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学校が始まっても、マイペースなディスレクシアむすこです。
むすめは、初めての学校で多少不安なようで、珍しくうろたえてます。
むすこはすららで物語を読んだり聞いたりして登場人物を問う問題がありました。
例えば、1段落程物語文章が出て、その中に出てきた人物は誰と誰か?とか、登場人物は何人か?を問う問題です。
読解力を問うはじめの一歩ってところでしょうか。
むすこは、読解力なんて程遠い学力なのですが、がんばって自分なりの方法を考えていました。
文章問題
むすこが取っていた文章題対策
むすこは、長い文章を読むことが大の苦手です。
せいぜい、1センテンスぐらいを一気に読むことで精いっぱいで疲れてしまいます。しまいには、過呼吸状態になるほどです。
国語の文章題の解き方は、全く文章を読まずに答えを拾い出すやり方で通していました。
今回の登場人物の探し方もそれです。
昔、大学受験の時「そんなことはするなよ。ちゃんと読めよ」なんて先生に言われた記憶があります。
読み上げの時はメモを取り始めたむすこ
すららで問われた最初の問題は、「桃太郎」や「金太郎」等の童話です。
最初は、すららの中で読み上げをしてくれました。
読み上げなのでよく聞いてないとすぐ次に移ってしまい大変です。
最初の1問目はぐちゃぐちゃになって、混乱していました。
そこで、少し休憩して自分なりに対策を立てました。
そうなんです。メモを取り始めました。
読み上げに追いつかないと思い、自分で分かればいいと言うメモです。
上段(きんたろう)
- たろう→きんたろう
下段(ももたろう)
- おば→おばあさん
- おじ→おじいさん
- もも→ももたろう
ちょっと前まで、メモを取る行動がワーキングメモリの関係かうまくできなかったのですが、元来、能率的な事が好きな方ですので、やってみるとうまく受け入れられたみたいです。
自分で読まなければいけない文章の場合
これはやっぱりだめみたいです。
1、2行程度であれば「これはぼくが読む」と言いますが、10行以上2段落ぐらいある文章ですと見るだけで、拒絶されます。
仕方無いので、ぼくが読み上げました。
ぼくが読んで、登場人物を問う問題は何とか全部できました。
学校での、自分一人でやらなくてはいけない場合の時が問題です。
どうしたらいいのでわかりません。
テストの時間がすごくかわいそうです。これでまた自信を無くしてしまうような二次障害につながるのが心配です。
文章がわかれば問題は解けるのにもったいないです。
これから、学校でどんな配慮が必要なのか学校や個別指導の先生と相談をしてこようと思います。
まとめ
国語の文章題は、大きくなっても億劫です。
ぼくがそうでした。本はこどもの頃から好きで、余裕があればずーっと読んでいたいい方です。でも、現代文の問題は今でも本当に答えがあっているのか自信がありません。だから国語は今でも嫌いです。
ましてや、ディスレクシアのむすこには相当なものがあると思います。
読字については、親や支援者が付いていれば何とかなると思いますが、いない場合はどうなるのか?
せめて、生活に支障をきたさないようにしてあげたいものです。
追記
追記:2020年10月1日
最近、小学校1年生、2年生程度であれば読字レベルが確実に上がってきています。
でも、4年生の現在進行形の文章、特に文章問題が高度になってきている関係で、
また、読字に対しての嫌悪感がついてきてしまっているような様子です。
ただ、読んでいてもイメージが掴めないし、いま読んでいるところに一生懸命で前に書いてあることを忘れてしまっています。
算数の文章問題もそうです。
ドリル程度の問題が、ぼくでも「あれ?」と思うものがあります。
更に、負けず嫌いなので、出来ないと嫌になります。
出来なくてあたり前、出来ないから習っていると考え取り組めるように応援していきたいと思います。
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