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【本】同志少女よ、敵を撃て

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同志少女よ、敵を撃て
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何の気なしに選んだ本。

実務的なもの以外は、自分の趣味として選ぶ本はいつもそんな感じで選んでしまいます。

そうすると、これはいいなぁ!と言うものと、イマイチだなぁ、それとゴミ箱行きと、ゴミ箱行きと言っても人によっては突き刺さるものもあると思いますので、それはその人の人生によって変わってくるのかと、この齢になると思うのであります。

この本は「これはいいなぁ!」と言う本でした。

なにも考えないで選んだぼくは、表紙の雰囲気と題名、それに今のトレンドから「異世界モノ」かと勘違いして読んでみると、全然違う。

「ドイツ軍?」「ソ連赤軍?」

すぐに、第二次大戦時のドイツとソ連争いの話だとわかりました。

しかも、多少はドイツ側から見たものもありますが、主にソ連側から見たヨーロッパ側のあの地域の戦争。

今のこの時期にこのような本を手にしてしまうなんて。。。今の時代と過去は違うけどさぁ

実は、ぼくは今起こっている戦争の背景はイマイチわかっていません。

ニュースやネットで色んな方の解説を見てもあまり信用せず。

その地域で生まれ育たないと何かあるんだろうなぁと勝手な判断をしています。

この本の主人公は女性狙撃手です。女性軍人です。。

銃の扱い方等にもリアリティがありますが、女性軍人の立場から戦争が描かれているのがまた良いのです。

そして読んだ後に思った事、

昔も現代の戦争も、たいした複雑な理由なんか無くて、人間として誰もがやらかしてしまうことで簡単に引き金が引かれてしまうんだなと。

過去、日本でサムライの時代以前から起こっていた国内の戦争も今の外国の戦争も人間の考える事ですから大して変わらないのなんだろうと。

この本に書かれていることが全てでは無いと思いますが、戦争の動機なんて、外国人、日本人関係無く、人間だったら誰もが本能の赴くままに思いつくことだと言う事が書かれているように感じるのでした。

そして、戦争だけは勝っても負けても決して美化してはいけないものですね。

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