|
小4むすこと、6キロの道を自転車で通っています。
9回目の個別指導に行ってきました。
行く前からむすこは憂鬱。。。。。
多分、前回授業中にお腹が空いて集中できずにちょっぴり先生に叱られたせい。
「無理に行くことないから、今日はやめとく?」と聞くと。
「。。。。行く。。」元気のない返事。
とりあえず、自転車に空気入れて出発!!
個別指導がある施設の近づくまで、ほとんど話もしない(どんだけ憂鬱なんだ?)。
ファミマが有ったので、時間もあったし「なんか食べてく?」と聞くと
「うん!」とニッコリ。
ファミリーマートでC・Cレモンとドーナッツを食べて元気一杯になると、いつものむすこに戻って施設へと向かいました。
初めて個別指導見学
通常の個別指導は、広い教室に先生とむすこと二人きりで受けています。
その間、ぼくは待合室兼応接室に待機をさせていただいておりますが、今回は教室の中に入らせていただき、見学をさせていただきました。
指導の様子
指導と言っても、幼稚園~低学年に出すようなお遊びにすこしばかり年齢をあげたような問題をやってもらって、まず答えられるか?知っているか?をチェックしてもらいます。
いくらなんでも簡単な問題ですので、むすこは8割9割は答えられます。
ただ、答えられたその後が大変です。先生が急に「質問魔」に変わります。
例えば、この日の最初の問題「正しいのはどれ?」と言うものがありました。
答え:シャボン玉と風船
「シャボン玉と風船」とむすこが答えた後に
「じゃあ、他に丸いものを5個行ってみて~」とサラッと言います。
頭の中から絞り出すむすこ。時間はかかりますが、何とか言えました。
こう言う不意打ちが弱いんですね。簡単だけどパッパッと出てこない。
この調子で「正しいのはどれ?」を5問違う問題に取り組みました。
疲れるだろうな
物語の読解
前回「ももたろう」の読解問題をやります!と言われていたので、物語でもどこまでできるかな?と興味があったのですが、あっさり全問正解!
それにはからくりがあって、あとから聞いたのですが最初から物語だと長くてきついので、今日は「ももたろうのあらすじが書いてある説明文にしました!」とのこと。
見せていただいたら、なーるほど登場人物が書いてあって、わかりやすくももたろうの説明が書いてありました。
それに、「ももたろう知ってる」と言ってたので、取り組みやすかったのかと思います。
回を重ねる毎に少しづつ難しいものになっていくのでしょう。
2問目の「すべて」と言う文章も全部できました。
こういう問題もできるようになってきました。
少しづつ難しいものに
時間が進んでいく間に、難しいものが問題になっていきます。
ことばなぞなぞ
興味のあることはすんなり答えが出るむすこです。
ところが全く興味の無いものも質問されるのが、この「ことばなぞなぞ」。
前回は本当にだめで、「悪い人をつかまえる人は?」→「けいさつかん」がすぐに出てないそうです。
- 今回わからなかったなぞなぞ
- 秋、木になる実。とげとげに包まれているもの → くり
- 夏、赤くて丸いやさいだよ → トマト
うーん、、、、これが出てこないか
- 答えられたけど、答えた後の突っ込み質問で困ってしまったもの
- ごはんにかけて食べる、ねばねばしたまめは? → 納豆(正解!)
先生:「じゃあ、納豆は何のまめでできてるか知ってる?」
むすこ:「大豆」
先生:「よく知ってるねー、納豆に何かけて食べるかな?」(しょうゆと言ってほしい)
むすこ:「・・・・・・・・」
甘いものや濃い味のものがあまり得意でないむすこ。
実は、納豆出しても、しょうゆをかけて食べたことがありません。
それで思いつきませんでした。
親がしょうゆかけているところを見せないとだめですね。「経験から学習する」正にその通りです。
たれ同梱の納豆はもう買うのを止めようと思います。
クロスワード
意外に得意なのがこれ。と言っても、よくできるようになったのはここ2回ぐらい。
できるようになるもんです。
出来ても油断できません。
「赤くてまるいくだものって他にあるかな?3つぐらい言える?」
先生がいじわる質問魔に変わります。この質問魔は家では無理でしょう。
ぼくにはできる自信がありません。
ことばの想起の訓練です。当たり前の事を普通に暮らしていても困らない程度にと言うことを目指しているそうです。
ことばが頭からすぐ出ず頭を叩いていたりするむすこ。頭の中のデータベースが少しでも作っていけて検索がかけられるように、してもらいたいもんです。
これは専門家におまかせです。
最後は音韻の調査です。
以下のように3つのことばがきちんと言えるかどうか見てもらいます。
- ぎょうざ
- ぎょざ
- ぎようざ
音韻に問題のある子は、これを全部「ぎょうざ」と読んでしまうそうです。
文字と発音が一致しないことから「ぎょうざ」と読むからだそうです。
むすこの場合は慎重にきちんと文字通り読んでくれました。
このような音韻ことばを5個やりました。
毎回やっても問題無いそうですので、音韻問題の可能性は低いそうです。
まとめ
この個別指導が始まった、3月頃はこれ以上に簡単な問題しか対応できませんでした。
プリントの文字も大きく、これって幼児向け???って思うものが多かったです。
むすこに合った問題を色々なところから引っ張ってくるのは、やはり素人では無理です。
この日のように憂鬱になる時もありますが、成長がみられますので続けてきてよかったです。
次回は10回目です。
少しづつでも良いので、通常に近づいていってもらえればいいなと思っています。
コメント