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中1むすこ「いろはにほへとちりぬるを・・・・」と唱えております。
「おとうちゃん!いろははね、同じ文字が二つないんだよ。すごくない?」とスラスラと暗唱しています。
低学年用の国語の音読で教科書無しで暗唱していたことや、小2の頃に九九も最初から唱えるだけであればクラスで男子の中ではトップで合格したと言う実績があります。
このようにただ単に覚える事を、クラスで「競争」や「バトル」になると尚の事効果を発揮します。
それほど難しい暗記物ではありませんが、こう言う類のものは暗記の仕方は得意です。
ところがこれに意味を付け加えたり、書字を添付するような学習になると途端に、パフォーマンスが落ちます。
本当の学習と言うのはそう言うところなんだと思いますが、九九の途中の式を聞くと答えられなかったりするのがそう言うことなんでしょう。
頭の中にある文字や数字や意味と耳や目から入って来た情報をつなげるのに苦労しているからです。
今回の「いろは歌」は学校で抑揚掛かった軽く節がついたものをCDで聴かせてくれてくれているそうです、それだけに意味や文字云々より耳に入りやすい形になっていて、暗唱が楽なんだと思います。
むすこの「いろは歌」を聞いていて、小学校低学年の頃の事を思い出してしまいました。
暗記ができないわけではないんだよな・・・・
フレーズとして入りやすいものや、ストーリーのあるものがあると、暗記は出来ない訳ではないと言えます。
英語授業で出てきた、”The Beatles”の唄もそうでした。
今後、日本で学生をやって行く以上、(前後に意味が無いと言う意味で)意味の無いものを暗記したり、生活に直接必要の無いもの、経験することが滅多にない事を暗記していく事が多くなります。
そんな辛い勉強を如何に自分のものにしていくかが学力に直結するのですが、それは今後も上記の特性上難しいと考えています。
今回の「いろは歌」は、先生から「後ろの文字を読むと怖い意味になるよ」と教えてくれて、更に好奇心が沸いたようです。
どのような、教示が一番最適なのかというのはフォーマットが無いので教える方も手探りなのですが、今の国語の先生は中々良いところをついて来てくれてるなと、感心するのであります。
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