小5ディスレクシアむすこの夏休み宿題以外の学習で「ことばの想起」の練習を続けています。
なんとなくイメージは分かってるんだけど、ことばひと言で表すのが難しいむすこです。
例えば、
「雨の日にさすもの」(答え:かさ)
「えーっと、えーっと、みず?」
とか苦し紛れに訳の分からないことを言ってしまっていました。
そんなことばの想起の難しさは数知れず状態でした。
そこで、この1年余りの間「ことばの想起」の訓練を個別指導を通じてクロスワード等で続けてきました。
現在では、だいぶ改善され易しい問題でしたら楽になってきたようです。
完全に治ると言うのは無いと言われていますので、如何に多角的に物事を考えることができるかと言うのを課題にして、「こんな時はこう、そういう時はそう」と言う感じでむすこの様々な思考回路に刺激を与えて考えられることを発展させるようにしております。
夏休みは、ことばから説明文を考える。
ことばのクロスワード
上記の「ことばのクロスワード」は説明からことばを想起する問題です。
大体、小3レベル程度のものが終わりつつありますので、夏休みはここまでのレベルで逆をやっています。
例えば、「「バス」の説明を一言でして」と言ってホワイトボードに書かせてます。
自分で思いついたことを考えて想像していくのは得意ですが、このように課題を与えられて答えさせられるのは結構な負担なようです。
この日は「バス」と最後に「しんかんせん」を答えさせたら疲れ切って終わりました。
確かに、これで意味を一言で答えろと急に言われるといろんな事を考えてしまってかなり頭の負担になりますね。
説明のスキル
こう言う説明のスキルと言うのは、日常で自分の意見を他人に正確に伝えることは大変重要なものであるとぼくは考えています。
他人への説明が独りよがりで、例え難しい試験に通ることが可能な人であっても聞いている人の目線に立っことができない小難しい説明しかできない場合は、属しているコミュニティーから抜け出せません。
その場合、その社会だけで生きていければ良いのですが、そんなわけにはいきませんので、一般の人には理解が遠く、鬱陶しい人と思われて致し方ないでしょう。 誰かのサポートが必要だと思います。
むすこの場合は逆で、一般の人に自分の言いたいことを簡単な最低限説明できるようにして社会に生きていく術を身に着けてもらわないといけません。
日常、自分の好きなことや、考えていることにおいては言いたいことは言えているようです。
ともだちや仲間と直面した問題解決する際に共通認識しないといけないことをきちんと理解し、同じ理解のレベルにならなくとも自分の考えで洞察し行動して欲しいなあと思っています。
そんな訓練の最初の段階であります。
まとめ
こんな訓練も、何せ勉強を毛嫌いしているので、勉強と言う事を意識させないでやっていくというのも課題としてあるのがめんどくさいところです。
めんどくさいと言いながら、根気よくやっています。
ブログを通じて愚痴っています。
申し訳ございません。
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