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小4ディスレクシアむすこが、
「おとうちゃん、ぼくね『議題』って言う漢字かけるよ」と自慢していました。
「ほらほら!見て見て」と言って持ってきたのが下の画像。
字の乱れや、トメはねが違うというのはご容赦下さい。
漢字の部品が頭に入ったかな?
これ書いてきた時の様子を見て、何かお手本を見た様子は無し。
「どこで習ってきたべ?」と聞いても、ドヤ顔で答えない。
突然、『議題』って言われても大人的には何やら焦るものがありますが(何が?)、
おとうちゃんとしては、こんな漢字を書いてきてくれるむすこがとてもうれしいです。
むすこが筆記している時に、「ごんべんと、王様みたいの書いて、、、、」と言っていたので完全に部品で覚えてくれたことが伺えます。
すぐ忘れるんですけどね。。。。。。一週間後にまた聞いてみよう。
「鷲」これなんて書いてあるか知ってる?
と、言って次に持ってきた字が左下の「鷲」。
「じゃあ、これは?」突然書きだすので、一瞬。。。。
『たか?じゃない、わし?とき?。。。。だっけ。。。。。『わし』だ!』
教養を疑われます。迷いました。
恥ずかしながら、実はぼくは『鷲』と言う字を書字したことがありません。
読めれば良いと思う字をの一つです。
学習障害のむすこに先を越されました。
追い打ちを掛けられました。「鷗」
次にこんな文字を書いてもってきました。下の右です。
「鷗」????
「お、おう、、、、(森鷗外の鷗だな)うーん、『おう』だ! いや違う!『あひる』だ!!」
「なにそれ?『かもめ』だよ」
すげー、何で書ける?
『はこがまえ』の中に『口』が三つに『鳥』なんて、むすこにとってとてもキャッチ―なものに見えたのかもしれません。(すぐ忘れるけど)
これには、ぼくもやられてしまいました。
いつもの漢字練習の逆襲でした。
「鷗」?「鴎」?
「かもめ」って確か2種類字があったよなと、ふと思って調べてみました。
右の「區」だけ見ると、
戦前の東京の行政区で「浅草區」とかあったそうで、旧字です。今は略字で「区」と書きますね。
入れ物の箱を仕切る意味があって、単体だと「わける」「仕切る」と読むそうです。
それに「鳥」を付けて、「鷗」なんだそうです。
たくさん魚を食べるからかな?
かもめが仕切れるわけないじゃん。
そして、「區」が新字(略字)に替わって今は「鴎」と書くそうです。
使うのはどっちでも構わないそうです。
どうせ、学校で習わないし。
但し!人名の場合は法務局が掴んでいる出生届の実績から、人名漢字には「鷗」は入っていますが、「鴎」はほとんど見られなく人名漢字に入っていません。したがって「鴎」を人名で出生届を提出すると役所で不受理になります。
よくわかりません。
ご興味のあるかたは、法律の根拠をリンクしました。よろしければどうぞ。
戸籍法施行規則 第60条 別表第二(PDFが開きます) にきちんと載っています。
ちなみに、windowsでは、「鴎」も「鷗」もしっかり変換されます。macとかどうなんだろ?
まとめ
今回は、漢字でむすこにやられてしまった話でした。
学校で習わない漢字でも、親しみを持って漢字を覚えてくれればそれで良いと思います。
漢字がシステマチックな事がわかって、漢字をなるべく使うようになりました。
ただ、読むのが弱いんですよねー
書けなくても良いから、読めるようにしたいねー
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