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むすこが論説文を読むことは、得意と言う訳ではありませんが、少なくとも物語文よりはましなんだろうなぁと言うことがわかりました。
そんな話を記述いたします。
文を読むことをとりあえず嫌がる
「嫌がる」のではなく、読めないんですね。頭の構造上。
今音読の宿題に出ているのが、「世界にほこる和紙」!
Googleでこの題名を検索してみると、恰好の学習指導の教材になっているようで沢山検索されました。
ぼくも読んでみましたが、和紙って結構すぐれもので世界的にも必要とされているものなんだなと感心させられました。
ただ、大人の読み方は知識欲からくるものですが、こどもの教材としての読み方は違うようで、検索した学習発表の記事を見ると、
- 「大段落、中段落、小段落」の段落構成を読み取る
- 「要約」の仕方
- ことばを辞典で調べる
- 「伝統工芸」について知識を深める
こんなことが目的で進めていく教材のようです。
そんな大人の願いむなしく、論説文が読み取れるようになれる兆しがあるとは言え、読字の「一歩目が難しい」のであります。
一歩目:長い
上にデイジー教科書の画像を載せましたが、教科書は4ページです。
更に今週は、予習的に読ませているようでまだ習っていないようです。未知です。
4ページなので、それほど長くはありませんが、むすこにとってはページをめくらないといけない文章は果てしない道が続くようで異様に嫌います。更に未知なものです。
これだけで、涙目です。
2歩目:知らないことに興味が持てない
まず、そもそも「和紙」を知りません。実物が家にあれば良いのですがありません。
ついでに「洋紙」と言うことばも登場しますが、これも知りません。
今度「和紙」は買って来ようと思いますが、実感が沸かないので「経験から学習するタイプ」のむすこにはこのような伝統文化を伝えるものは実際に見る・触れる、それか最悪「図鑑」タイプでないと、自分からは最初の1歩が踏み出せません。
これも仕方ないので、インターネットで見せたり、トイレットペーパーをちぎって来てこんな感じの紙だと教えながら読み聞かせを始めました。
また、この教科書に紙漉きの写真が出ています。
ぼくの時は、いにしえの雑誌「科学と学習」の付録に紙漉きセットなんてのがあったので何となく想像がついたでしょう。
こんなの売ってるんですね、今度、紙漉きセット買ってやってみるかな?むすめも喜びそうだし。
仕方ない、読み聞かせだ!
こんな感じで、細かいネタはもっとありますが、教科書を広げるまでが大変です。
そして、教科書を広げましたが、初日は無理。ダメ。
ん、じゃあってことで、デイジー教科書も拒否しました。仕方ない。
初日は、ぼくが読み聞かせしました。
聞いているだけでいいよと言うことで。
おとうちゃん、ぼくが1日2ページだけ読むよ
音読2日目
翌日の事です、
「2ページだけ読む」と言い出すむすこ。
あんなに涙目だったのに、、、、「無理すんなよ」と言ったのですが
漢字が読めなかったするのは、まあ良いとして、無事読むことができました!
「エライ!!」
音読3日目
その翌日も、最後の2ページを読めました!
完結!!
最後までやりきりました。
よかったよかった。
ごんぎつねと比べて
前回の長文、「ごんぎつね」は結局読めずに、NHK for schoolの動画にお任せしてしまいました。
今回は、読むことができました。
やはり、個別指導の先生がおっしゃるように論説文の方が比較的ましな方だと言うことがはっきりわかりました。
まとめ
むすこにとって論説文の方がとっつきやすいことがわかりましたが、
「スタディサプリ」の国語でこのような文章の課題を解説付きで見ていますので、読み方自体をそれとなく学んでいるようにも思われました。
やっぱり慣れというのも大きいのでしょうかね?
これからどんな壁が待ち構えているかわかりません。
「スタディサプリ」も併用して、ほどほどにやっていこうと思います。
追記
追記:2020年11月21日
「よめない、よめない」と言っていた「世界にほこる和紙」。
4ページのうち、2ページづつですが、少しづつ音読できるようになりました。
無理に「読め」なんてぼくは一言も言ってません。
でも、学校で順番で読まされる機会があるのでしょう。
特別扱いを嫌うので、そのための準備みたいな感じです。
漢字が読めなかったり、飛ばし読みしたり、お経を読んでいるような調子ですが、
文章を覚えてきたので、上達しているような感じです。
無理してどこかで壊れてしまわないか心配ですが、
好きにやらせながら、見守っていこうと思います。
追記:2020年12月3日
先日、いいタイミングで「タッチで読み上げる音声付教科書」の国語下巻が届きましたので、早速使用しています。
この音声教科書はむすには使いやすいみたいなので、「音読しよーぜー」と声かけしなくても自分からやり始めます。
それで、彼の良いところは、読めそうなところは自分で音読して、苦しくなったらタッチペンを使っていることです。
来年は5年生です。ちょっとしたことなんですが、自分で自分の使い方が見いだしてもらえれば、こっちも支援していてうれしくなります。
追記:2020年12月10日
この「世界にほこる和紙」スラスラ読めてきました。
ところが、昨日むすこと一緒にお風呂に入っていると、
この文章を最初から最後まで暗唱していました。
どうりで、最初は泣いてた癖に、今はスラスラ読めると思いました。
「どうやって覚えた?」と聞くと。
「タッチペンので聞いてたら覚えられた」だそうです。
う~~ん
すげーな。なんなんだこいつは。
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