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先日、13日の金曜日、NHKのEテレ「0655」で「toi toi toi!」と言う唄が流れました。
小6むすこはこの唄が大好きで振り付け付きでよく唄っています。
(テーブル、バンバン叩いてうるさいけど。。。)
この日は「勇者うさの大冒険」も丸覚えして、この日も楽しみに待っていたのですが、「toi toi toi!」が流れてきてよろこんでました。
唄を覚えること
2023えとソング「勇者うさの大冒険」
朝の短い数分の唄を、覚えているむすこですが、
自分も、覚えられるかな?と一緒に見ていました。
ぼくが、この短い唄でさえ覚えようとするのは「無理」でした。
映像を見ると映像ばかり頭に入って来るし、
唄と字幕を見ていても、メロディーしか入って来ないし。。。
朝ごはんの時で、むすこと同じ回数を見ているはずなのに。
だめです。うまく頭に入りません。
「よく覚えられるね」
「正月はカレーじゃー! 最後にむらさきの人参みたいなの抜くよ」
「あ、ほんとだ。」
歌詞とリズムと映像と細かいところまでよく覚えています。
カンタンな唄みたいだけど、すげーな。
「興味のあること」だからで済まされるのはもったいないか?
最初は、興味があることだから覚えられるのかな?と正直、思っていました。
でも、ぼくも興味あるから覚えようとしても無理だし、ひと世代下の妻も無理だと言っています。
これひょっとすると、「全体を俯瞰」してみられる特性があるように思いました。
流れる動画とメロディーと音楽、これをひとつにまとめて見れる、あるいは見てしまう特性から来ているように思います。
前にも記述しましたが、入って来る情報を取捨選択できずに全部覚えてしまおうとする、ある種「まじめ」さがそうさせているような気がします。
ぼくの場合は、「歌詞なんか覚えるのめんどくさいから、メロディーを先におぼえといて、後から歌詞を覚えよう!」といい加減なところがあります。
彼の場合は、それが出来ないのかもしれません。
学校の授業と同じです。授業で聴く、一番大事な要点も、蛇足的な知識も一緒くたに全部重要に見えてしまい、パンクしてしまうのです。
この番組で流れる唄は、短い唄が多いので対応できているのかもしれません。
飛んでくる情報は塊になってインプットされようとします。
そして、情報が多すぎるもの(長い文章等)は、頭の中で分解、消化できないものが無理解につながっている。。。。。
しかも、小学生だと一番大事な事は何か?を覚えられずに、知識も少ないので理解できることも限られる。
そんな感じでしょう。
成長と共に得た知識を活かして
ここ3年で、それなりのLD対策と遊びと学校と他人との交流と、こどもが成長する上で大事なことを、まんべんなくやってもらっていました。
ここで経験した積みあがってきた知識が、「情報の塊」を分解、理解に多少つながってきた兆しがあるように思えるのが、今の現状であると考えています。
彼の良いところは、積み上げて得た知識を、この唄のようなものに照らし合わせて一致させていることです。
他人と同じようになってやると、負けず嫌いなところがそうさせているのかもしれません。
頭の奥底に入ってしまっている知識を日常生活で思いついた時に、引っ張り出していることが最近見受けられます。
その作業を常にしているので、大変疲れると思います。
夜、規則正しく寝てしまうのはその為かな???
それに朧気な知識も多いので、間違ったりもします。
そこは、脳のつかれに良さげなもの(チョコとかかな?)、幼児では無いので間違いは「やさしく」指摘して、中学に向けて自信を保ってあげていこうと思います。
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