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逆立ちの練習

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LDだけど、ひとつぐらいは得意なものがあってよかったと思うのが「運動」。

残念ながら、苦手な筆記試験のある保健と体育が一緒になっているのが惜しいところですが、保健と体育は結び付けやすいものだからかな?と考えてしまいます。

いやしかし、自分のむすこなのになんであんなに体育が得意で、しかも疲れ知らずなんだろうと思うことが多くあります。

今、持久走の練習を体育でやっているそうですが、負け知らずと聞いています。

「おれ、今日も持久走の練習1位だったぜー!おれに負けないようにがんばってるやつもいるけど、半周ぐらい差がついた!!」なんて帰るなり豪語します。

ぼくだったら、こんな寒い時の持久走なんて嫌で仕方なかったなーと思いますが、むすこの場合体育実技の時間だけはいつも楽しみにしているのであります。

一方むすめ。

逆立ちと側転をみんなの前で披露しないといけなくて泣いています。

それで、一生懸命家で練習しています。

むすこも、4年生の頃やってたなー

でも、むすめはむすこのようにできません。

全く出来ない訳ではないのですが、満足な形にはなりません。

しかも、みんなの前で披露するというのが失敗はしたくないと言うプレッシャーにもなります。

泣きながら練習しています。

逆立ちはふすま、タンス、壁を背にバンバン音を立ててやっています。

ふすまの1枚や2枚壊したって直せばいいやと言う気持ちになるぐらい一生懸命です。

変にストップを掛けられないぐらいです。

そのうち、きれいに逆立ちができるようになりました。

動画も撮っていたらしく

「できた!」とその動画も見せてもらいました。

やるな、おぬし。

みんなの前で披露なんて、嫌だろうな― と思っていたのですが、これまでちょっとやればなんでも器用にこなしてしまっていたむすめです。

どうしてもできない事は仕方ないけど、出来る事を出来ないままで終わらせないことがわかってくれればそれで良いと思いました。

本番はできたのかな?

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