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小4の10歳のむすめは集中する作業が好きです。
ただそれは、好きな事だけです。
工作している時、画を描いている時、ゲームをしている時、本を読む時。
あの集中力はすごい。
梃子でも動かぬものがあるので、ごはん等で声掛けはするけど動き出すまでほっときます。
反面、自分の興味のあることや、わかりきったことを繰り返しやることはつまらないし、嫌いで耐えられないので、集中力を持たせようと言うのはそもそも無理です。
特に、宿題がその一例なのですが、嫌がります。
これまでは、まだ小さかったので手をかけて「一緒にやろう」と見てあげる事もあったり、動画を見ながら、音楽を聴きながら時間を掛けてやるのもOKとしていました。
そんなむすめですが、宿題に集中できないのは相変わらずですが、もうそろそろぼくもむすこの事を見ないといけないし、精神的にも限界がきてきましたので、むすめには「自分でできるだけやってくれる?」と夏休み明けから宿題や学校の用意まで自分でやってもらうようにしました。
いわゆる「自分でやれ」指令です。
もちろん、授業で聴いていなかった宿題の部分等は「聞いて来てね」と妥協点を提示しました。
最初は寂しそうでしたが「おにいちゃんの事もあるし。。。」と分かってくれたみたいで、何も言わなくても、chromebookで時間割のチェックしたり、急に宿題をはじめたり、良い傾向になってきました。
さすがのむすめです。
でも、充電は忘れちゃうんですよね。
ガムの効果
宿題の内容なんかわかりきってるので「つまらない」と言っていたむすめですが、みんなと同じようにやっていきたい気持ちはあるようです。
それで、最近要求されるのが「ガム」。
「帰りになんか買ってきて欲しいものある?」と聞くと
「くまさんガム」と言います。
“くまさん”はむすめの好きなものの形容詞の隠語のようなもので、今は「キシリトールのマスカット味」がお気に入りです。
従って、明日「くまさんガム」と言われても、違う味のキシリトールになる可能性もあるので注意です。
確かに、ガムをモグモグ計算問題が並んでいるドリルをやっていても文句を言わなくなりました。
どうしてそんな効果があるのかわかりませんが、落書きも無しに進めている姿を見ました。
スマホの時間常時点灯は良い
また、「自分でやれ」効果は時間の感覚も分かって来たようです。
最近、ぼくの古いandoroidスマホ(Pixel3a)を渡しましたが、それをテーブルに置いて常時点灯で時間表示させています。
スマホを立ち上げなくても時計のように時間が分かるので、これで時間を見ています。
天気予報も写ってるし、結構便利です。
スマホを立ち上げるとついつい、時間を確認する以外についつい今見なくていい情報まで見に行こうとします(うちの場合、特に妻)。
それで、ついスマホを散々見た後に「あ、こんな時間になっちった」なんて言ってるのはちょっと笑ってしまいます。
親より成長して欲しいものです。
このように、ガムで集中して自分でやれることを増やして行って、時間をスマホの画面でチラ見して、時間の配分を考えて、時間の感覚を掴んできているように思えます。
「おかあちゃん、はやくお風呂入ろうよ。」そんな事を言われている妻です。
一番こどもの時間感覚の阻害している要因はおとななのかもしれません。
あまり先回りして言い過ぎると反発しますしね。
自分で気付いてくれると、親がちょっと抜けているぐらいが、一番良いと思います。
親より成長してくれると良いな。
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