|
ぼくの小4むすこが、夢中になっているものは、サッカーとゲームのフォートナイトです。
フォートナイトに関しては、学校のともだちと他の小学校に通うサッカーのともだち(フレンド)がむすこ中心に入り乱れ、誰かがログインしている限りプレイしています。
むすこの紹介で、隣の小学校と自分のともだちを引き合わせて遊んだりしています。
むすこがフォートナイトを始めたのが、PS4でサービスを開始した頃で、本格的に始めたのがNintendo Switchでのサービスが開始された2018年です。
ぼくは、ゲームをやるのは大歓迎で、今は健康状態を考えてと時間の感覚を掴んでもらう事を考えて制限をかけていますが、その頃は制限無しでやらせていました。もちろん時間が許せば制限を外してあげています。
マインクラフト、DQ、FF、戦国無双等ぼくが好きなゲームから始まって、マリオ、ゼルダの伝説、スプラトゥーン2 。。。。。今は亡きぼくの父(むすこの祖父)と一緒に投資をしたものでした。
そして、その中から最終的に残っているのは、「フォートナイト」と「マインクラフト」と「ROBLOX」。
中でも「フォートナイト」はゲームと言う要素だけでなく、完全にともだち同士のコミュニティの場になっていて、スマホを持たないキッズ同士の連絡を取り合う方法にもなっています。
(まるでLINEの代替品ですね。)
何度も、フォートナイトについては記述してきましたが、今回はこどもたちが展開しているフォートナイトと社会性を少し書いてみたいと思います。
はじめてのフレンド
最初始めた頃は、むすこはひとりで黙々とやっていました。
バトルロイヤルゲームなので相手を銃や敵で倒すところを見ると、「大丈夫か?」と多少は不安でしたが、何のゲームや映画でも一緒ですよね。
マリオだってキノコ倒すし、スマッシュブラザースだって格闘だし。合わなければ、止めるだろうと見守る事にしました。
そして、学校のともだちの家にswitchを持参して初めてのフレンド登録してきました。
最初は3人でのバトルが最初です。
やはり要はボイスチャット
「おとうちゃん、何かヘッドホンある?」と聞かれたので、Galaxy noteについていたイヤホンマイクをあげました。
そこから、彼らのコミュニケーションが円滑に、ゲームも快適に進むようになりました。ゲーム展開は時間が勝負です。ことば前提のプレイが始まり、家に居ながらにしてコミュニティの場が発展した形です。
それから、フレンドの数も急速に20人、30人とあっと言う間に増えていきました。
やはり、キッズユーザー多しですね。
物怖じしないむすこ
イヤホンマイクによる、ボイスチャットでむすこのフォートナイト耐性が急速に上がりました。
それまで、(野良デュオや野良スクワッドでつながる)知らない人から何か言われても何も答えられなかったのですが、ボイスチャットができるようになると、物怖じせず、全く知らない人ともコミュニケーションを取るようになりました。(これも勉強と思って黙認)
しかも、分けの分からない事を言う人との場合は「バイバイ」して自らゲームから抜けてブロックしたり、いきなりキックをします。
ちょっと冷酷と思える程のやり方にも見える時もありましたが、失礼は相手なのでむすこの勘の良さを信じて黙認するようにしています。
この間は、有名なYoutuber(立派な大人)と一緒にスクワッドでやっている時、「おいおいクソだな」と言っていた時は焦りましたが、本当に下手くそだったのでまあいいかと思いました。
(小学生を舐めるなよ)
ボイスチャットは盛り上がります
ボイスチャットが始まってから、ゲームをしている様子がガラリと変わりました。
そして、パーティー仲間の気持ちもよく分かるようになり、気持ちの伝わるメンバー同士固定してきました。
むすこの場合、パーティーメンバーに指示もよくしています。
「〇〇後ろ!」「フォロー入って!」「〇〇は、左の方から攻めて!」「武器あげる」「ごめーん」「助けて!!!」 こんな感じ。(まるでドリフ)
よくしゃべります。白熱しています。
こども同士の目標がここで確立して、勝利を勝ち取るんだと言うことが伝わります。
良い感じでチームワークが生まれてきています。
故に、マウンティング精神も芽生え、「何やってんだ!!」「ねーえ、え!だめ、だめ!!」等、暴言を吐く事もあります。
