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10月に行ってきた区の就学相談引き続き、2回目に行ってきました。
今回で就学相談は最終です。それで来年度中学校就学への「提案書」を作成してもらいます。
あくまで、提案なのでいただいた文書へ異議がある場合の申し出もOKです。
区教育委員会の方も、定員の許す限り希望は聞くとの話ですが最終的にはどどうなることやらです?
今回のスケジュールをざっくりと列記しますと以下になります。
- 医師面談(親子)
- 校長面談(親子)
- 教室移動ー学活みたいなもの(子のみ)
- 体育館移動ー運動機能チェック(子のみ)
以上です。所要時間は2時間でした。
場所は、むすこが産まれた頃に統廃合で廃校になった小学校で、今は区の施設化となりリニューアルしてキレイな会場です。体育館もそのままですし、運動場もあります。
うちの近くで歩いていけるところで「ラッキー!」
むすこは、よくサッカーで利用しています。
この体育館で親子サッカーもやったことあるし、フットサル大会もやりました。
もちろん、運動場は月1ぐらいは試合等で使っています。
そんな、身近でアウェー感無しで、リラックスした状態で徒歩で会場に向かいました。
医師面談
最初は医師(小児科医らしい)面談でした。
ぼくより少し年下(アラフィフ)かな?と言う感じの女性医師でした。
ぼくはLD特性については先端を行くエライ先生からの話は聞いたことがありますが、今回のように身近に感じるような場所で話を聞くのは初めてです。
良い機会ですので、13歳に向けて、医学的な事を違う面からのご意見をお持ちかとそれを伺おうと楽しみに望みました。
そして、冒頭「どうですか、これまでは」なんて聞いて来るもんだから
LDと分かってからは、がんばって授業にもくらいつき、ともだちとの関わりを大事にし自信を取り戻して、勉強、運動、ともだちとの関わりのモチベーションをそのままに中学に行きたいとのことを、隣に座る今にもサッカーしに走りだしそうな格好をしたむすこの見たままの姿で説明しました。
そしたら、、、
- 中学校になると急に変わる
- モチベーションだけで中学ではやっていけない
- 勉強が高度になる
- (勉強を)がんばらないといけない
- 先生のしゃべるスピードが速くなるからそれについていけるのか?
- 塾に行く必要があるから塾と相談しろ・・・・等々
むすこにとってはまだ見ぬ中学校の世界ですが、誰でも思いつくようなことを説教し始めます。
勉強嫌いだけどがんばっているむすこを脅すように諭します。
たった10分の面談で、ただでさえ謎なむすこのLDについて分かるはずはありませんし、これまでむすこが努力しがんばってきた事も親身になって聞きとりもせず、何がわかるんだ?
あまりにもあたり前過ぎて。ぼくの老母でもそんな事言えるわと。
(むすこの特性の話は??資料を読み込んでるのか?こいつは?本当に医師なのか?)
まくし立てて、言いたいことを話しているこいつが何者かわからなくなってきました。
そして、あーこの人はお勉強だけは出来て医師免許を取って、権威の上に胡坐をかいて生きて来ただけの人なんだろうと思い、哀れになると同時にぼくの中で彼女の肩書がなんだったのか忘れて行きました。
たいてい、他人が知らない世界をまるで全てを知っていてその厳しさを語る話程、宛てにならないものはありません。
そんな話を信じてはいけません。気を付けた方が良いです。ただのはったりです。
中学生の勉強なんて全然勉強しないでやり過ごしてしまった夫婦ですが、そんなもん経験しているので百も承知です。
もうそこまでで、妻もこいつの話を聞くのはバカらしくなっているようでだんまりを決めています。
そして、医師らしい医学的な話や建設的な話もなくてそれで時間切れ終了。
面談室を後にしました。
医師面談が終わって大爆笑
控室で妻に「さっきのあいつ、医師面談だったの?」と聞きました。
「いや~、まいったね。(中学校の)校長先生の面談だったんじゃない? 全然、医学的な話も無かったしねー、途中から校長先生だったんじゃないかと思い出して、これから縁が有ったら困るから下手な事言えなくて黙ってたんだけど、、、、」
そうして、しばらくすると。
「それでは、これから校長面談はじめまーす!お名前をお呼びしますので呼ばれた方はご家族でおこしくださーい」と事務局の人から声を掛けられました。
「えーーーーー!!あいつ!?本物の医者だったの???」
静まり返っていた控室で爆笑してしまいました。
「おとうちゃん!シーッ!!静かに、笑い声がデカい!!」
道徳むすこに怒られてしまいました。
当のむすこ。医師面談では全く話を聞いていなかったのが幸いです。
無邪気にぼくのメモノートにいたずら書きをしていました。
まとめ
中学校就学相談、医師面談について記述しました。
多分、LDや学習障害について全く知らないか、理解したくない人だと思います。
でなければ、LDと分かっている人にのっけから「勉強が大変だ」とか「塾へ行け」なんて安易な事は言えないはずです。その子を追い詰めるだけです。
手探りでも、個々のLDの原因は何かを診ていただいて、その見立てから明日への希望を助言していただくのが、それが指導する側、評価する側で関わる人の努めでは無いでしょうか?
しかも、専門性のある医師です。
専門的な事をひとつも教示できず、誰でもわかる知ってる話を50過ぎたおっさんの家族にまくし立てるなんて良い度胸してるなと感じた面談でした。
次回、教育委員会当該の事務局に連絡を入れないといけませんので、事の顛末を意見としてお伝えしようと思います。
長くなりました。愚痴ばかりですみません。
次回は、この医師とは良い意味で全く違う教育者(校長先生)の話等を記述したいと思います。
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