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脳梗塞経過と治療のために、月いち程度病院に通っております。
先日、今年初めての病院に自転車で行きました。
ここ東京では、毎日毎日コロナウィルス新規感染者数が1万人を超えています。
この地域でも大きな病院です。
急患入口では救急車の出入りも見ますが、ぼくが行く外来病棟は静かなものです。
去年の夏頃の第7派時期よりも、病院自体がかなり落ち着いているような雰囲気がしました。
脳梗塞その後
身体的なこと
さて、ぼくの脳梗塞の現状です。
身体的には、前より右手、右足等、力の入りが弱い箇所、咳き込む事、トイレの我慢が出来ない事等、まだ「あれ?」と思う事はありますが、麻痺についてはだいぶ落ち着いてきた感があります。
日頃の運動を欠かせない事や、味の薄い食事等、良いと言われていることは何でも取り入れていることがあるような感じです。
体重も、6月の退院から3キロ減って、BMIも20を超える事がなくなりました。
栄養素の管理(特に血圧系なので塩分)をしているおかげです。
他人からは、昨年前半の頃より「顔色がいいけど、どうしたの?」と言われました。
見た目は、ほとんど普通に戻るどころか元気なおじさんに見えるようです。
脳のこと
あとは、脳ですね。
覚えていることが、言語化できないことがまだしばしばあります。
一度血流が止まってしまったのですから仕方ないです。
一瞬でも栄養が届かなくて死んでしまったニューロンは生きて戻ることは無いと言われました。
そのために必要な行為を行うために、別の脳に代替する作業を行っている最中です。
運動機能はほぼほぼ復活してきましたが、学習面はまだまだです。
これは、会話をたくさんしたり、こうやってブログを毎日認めるしかありません。
でも、だいぶ良くなってきました。
クライアント先で「えーっと、えーっと」と言う事も少なくなりました。
ぼくの脳麻痺とむすこのLDと合わせて考えてみる
この脳の話は、むすこのLDも同様なのだと考えています。
彼の場合は生まれつきです。血管に血栓が生じて脳細胞に栄養が届かなかった訳ではありません。
そのため、そもそもの脳の導線が壊れている訳ではありませんので、修正するのが大変です。
ことばを認識する為に必要な、脳の「修正」と言う概念が彼にはそもそもありません。
今のLDと言われている状態が、彼にとって最良の状態です。
それでも現代社会で生きていく上で「ことば」は必須項目です。
それなのに、人間が勝手に作って本来存在しなかったことばを、学習したのに「言語化出来ない場合」どうするか?
みんなとコミュニケーションを取れるように、ことばの使用は必須項目です。
そのために無理矢理、ことばを発、脳に刺激を与える作業を少しづつ取り入れています。
遊びやスポーツで脳に刺激があることも大いにあるでしょう。
彼は、他人とのコミュニケーション大好きな事も有利になっていると思います。
脳梗塞なんて大病です。ならないに良いに決まっています。
でも、この病気を経験して、むすこも多分同じ状況なんだろうなと、むすこのLDや境界知能の状況を想像しているのであります。
あ、また長くなりそうなので、今日はこの辺りで終了します。
コロナと体調の関係を記述しようと思いましたが、また後日にします。
まとめ
専門的に研究されている方やお医者殿に聞かれると、勝手な判断で笑っちゃうような話ですが、むすこのLD対策をするにあたって、上記のような事を感じます。
「ひとによって違いますからね」と言われてから自分なりにこんな事を思考錯誤で試しています。
ただ、一番は成長と共に出てきた本人のあらゆることに対する意欲なのかと思います。
その為に「自信」「自己肯定感」「自尊感情」「主体性」「社交性」等、そんなものを育てつつ、親が叩き壊さないように気を付けないといけないと思うのであります。
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