言うと、学習後早く復習すると「最初に覚えた時よりも、こんだけ楽に思い出せるよ」と言う数値だそうです。

20分後には、節約率が58%であった。
11時間後には、節約率が44%であった。
約9時間後には、節約率は35%であった。
1日後には、節約率が34%であった。
2日後には、節約率が27%であった。
6日後には、節約率が25%であった。
1ヶ月後には、節約率が21%であった。

色んなサイトをみましたが、「時間が経つとこれだけ忘れる」とおっしゃっているサイトもありましたが、それは「エビングハウスの忘却曲線」の事を指しているのであれば間違いです。

しかし、1か月後に復習しても21%の節約率ならいいな。

ぼくなら、完全に忘れると思います。ものによると思うんですけどね。

この研究は、1885年に出版された本にエビングハウスさん自身の実験結果として書かれていたそうです。ずいぶん昔なんですね。

忘却曲線 - Wikipedia

「学習曲線」というのもあるらしい

エビングハウスさんが記していたものだそうです。これも初めて聞いたことばです。

作業反応・習熟度が、学習量(練習量)が増えれば増大していく関係を表す曲線だそうです。

手書きで失礼します。イメージ的にはこんな曲線だそうです。

つまり、学習量を積んでいけばいくほど、成果の上達が上昇するっていうことでやんすね。

知能テストの原型?

エビングハウスさんは、児童の能力を研究するしていて、文章補完の練習問題を先駆けて開発していたそうです。それを基礎にフランスのピネーさんとシモンさんが作ったのが「ビネー・シモン知能尺度測定法」だそうです。

なるほど「ピネー式」と言うのはここから来たんですね。

はじめて知りました。「知能テスト」と言うのが記憶中心に行われるのは、そもそものルーツがエビングハウスさんから来てることだからなのかもしれませんね。

おぼろげに、むすこがwiscでやらされたことがわかってきたような気がしました。

錯視

これは余談かもしれませんが、エビングハウスさんと言う方は錯視も発見していたそうです。

エビングハウス錯視。2つのオレンジ色の円は全く同じ大きさ、でも左側が小さく見えてしまう。

コンピュータが読み取れる情報は提供されていませんが、Phrood~commonswikiだと推定されます(著作権の主張に基づく) – コンピュータが読み取れる情報は提供されていませんが、投稿者自身による作品だと推定されます(著作権の主張に基づく), パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=828098による

但し、むすこにとっては余談でもなんでもなく、彼の知覚経路に作用することがこの錯視として現れてくるかもしれません。普段起こっている、文字、数字、線等による視覚的な脳みその中の混乱と言うのはここに表れているような気がしてきました。

この間、Eテレ「0655」で「錯視のなぞめき」と言う唄をやっていた時に興味深く見ていましたが、錯視の画はひょっとすると我々と違う風に見えているかもしれません。

今度やった時、起きてくれれば聞いて見ようと思います。

エラー - NHK

以上、ほぼwikipediaの受け売り記事でした。

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むすこの忘却

記憶の貯蓄

むすこにこの忘却曲線をあてはめようと思っても、今のところあてはまりそうにありません。

そもそも、思い出せたときはほぼ満点に近いぐらい思い出せますが、思い出せないと全く思い出せません。

忘却曲線の「節約率」であらわされますが、その「節約率」にむすこにあてはめようと思って考えても考えても、むすこの顔は思い浮かびません。

非常に極端です。

エビングハウスさんが「記憶の貯蓄」というものも発見されたらしいですが、その「貯蓄」している貯金箱がどこ行ったか分からないのがむすこです。

ひょっとしたら、地震が来て棚から落ちて壊れてしまっている場合もあるかもしれません。

せっかく覚えても、どこかに行ってしまう。

思い出せた時間が、テスト時間残り3割の時間なら30点、残り時間半分であれば50点、うまく最初から思い出せれば100点近くを取ってきてしまう。それがうちのむすこなのであります。
(但し、誤字脱字がある場合は除きます。)

計算問題

この忘却曲線が唯一あてはまりそうなのが、計算ドリルの計算問題です。

ただし、いつも言いますが一度にたくさんできません。

かなりかなりかなり緩やかな繰り返し反復で自分のものにできるようになることがわかってきました。

これは、数字を具体化することが大変なので仕方が無いですが、一度身に付けてしまうと自信を持って取り組むことができます。
(但し、考えていることと、書くことが違ったりすることもあります。)

多分なのですが、手を動かすことが上下左右と多岐に渡るため、運動能力に関わってきているように感じます。運動が好きなので、体に染み込ませて覚えるそんな感じです。
サッカーのリフティング練習と同じような感覚だなと、横で見てて思います。

そもそも、タブレットPC配布されたんだから、計算問題なんかタブレットの電卓でやらせて欲しいと思う今日この頃です。

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まとめ

初めて「忘却曲線」のことを調べてみました。

むすこの場合、学習したことを無理に思い出させるのは現時点では危険です。

それよりも、文字を読むのが苦手と言う事をなんとかしようとがんばっています。

何故かむすこの周りはお勉強が出来る子が集まっています。

その子たちと比べて自分の劣るところは自分の中で一番わかってきたのでしょう。

机に向かって勉強することはどうしても苦手です。

今の時点では「忘却曲線」どころの余裕はありません。

遊び、ゲーム、スポーツ等全てが勉強だと思って、むすこの行く方向を一緒に共有できればなと思います。

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