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集団生活の中で、みんなが言っていれば誰が傷つくともわからない侮蔑的なことばを悪い事と思わないで平気で使ってしまうものです。
こどもなんて、ことばの意味も考えずに良いも悪いも分からずに何となく語呂がいいからと使ってしまいます。
隠語のようなものになると、おとなが知らないことばもあって手に負えません。
小6のむすこは、小3~小4までのギャングエイジを地で行ってしまったような人間です。
その時期に、知らずに人が嫌がる事や傷をつけるようなことを言う時期がありました。
でももうそんな時期は終わって、今はだいぶ落ち着いています。
家でも汚いことばを全く言わない事は無いですが、以前程は減ってきたなと感じます。
ディスレクシアを抱えているので、人の弱みと言う事に敏感な分、自分の痛み、人の痛みと言うのが何となくわかっていて、親のぼくが言うのもなんですが、気遣いもよく出来てきました。
そのせいか、道徳的な事にも敏感なので、逆に正義を振りかざすような発言があったりして、言いすぎだろと言う時もあります。
一方今、段々ひどくなっているのが小3むすめ。
女の子なんで、ギャングエイジと言うことでもないのですが、部分的な高IQから、とにかく色んなことばを吸収します。
ことばをよく覚えることの裏腹に用法をや作法、礼儀が守れないと使ってはいけない、もしくはそれを言ったら絶対NGワード。と言うことばを平気で発言してしまいます。
そんな時は、うちのもう一人の道徳人間である妻が、「それは使ってはいけないことばだよ」と教えています。
「みんな、言ってるよ。」
「〇〇ちゃんねる(Youtube)の〇〇ちゃん(こども)が言ってるよ。」
おともだちやこどもYoutuberが言っているということは、NGワードを周りのおとなが使っているのでしょう。(他人の事は言えません。自分も気を付けなければと思います。)
親世代のかつてこどもだった頃に普通に使ってしまっていたことばが、こども世代の今ではNGになっているものはよくあります。
これからの人たちは「誹謗中傷」「いじめ」等の対象になることばや行為は、間違いなく「犯罪行為」になると教える必要があると思います。
現実の世界での付き合いはもちろん。ネット上への書き込み等で取返しの付かない事にならないように、その分別と言うのを今から付けていってもらわないとぼくは考えております。
「わかりやすい侮辱」と「パワハラ侮辱」
「わかりやすい侮辱」と言うのは、侮蔑後等のNGワード、この他に悪口やあだ名で直接的に「侮辱」と分かることばで罵ったりすることとします。いじめまでとは言えなくとも、ともだち同士では日常でやっているでしょう。
「パワハラ侮辱」とは、間違いを起こした人に対しパワハラ権力をふりかざして「お前が悪い」と人前で辱めたり、見下したりしてその人の名誉等を傷つけ、苦痛を与えることです。(むすめの前担任がやっていたこと)
どちらもやってはいけない行為ですが、年端も行かぬ低学年の頃にこんな経験を両方受けてしまったむすめは、今その区別と言うのが麻痺しているように感じます。
平気でNGワードを使ったりしていますのが、こどもだと思って笑って聞いていてはいけない時期に来たような気がします。
妻に任せきりではなく、ぼくも注意していかないといけません。
敢えて動画を見せて来た
インターネット上の動画(特に個人が作った動画)は、一緒に見ているとどうも「嫌な」表現をするものが少なくないと思っているのが、ぼくの感覚です。
これからの子たちですので、こんなものもありだろうと言う事「あえて」いつでも見れる環境にしています。
制限もせずに見たい時は好きなように見せてきています。
そこから学ぶものもあるし、毒になるものもあります。
これからも制限するつもりはありませんが、そろそろ良いものといけないものを教えていかない時期に来たような気がします。
そんな時は「そんなことばを使っちゃダメ!」と言うのではなく。
「言われたら、どう思う?」と聞くような感じで。。。。
むすめはむすことだいぶ違って、自己主張がかなり激しい子です。
相手の立場に立ってと言う事と言うより、自分が当事者になったらと言う事を考えて欲しい。
そんなことをやっていこうと思います。
まとめ
むすこの方は、スマホを持っています。
今のところ、自由にアプリをインストールできない設定にしています。
書き込みが出来るアプリはLINEぐらいですが、これから外に向けての書き込みが出来るアプリが必要な時期が来るでしょう。
「こんなことをすると、こうなることもある。」と事例を挙げて、その先はどうなると言う事を教えていく必要があるでしょう。
ちょっとした「悪ふざけ」が「違法」につながるケースは少なくないと今のうちに意識させないといけません。
成年年齢が18歳になったので、今から意識させても遅いぐらいだと思います。
親世代の方が、鈍感だったりして。。。。と言うのもあるかも。。。
便利な世の中を生きていくためには、自分が対応できるようにITリテラシーを高める必要がありますね。
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