PR

お小言

この記事は約4分で読めます。
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク
スポンサーリンク

こどもへのお小言に対する考え方

子どもに対する注意は、できるだけ控えるように心がけてきました。

子どもは正しい判断を下すことが難しい場面にしばしば直面するためです。

そのような場合には、指導的なアプローチでアドバイスをすることはありましたが、怒りをあらわにして叱ることは避けていました。

小さな子どもに対して注意をする気持ちは理解できます。

私の息子が小さい頃、彼の遊び相手に対して細かい注意や叱責をする親御さんもいましたが、「理解はできるけれど」といつも横で苦笑いしていました。

子どもが滑りやすい場所で走って転んだり、高い場所から飛び降りたり、木登りして落ちたりしたとしても、それによって身体を使う方法を学ぶことを期待していました。

また、対人関係においても、友達同士の砂場での道具の貸し借りやブランコの順番待ち、小さなトラブルなどに介入することは、息子の将来のコミュニケーション能力に重要な影響を与えると考えていました。

スポンサーリンク

親の真意はこどもはわかっている

一般的に、子供への叱責は、親として将来恥をかくことがないように、しつけを施す必要があると考えるから「やめなさい!」と言うものです。

これは、私の親も同じような考えを持っていたため、親としての体面を気にする心情はよく理解しています。

しかし、私が自分の親のことをこんな風に述べるように、子供には明らかにわかってしまうものです。

彼らには透けて見えていますので、言い過ぎはかえってよくない。

私の経験では、親から「普通は30歳くらいで子供がいてもおかしくない」と言われたりすることがあります。

親から見れば、希望するような人生設計から逸脱し、良い大人になれないと見られていたようです(笑)

しかし、実際に子供のためということではなく、他の理由から叱っているのではないでしょうか?

子供は親の真意を理解して、「もしかしたら違うのでは?」と感じています。

スポンサーリンク

もっと気になった例

親の体面を気にするお小言よりもっと気になる父娘の例があります。そのむすめさんに対する父親の発言は(横断歩道を渡る時)「ほら、そこで止まるんだよ。止まらないとどうなる?」

『え?なんだこの父』

・目の前の車道を前にして、なんで質問してるんだ?

・むすめさんわかってて、言われる前から止まってるぞ。

・このあたり前の事で、何を考えさせようとしてるんだ?

『まったくわからん』

この父、一生懸命想像力と思考力を付けさせようと思ってそんな事を言っていただと思います。

にしても、この例以外にも、むすこと遊んでいる時にお小言と質問攻めにしていたのが遊びの場で思考力を養おうとするなんてぼくにはよくわかりませんでした。

小さい頃の遊びは、思考力だけでなくて、判断力、思考力、体力、総合的に勘や興味が養えればそれでいいと思っていました。

うちは、それをやらなかったから今になって勉強に苦労しているのかな(笑)?

でも、むすめはそんな事無いぞ。

今はそのむすめさんもむすこと同級生なので中学生です。

「勉強しないと、どうなるの?」とかふわっとした質問をしてウザがられてるんだろうな。

案の定、父娘の仲は現状不安定で、会話は母を通してしかしてないと風の便りで聞こえております。。。。がんばれ!父。

スポンサーリンク

自分がお小言ではないけれど、こどもに大声を上げた例

但し、本当に危ない時は大声で制することが1回ありました。

むすこが小学校に入る前に、自転車の前かごにサッカーボールを載せていてそのボールが何かの勢いで車道に落ちてしまい、むすこが慌てて車が走る車道へと取りに行こうとした時。

「止まれ!道路に出るな!!」

びっくりしたむすこは思わず立ち止まり、ぼくの顔を見た時がありました。

その時は他の子のおとうさんも一緒で、そのおとうさんの自転車同士でブロックしてむすこを掴んでくれたので何事もありませんでしたが、一歩間違えたら大事故です。

「サッカーボールは壊れてもまた買ってあげるけど、あなたの命は1個しかないからね。」と後から言うと、事の重大さを認識してくれた顔をしていました。

その後、サッカーをするようになったむすこと約束をしました。

「絶対に自転車の前かごにはボールを入れない。」

「ボールはリュックに入れて移動する。」

その時の事を覚えているかわかりませんが、その癖は未だに続いています。

妻がサッカースポーツ少年団の会長をやった時にもこの話を持ち出して、前かごにはボールを入れて運ばない事を徹底させていました。

まとめ

こどもに対する親のお小言についてのぼくの考えを記述しました。

日常生活で、こどもの対するお小言は、言わないのが良いのか?、言った方が良いのか?

ぼくの中ではよくわかりませんが、少なくとも「自分で自分でより良い方法を考える」癖とを養うには、お小言はあまり言わない方が良いと思っています。

言ってしまった場合には、その根拠やぼくの言う事を聞いたらどんな良い事が起こるとこまで考えて言う必要があります。

そうしないと、信用されない親になってしまう、そんな気がします。

こどもに対するお小言は、彼らが自分で考え、より良い方法を見つけるためには、控えめが良いと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました