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世間はそれどこでは無いのですが、着々と季節は過ぎていきますね。
うちは、昨日下のむすめが保育園を卒園したので、いよいよ小学生になります。
むすこのようなものを抱えているかな?と頭をよぎることもありますが、
その時はその時で、とのことで。
昨日の続き・・・視覚認知の話
また、この話で引っ張らせていただきます。
どうもこのあたりが気になるので、確認してみます。
視覚認知障害でおこりがちといわれているものを調べると以下の8つ程あげられるそうなので、また手書きで恐縮ですが、下記のように書いてみました。思い当たるところや個別指導の先生に指摘されたところに赤×を付けてみました。この中から「地図」について今回は記述してみたいと思います。
地図が読めないのはこのせい?
ぼく(父親)の場合
ぼくは、比較的地図は小学生の頃から好きでしたので、父親のロードマップや学校でもらった地域の地図をじーっと眺めることがよくあったことを覚えています。
今でも、知らない道を車で走ったり、電車で行った際には、前後に必ず位置を確認する癖がついています。
この歳までそんな事をやり続けたので、自慢じゃありませんが都心であればタクシーの運転手に指示して近道を指定して走ってもらうことも多いです。
ただ、最近はスマホのグーグルマップやカーナビを「ガイド無し」に見ながら行くのは苦手です。地図の中に入り込み過ぎて方向を間違えることがあります。
紙の地図を使った場合は、方向を間違える事は無かったのですが、何ででしょうね。
むすこの場合
逆に、むすこの場合は、知らない事をすることを異常に恐れる癖があるからかもしれませんが、行った事があるところでも、近くの隣の小学校でも、自分が認知出来ていないところは、地図を確認して行くと言う事はほぼ出来ません。
行けるとしても、方向を体で覚えている場合だけだと思います。
地図が読めないのは、視空間認知が欠けているそうです。空間が把握できないので自分の立ち位置が分からないからだと事の本には記述されていますが、そうなのでしょうか?
体育は得意だよ
小さい頃から、体を動かすことが大好きで、休日はいつも公園に連れ出されて休みたいおとうちゃんは大変でした。おかげさまで得意教科は体育!
体育を取り上げたらむすこは死んでしまうぐらい大好きで、常に強い敵(足の速い人、リフティングが得意な人)を捕まえて勝負してるみたいです。
サッカーをやっていますが、試合や練習中も「上からみんな見てる感じだよ、足音もわかるよ」と言ってるぐらいです。
それと、フォートナイトやスプラトゥーン2等のバトルゲームをやらせても同じことを言います。
この間モンスターハンターをやらせてみましたが、あっと言う間にぼくは追い越されました。
なんか不思議です。
なので、空間認識は出来てないはずはないと思います。
作図はどうかな?
先日3学期終了時にもらってきた通知表の算数評価はこうでした
- 数量や図形に関心をもち、すすんで学習に取り組む:よくできる
- 自分の考えを言葉や図、式に表すことができる:もうすこし
- 計算測定、作図等ができる:できる
- 数量や図形について、その意味や関係について理解することができる:もうすこし
こんな調子で散々な感じですが、単純なものはそこそこできるけど、応用的なものや文章的なものがあると難しいのかなと思われます。実際、算数テストで持ち帰ってきたものを見ると、単純な計算や図形を描くことはできていました。
やはり読字に問題があるかも
地図にしても、算数の文章問題にしても、文字がたくさんあります。
恐らく、文字がゴチャゴチャ配置されているものが苦手で何が書いてあるのかわからなくなるのかと言う風に思われます。
ノートやあいうえお表等大きくわかりやすく、対象のものが一つだけ書いてあれば分かるのですが、他の情報まであると、どこを読んで良いか分からなくなったり、気が他に行ってしまうことも考えられます。
必要な情報を探せない
文章や地図には自分の目的のものがどこかにあるものですが、
うちのむすこの場合、ゴチャゴチャしているものの中から必要なものを探すのは苦手で、地図ばかりでなく、辞書もだめです。そうこうしているうちに文字なのか記号なのかよくわからなくなってきているようなそんな気がします。
このような事は、訓練や勉強で治るのかわかりませんが、そもそもの根本的な問題か障害があればその原因を突き止められればいいなと思います。
地図が読めないのと、行きたい場所に行けないのは別問題?
- 地図が読めないのは、読字に問題がある。
- 行きたい場所に地図を探してまで行けないのは、空間認識のせいではなく、地図と標識の読字と一人で行くことを心の中で怖がることも関係してる(大きくなると解消されるか?)。
そんな事が、むすこからは読み取れそうです。
ですので、地図を見せるにしても余計な情報を排して見つけられるようにしてあげようと思います。
例えば、自分の住んでいる沿線から見つけていくとかで、自分がこの東京の日本のどこに立っているのか、掴ませるのも大事なことかもしれません。
まとめ
やはり、色々な事が複雑に絡みあって成り立つ障害ですね。
「本当に障害あるの?」って思う事もあるのですが、
これから、もっと抽象的な事が出てくると言うので、しっかりむすこを見つめて対応を考えていこうと思います。
追記
追記:2020年9月20日
この記事を記述してから、約半年が経ちます。
この間3か月間学校がお休みでしたが、地図に対して少し苦手が減ってきました。
ただ、まだまだだめです。
見ていると、地図はゴチャゴチャ情報が多すぎて見るのが辛いというのがあるように思われます。
ただ、4年生になってある程度語彙を増やすことが出来てきたようですので、地図を見て頭の整理が出来てきているように思え、昔よりはよく地図を眺める事が出来るようになりました。
苦手意識と言うのは取れるのかわかりませんが、自分で行く場所を探すことができるようにしてあげたいなとも思っています。
追記:2020年11月9日
やっぱり、だめです。
昨日、隣の小学校へサッカーの試合が急に決まり、区の地図を見せましたが、見ようともしませんでした。
自分で対策を打って、ともだちに電話して会場まで一緒に行く約束をしていました。
「やっぱり地図だめ?」と聞くと、「白地図がいい」と言いました。
(そうかー、やっぱり情報と言うか道路、図形、記号、文字が多いと混乱するんだろうな)
やはり、文字も図も同じように認識してしまうのでしょうか?
「白地図」なんて言葉は学校で習ってきたのでしょう。
でも、これで新たな対策が出来そうです。
地図はできるだけ情報が多い方が良いと言う人もいますが、面倒ですがむすこみたいな子は白地図に自分で付け加える方がいいかなと思いました。
確か、地理院地図にはあったはず。
Google mapの白地図化はできなかったけな?白黒ならできるけど。調べてみよう。
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