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ぼくがお風呂に入っていると、扉の向こう側からむすこに声を掛けられました。
「おとうちゃん、おれ髭剃っていい?」
「あ、いいよ、おとうちゃんの髭剃り(電気シェーバー)も使っていいよ。」
「大丈夫」
鼻の下の産毛のような髭が多少濃くなってきたから気になり、そこだけ剃ったみたいです。
見てみると、端っこの方に剃り残しがありますが、怪我もなくそこそこ綺麗の剃られていました。
「どのカミソリで剃ったの?」と聞くと
いつも、すね毛を剃っている、安全カミソリFで剃ったそうです。
「鏡見て剃ったの?」
「そうだよ、うめーだろ」
「初めてにしてはうまくいったね」
「メンタルローテーション(心的回転)」に苦手と診断が出ていたのですが、よく鏡を見てできました。
こうやって、生活一つ一つの習慣が訓練になって来るのですね。
変に、親が手を出すより自分でやると言う時はやらせて見るのが良いですね。
とりあえず、初回は安全カミソリで対応できたようですが、むすこには「これからどんな髭剃りが欲しいか?その時は言ってね」と伝えておきました。
中学生向けの髭剃りについて予習してみました。
髭が生え始める中学生の時期は、自分の身だしなみに関心を持ち始める重要なステップだと思っています。
「お、もう髭が生えてきたか!」なんて半分茶化すように対応してしまうと、いくらむすこでも微妙な時期ですので、心の中で恥ずかしがると思います。それはいかん。
今回は、自分で髭剃りを行う意欲を見せていることは、非常に良いことだと思っています。
そこで、髭剃りを要求された時のために、カミソリのタイプ別にどんな特長があるのか調べてみました。
T字カミソリ
T字カミソリは伝統的な髭剃りでその名の通り、刃がT字型に取り付けられているカミソリです。刃が直接肌に触れるため、非常に深剃りができる点が特徴です。
しかし、深剃りが可能な分、肌への負担も大きく、使い方を間違えるとカミソリ負けを起こすことはぼくも経験上気になるところです。
中学生が新しく使用を始める際には、刃の扱いに慎重である必要があり、慣れるまでと肌が大人になるまでは、正しい剃り方をマスターすることが重要かなと思っています。
安全カミソリ
このタイプのカミソリは、刃が肌に対して少し斜めになるため、肌への負担が少なく済むとされています。
また、慣れればT字カミソリに比べて剃り残しが出にくい傾向にあります。
今回のむすこのように、中学生の初心者も使いやすく、剃りやすい形状をしているため、自己処理を学ぶのに適していると言えると思いました。
電気シェーバー
電気シェーバーは、電動の刃が回転または往復することによって髭を剃るタイプです。値段もピンキリです。
肌に直接刃が触れることが少ないため、カミソリ負けのリスクが最も低いと言われています。
また、使用が簡単で速く剃ることができるため、忙しい朝にも向いています。
実際に、ぼくは、髭は濃ゆい方ではないのですが、社会人になってから急いで髭を剃れるように使っています。
ただし、深剃りには向かないため、髭の濃い人には物足りなさを感じるかもしれません。電池の管理や定期的な刃の交換など、少し手入れが必要です。
でも、それほど手入れが面倒と思ったことはありません。
ぼくが考える中学生に推薦する髭剃り
中学生の場合、肌がまだ敏感であることを考えると、肌への負担が少ない選択が望ましいと言えるでしょう。
その点から考えると、安全カミソリまたは電気シェーバーが適していると言えます。
安全カミソリは使い方が比較的簡単で、肌へのダメージも少ないため、自己処理の技術を磨くには良い選択肢かと思っています。
一方で、電気シェーバーは使用が最も簡単で安全性が高いため、忙しい朝や初めて髭剃りを行う際にもストレスなく使用できます。
最終的な選択はむすこの髭の量や肌の状態、使用感に対する個人的な好みにもよりますが、初めての髭剃りとしては電気シェーバーが楽かなと思っています。
操作が簡単で、肌への負担も少なく、安全に使用できる点が魅力です。また、使用後のケアも比較的簡単で、初心者でも扱いやすいのが大きな利点です。
ただ、今のところ安全カミソリで「良い」と言っているのでその時が来たら来たで、ぼくの持っている電気シェーバーを試させて選んでもらおうと思っています。
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