|
入院3日目の2022年6月1日
2日目のMRIでの脳梗塞の特定が出来たとのことと、更に症状が比較的軽いということで、手術の選択はなくなったそうです。
薬と点滴での治療となりました。
点滴は1日2回(1回30分程度)で約一週間ぐらい打つ必要があるそうなので、その時点で1週間以上の入院が確定。
それが終わった後に、CTとMRIを受けて脳外科の診断を受ける必要があるとのこと。だから退院はがんばっても来週の水曜日6月8日になりそう。
そう目標が決まると俄然がんばる気になるのであります。
点滴
これまで、脱水症状を避けるためと言われて打っていた輸液である「ソルトアセトD」に加えて、脳を保護する点滴注射である「エダラボン」と言う点滴を打つことになりました。
説明はよくわからないのですが、ラジカルなものを捕まえて脳を保護するんだそうです。
単独電子みたいな不安定化した分子から脳を保護する、そんなイメージなんだろうなと想像をしています。
元素記号表を思い返してみてください。
しかし、そんなことをこの点滴注射からできるんもんなんですね。
医学は進んでいますね。医療関係者と患者の負担が軽減されるってもんです。
飲み薬
飲み薬は以下のものが処方されました、夕ご飯の後に飲みました。
- ロスバスタチン錠(コレステロールの量を下げる)
- バイアスピリン錠(血液サラサラにする薬)
- クロピドグレル錠(同上)
- ランソプラゾールOD錠(胃薬)
メインは血液をサラサラにする薬ですね。医師の看護師の注意として、
血液サラサラになるので、ベッド周りをゴソゴソ整理しだしてその辺に体をぶつけると青あざがひどくなるし、頭打って出血すると入院が長くなると脅かされました。
この時はまだまだ体が不自由でしたので「そんな事出来る訳無い」と心の中で叫んだのですが、夕方近くになると変化が起こってきました。
食事
ぼくの父が3年ほど前にガンで入院している時に「病院の飯なんて食ってられないよ」と文句ブーブー言っていました。
実は、父が入院していた病院とぼくが入院した病院は場所は違うのですが、同じ系列法人の病院です。デカすぎてそれぞれの病院が独立した感じなのでしょうが、食事は似たようなもので期待はしていませんでした。
でも、良い意味で期待は裏切られ、ぼくは入院中は、家族とのビデオチャットの次に食事が楽しみでした。
ぼくが右半身が麻痺しているとはいえ、元気なので食事は全部食べられていたので毎日3食ありがたみを感じていたのもあったかもしれません。
塩分管理をしっかりされていると医師から聞いていましたが、それほど味の薄さを感じる事もなくおいしく食べられました。
高血圧なぼくは、この食事も療法のひとつです。
入院期間しっかり塩分管理をされた食事のおかげで、これまで正常値以下に下がることがほとんどなかったぼくの血圧が正常値連発することになりました。
塩分を減らせと言うのはそこまでやらないといけないんだと思い知るきっかけとなりました。
3日目にして、治療方針が決まりバタバタとリハビリも始まりました。
さて、理学療法士(PT)との歩きのリハビリをしていると、車いす??
もう必要ないじゃん。ひとりで歩けるようになっていました。
まだ、右足が棒のように感じるので、右足を投げ出すような歩きですが、
これであれば、点滴棒を杖のようにすればOKでしょうということになりました。
ただし、まだ危ないからトイレ行く時は看護師の介助が必要です。
意外に回復はやい???
そんな予感して、リハビリ自主トレも頑張るのでありました。
ただ、血液サラサラ薬を飲んでいるので、打撲やケガには気を付けるように
つづく
コメント