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小6むすこの、来年度入学する中学校入学説明会に行ってきました。
前回10月に1回小学校でありましたが、今回は中学校体育館でありました。
この時期の体育館は寒い。
前回より、少し人数多かったかな?
前回からの付け加えた事のひとつに、全国に関わることですので記述いたしますが、令和3年改正個人情報保護法の制定が、この令和4年4月1日から適用になります。
これは、個人情報については、定義、取扱等が地方公共団体も民間と同じく一元化されることになります。
従って、これまで地方公共団体機関の一部である公立学校も個人情報は「出せないものは出せない」と言うスタンスに大きく変わってきます。
例えば、これまで入学式に配布していたクラス分け表は配布中止になるかもしれません。これまで「〇〇くん何組だろう」なんて家に居ながら探すことが出来なくなります。知りたければ本人に聞けってことですね。
これまでの慣習がなくなりそうですので、最初は戸惑うと思いますが、ぼくはそんなことはすぐに慣れると思っています。
必要かつ合理的な範囲を逸脱している校則の見直し
やはりみなさん「生活指導」の件が一番気になるようでよく聞いているように思えました。
「生活指導」の話自体も一番長かったです。
最寄りの警察少年課も来てたし。。(いつも朝小学校校門の前で立ってくれてる方でしたけど(笑))
それと、前回10月にも軽く話がありましたが、4月から校則が変わってくると言う話です。
文科省から「必要かつ合理的な範囲を逸脱している」との通知があり、学校の方でも時代にあった校則に変えて行く方針であるということです。
文科省から言われたからそうすると言うのは、何ともまぁそうなんだろうなと言うところですがここで校則の見直しをすると言うのはあたり前ですが、世の中も変わって来たなぁと思うところです。
この見直しの根拠はこれですね。
ザッーッと眺めてみると、ポイントとしては「ブラック(非合理な)校則」、個別の件については「いじめ」「非行」「暴力」「発達障害」「性的マイノリティ」等について書かれています。
発達・学習障害についてもページが割かれていましたので、その部分はぼくとしても興味を持って読んでみました。
国が出す文書ですので個別具体的なものは書かれてはいません、あくまで提案としては書かれています。
その先の事については、各地方公共団体等で情報を取るのがよろしいかと思います。
しかし、提案にしろ
これまで「中学生らしい髪型・服装」等、ぼくらがいくらでも目にしてきたどうとでもとれる曖昧な文言は消えていくそうです。また「学校がこう言ってるからこの靴を履く」とか、「学校が言ってるからこの髪型になった」なんてのも無くなります。
先生がおっしゃる、4月からの「時代にあった」校則の意味ですが、「家庭と個人で判断する」ことが多くなるでしょうとのことです。
オフィシャルな大きな事は学校で決めて、後は個人の判断にまかせるものが多くなるのだと。
これらの話を聞いて焦ったのは、お兄ちゃん、お姉ちゃんのいるご両親。
「バックは何でもよくて、何色までOKなのか?」
「刈り上げカットは良いのか?」
「ツーブロックはOKか?」
「くるぶしが見える靴下はこれから良いのか?」
バックの話以外は、今年まで校則で禁止されていたことで、この日にいただいた校則集では消えています。
答えは全部OKです。
バックも個人情報が洩れるような透明なバックはダメだけど、色も形も自由。
ただ、両手が使えるリュックのものを推奨するよ。
そんな感じです。
ご両親の方々も自分の中学生の時代とは大きく変わってきていて戸惑いがあるのでしょう。
あ、、、そうか、、そう言えば40年ぐらいまえにぼくの中学校の校則も刈り上げ禁止だったけね。
なんで刈り上げダメだったんだろ?
妻の中学校に至っては、男子は全員完全なる坊主だったらしい。
個人が、好きでやってるならまだしもね。
今ならこどもの尊厳を無視していてアウトだな。
って言うか人権侵害だ。
これがあたりまえと従っていた、昭和のパワーってすごいな。
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