でも、ここで暴言があったからと言って、ゲームをやめることはありません。
彼らの良いところは、二言目には次の戦場に向かい気持ちが切り替わって敵に向かって行ってます。
過去にその暴言を言い合い、多少影響はあったみたいですが、もうその子には、注意をして、はっきりとお前とはゲームはしないと宣言し、リアルのみの付き合いしかしないそうです。
勘の良さに加えて、折り合いをつけるのはうまいと思います。
ぼくは、そんな時でもストップは掛けませんし、むしろそうしてもらった方がコミュニケーションの勉強になるだろと思っています。
ゲームをそこで止めるのも彼らの勝手ですし、気を取り直して結束して続けるのも勝手だと思います。
ぼくたち世代には想像もつかない、リアルとネットワーク上双方で生きていかなければいけない彼らの社会への適応が生まれているようにも思えます。
問題点、、、、
暴言、嘘、煽り等々
ネットワークゲームと言っても、DQXみたいなしっかりした値段(高価)を取っているところは、比較的変な人が少ないのですが(いないわけではない)、これはなんと言っても「無料」。
利用者が児童・生徒が6割を超えていて、それに加えて気軽に参加できるところが問題ありありなのは目に見えています。
知らない人とのつながりは怖いのはよくわかります。はじめて会った人に暴言を浴びせられることは大人のぼくでも耐えられそうにありません。
また、有名Youtuberの名前を語る等して、名前を聞いてきたりする質の悪い人がいるのも確かです。ブロックしたからと言っても、うじゃうじゃいるわけですから、そんな対処じゃ間に合いません。
そんな時は、通報したりして気を付けていくしかないのかと。。。。
まだ、保護者が必要な歳でありますので、要所では親の介入も必要な時があるかもわかりませんので、その点は注視していく必要はあると思います。
それが嫌だったり耐えられない場合は、本人の意志でネットワークゲームそのものを止めるしかないと思っています。
ともだちに注意する勇気
うるさいのは間違いないですが、顔を合わせない分、何でも言えるかと思いきや、他の子の話を聞いているとみんな結構、文句を言わない子が少ないと言うのが印象です。
そんな中、むすこが言うべきところは注意して、ほめるべきところはほめているような様子です。
学校でも、会社でも、ともだち・同僚の悪いところを注意できるような人は少ないような気がします。
一つの目標に向かって行く場合、そんなことも必要であるとも思います。
ぼくもあまりはっきり物事を言えない方ですが、誰に似たのかむすこがともだちに意見しているところを聞いていると、何故かホッとした感じをうけました。
まとめ
仮想空間の高々ゲームですが、「あつまれ どうぶつの森」や「フォートナイト」はリアルな生活に影響を受けるもののように思います。
「誰かとつながっていたい」、「できれば嫌な思いはしたくない」、「また、注意されるかな?」そんな相容れない気持ちにどう折り合いをつけていくか?
小学生のうちから勉強ができる素晴らしいツールだと思っています。
たまたま、むすこはディスレクシアな分のせいか、何故か過敏なほど勘の鋭い子です。
それで、はまったのがこれらのゲームです。
はまってしまった以上、利用者責任の下で、何か新しいものを得てもらえればと願うのであります。
蛇足
あつ森の「カブ」ってすごいですね。
追記
追記:2020年12月15日
先日、むすこを連れてアレルギーの薬を貰いにお医者さんにでかけました。
歩いて200m程の距離なので、ものすごく近いところなのですが、
行くまでの間、
Aくん:「〇〇(むすこの名前)~」
Bくん:「どこいくの~」
Cくん:「おーい」
それぞれ、サッカーボール持っていたり、野球道具をもっていたり、全部違うともだちです。ちょっと外に出るだけで何人も声がかかりました。
黙って、クールに手を振るむすこ。
なんで、そんなにクールなのにこんなに声かけられるんだ?
その中で。「〇〇~ 今日7時ねー」と言う声が。
(えっ、7時?)と思ってむすこの顔見ると。
「フォートナイトだよ」
(誰だ?良く聞こえなかった。あ、そうですか。。。。あー、あのハーフの優秀な彼ね。)
一緒に近所を歩くだけで、社会性を知ることが出来ました。
コメント