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小6むすこの英語の授業を見学できる機会がありました。
教員はお二人。
ひとりはネイティブの男性教員(ALT)と、女性教員(限りなく日本人種で国籍も日本だけどたぶん英語圏出身・JTE)のお二人。
見ていると、すごい!すごい!英会話教室顔負けの授業!これが義務教育??
児童も生徒も活気があります。しかも楽しそうです。
みんなラフな感じで、半身後ろを向きながらの子、足を組んでる子、でも話はきちんと聞いています。
机やいすは昔のままだけど、まるでアメリカの映画ドラマの授業風景を見ているようです。
これぞ、現代の小学校英語の授業!。
要所やわかりずらいところは、女性教員が日本語で説明をしますが、他はほぼEnglish!
教室の後ろに突っ立って見学している保護者も巻き込んで、楽しい授業を拝見させていただきました。
今回の授業
先生方は良くしゃべって、テンション高めですが、ほとんどが児童が発表する形式。
今回に限って授業参観に向けて特別編だったかもしれませんが、全員が前に立って英語で簡単なテーマを基に自分で考えたスピーチをします。
もちろん、しゃべるだけでなくGoogleスライド(模造紙なんか使わないよ)を使ってのプレゼンです。
内容は本当に簡単でひとり30秒ほどで済むものですが、思春期真っ盛りな恥ずかしがり屋な子も分かりやすいスピーチをしてくれました。
心がけたいのは以下の5点。小学生英語指導法に沿った事に気を付けてと言う事は大前提と言う事です。
- clear voice
- eye contact
- smile
- gesture
- reaction
この上記の5点児童それぞれ、得意なもの不得意なものあります。
でも、先生はこの中でひとつでも良い事があれば、そこを褒める、褒める、褒める。。。
悪かった事は言わない。とにかく良いところを褒めるんです。
それに応じてクラス中が盛り上がる。
5年生の時の先生(年配の女性教員、学校でもエライ方)も言ってましたが、
「この学年の子たちは、本当に素直で良い子ばかりで、かわいい!」と言ってたのも分かるようなそんな雰囲気でした。
むすこのスピーチの番
さて、今まで大人しくしていた、むすこの番がやってきました。
むすこが教室の前に立つと、これまでに無い歓声と応援の声・・・・・
“なんだ、なんだ、すげーな、あいつ”
「〇〇ちゃーん(むすこの名前)」
「お!〇〇ちゃーん、がんばれー!!」
やる前から拍手と歓声。
そして、Googleスライドをめくりながら、大きな通る声でやり切りました。
親が来ているのが分かっているのに、堂々と楽しく笑顔で出来て
よくやりきりました。
帰って来てからむすこが言うには、
「いつも、おれの(発表の)時みんなすげー声掛けしてくるんだよな」
「いいじゃん、人気者で」
「おれ、うまく出来てた?」
「うんうん、よく出来てた、すごいよ。堂々としてて。」
学校の人気者のALT・JTE先生方
むすこが「英語の授業好き」と珍しい事を言ってたのは
クラスの雰囲気と英語教員のおかげかと思います。
このお二人の英語教員は今年からのむすこの学校に来てくれた方たちです。
むすめも、むすこも、このお二人は大好きだと言っています。
学校の人気者だそうです。
そして、昼休みも順番ですがALTとのをしていて、むすこ、むすめも通ったそうです。
なるほど、耳から聞くことが得意なむすこ。
だから、触るグリフ英語等でも発音が得意なのかもしれません。
まとめ
先日見学に行った、小6むすこの英語の授業について記述しました。
先生がとにかく良い所を見つけて「いいよ、この間よりここがうまくできたね~」とそれぞれに評価していたのが印象的でした。
これまでは「指摘しないとわからないでしょ」と出来ない事を指摘することがおとなの仕事のように思っていましたが、出来ない事を指摘するより、出来る事を指摘して持ち上げる方が、出来ない事でもチャレンジするモチベーションになるんじゃないかなと思う授業でした。
実際、むすこが「英語が好きだ」と言うのはそんなところから来るようです。
全ての事はつながっていて出来る事を褒めてあげると、わからないこともわかるようにがんばる気持ちが出てくるんじゃないでしょうか?
褒めてばかりは甘やかしとか言う方もいらっしゃいますが、怒られて発奮するこどもなんかお話しの世界だけだと思います。
そう言う方は、自分の過去も振り返ってみたらいいと思います。
ぼくは、出来るところは褒めてモチベーションをあげさせたいとむすこ、むすめにはそう接してるつもりです。
そんな事を思った授業でした。
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