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気付いたら小学生の振り返りも11回目になってしまいました。
ダラダラと記述し過ぎたのでこれでひとまずにして明日に向かって行こうと思います。
昨日までは、学校での配慮や個別指導での療育を始めて行こうという矢先に緊急事態宣言が発令されてしまい、感染症防止による休校措置が取られてしまったことを記述しました。
結局この休校は3月~5月末まで続いたのですが、この間はむすめの小学校入学もありました。
入学式は快晴の日になんと校庭で行っていただき、親としてうれしい思い出となっています。
ただ、学校に行ったのは6月までは、その1日だけ。
すでに小4のむすこに至っては、終業式、始業式も無しで6月1日まで全く学校には立ち寄っていません。
所属のスポーツ少年団サッカーチームの練習も大会もみんな中止。
しかも行政から「外出自粛」なんて言ってくる。
でも、こどものうごきは止められません。
朝から日が暮れるまで野放しにしてむすこを遊ばせるのであります。
サッカーはボールを蹴れる公園を探して自転車でどこまでも出かけていました。
そしてこの時、流行っていたのはブレボ―。
ぼくなんか1mm乗れないのに、あいつはブレボーでジャンプまで出来るようになりました。
ちょっとした側溝を見かけるとジャンプでかわします。
スケボーかよ。。。。
その時、ブレボーのタイヤが摩耗して壊れるました。
摩耗するなんて想像していなかったのですが、Amazonもメーカーのサイトも軒並み売り切れ。
全国キッズたちは同じことを考えていたのですね。笑えます。
さて休校中の学習面は・・・
通信教育のこの「すらら」さんまかせて学習をしていました、夕方のお知らせチャイムが鳴らなかったので自分で時間を見て、17時半に帰ってきました。遅くとも18時。
帰ってから、利用し始めてから1か月ぐらい経って自分からタブレットを開いて「すらら」を始める機会が増えてきました。
習慣化です。
習慣化なんて融通が利かないことの裏返しですが、まぁエライと褒めていました。
算数
算数は、幼児~低学年問題を中心に回しました。
休校中の家庭学習の効果はどうだったかと言うと、数の扱いに慣れて来たなと言う感じでした。
数については「どれぐらいある?」と聞いて来る方だったので、量としては分かるのですが数字文字だと理解しずらい傾向にあったのでしょう。
その証拠か分かりませんが、それまで「指折り計算」で計算問題を処理をしていたのですが、それをあまりやらなくても済むようになっていました。
次々と新しい知識を覚えなくてはいけない学校とは違い、自分のペースで進めることが出来て彼の顔に笑顔が戻ってきました。初学時は実感として理解をしないと次の段階に行くのが難しいといまさら思ってしまいます。
いつも同じペースで学習を進めるのはたぶん苦手で、何事も初学時はゆっくりと進めていかないとだめなタイプです、時間をかけてスピードを上げて、マスター出来たらハードランディングでも構わないと言うのがむすこの傾向と特性なんだろうなと彼の日頃の激しさを見ると感じます。
たぶん。ものに寄るけど。
国語
国語も「すらら」さん中心に行いました。
簡単な文章題にもチャレンジしました。
でも、語彙不足は否めません。
やっとこさ文章を読めたとしても意味がわかっていないのです。
それでは読めても意味がありません。大変なだけです。
そこでことばの意味の大切さや漢字の書き方については相当時間をかけました。
しかし、単体のことばだけをやっても彼の俯瞰して見てしまう癖の子には意味がありませんでした。
文章に出てきた文字についての確認をしないといけません。
前後の話が無いと、訳がわからなくなります。
それに、自分の興味が無いことは、自分には全く関係ないとも思っています。
NHK for schoolの興味のありそうな話の朗読を利用したり、外出した時に常識的な質問を一個づつして確認をするようにしました。
「これポストだよね、赤いよね。何するものだと思う?」
「ひとはひとり、ふたりって数えるじゃん。自転車や車は1だい、2だい、っていうよね。」
そんな、見過ごしそうなことをしつこくなく、声掛け程度に教えました。
忘れても良いから、忘れていたら何度も言います。
学習障害分かった以前は言っていた「なんども言わせるな!」ってことは言ってはいけません。
自分だって興味の無い事は全部忘れるくせにです。
おとなは都合が良い。
当時は漢字はこの教材が、むすこには合いました。
全体を見てしまう特性のくせに、部品で覚える癖をつけてくれました。
今では忘れてしまった漢字でも部品で言えば、「あ~」と思い出してくれます。
それで「漢字50問テスト」もがんばりました。
まとめ
11回に渡って、学習障害の発覚初期の頃の事をダラダラと記述しました。
正解が無いのがこの「学習障害」です。
専門家さんや医師のご意見も参考にしていますが、一番よくわかっているのは本人だと言うのが、実感です。
その本人をじっくり見て、困り事に対応して行こうと思います。
様々な情報に流されずに、現状を認め、これからも楽しんでむすこたちと暮らしていこうと思います。
でもね中学生。思春期、反抗期です。
それも含めて順調に来たことを喜ばしい事と認めて、楽しんで行くことにします。
年上の礼儀として、ご機嫌でいる事を忘れずにいたいと思います。
まだまだ人生は続きます。
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