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この間、小6ディスレクシアむすことジョギングをしました。
病人相手とはいえ、全く容赦しない。
あいつは速い、めちゃくちゃ速い。。。。
背中しか見えない、もう絶対追いつけない。
東京都スポーツテストでの50m走が10点満点だけあります。
ランニングをしていると「スピード重視?持久力重視?」そんな事を聞かれます。
そんな質問は野暮です。ぼくは両方無くて、むすこは両方でしょう。
2年ぐらい前も一緒に走ってくれたことが何回かあります。
その時は、病気もしてないし、むすこも小さかったので、当たり前ですがぼくの圧勝でした。
今回は「おとうちゃん、ほんとのジョギングだね。」そんな嫌味とも取れることをシレッと言われてしまいました。
ぼくは、そんな事を言われながら、自分は体が第一ですのでマイペースを保ったのであります。
図形の問題
図形の問題が苦手なむすこ。
「合同」とか「対応する点はどれか?」とか「同じ形のはどれか?」等、そんな問題にもかなり苦労しています。
紙面上書いてある図形を自分で勝手に裏側から見たりひっくり返したり変な見方をしているとのことです。わかるような気もしますが、そんな診断も出ています。
基準点を定めれば分かる時もありますが、その点を中心にぐるっと図形を回すと相当じっくり見ないと、わけがわからなくなります。
地図が苦手と言うのはこんなところの出ているのかな?とも感じます。
高校で習うぼくの頃は「代数・幾何」と言われていた「線形代数」の放物線やベクトル、行列、空間図形の理解なんかは全く何を言っているのか分からないんだろうなと予想しています。
ぼくは結構好きだったのになぁ。。。いつか化けるのか?、このままいくのか?
おっと、こどもとは言え自分と同じに考えてはいけませんね。
拡大図・縮図はがんばったよ
そんな図形が苦手なむすこですが、現在は「円の面積」を習っているそうです。
「おとうちゃん、これ見て!三角形がたくさん集まって円を作ってるんだって!!」と言って一生懸命円の面積の求め方を説明してくれました。
“なんで?図形の問題は、目がチクチクするから見たくも無い!って言ってたばっかりじゃん!”
よくよく聞いて見ると、図形が好きになってきたような素ぶりです。
「どうした?図形ちょっと見れるようになった?」
「うん、ちょっと好きになってきたよ。」
そして、戻って来たテストをみると、拡大図や縮図が書けるようになっていました。
全然出来なかったのに、なんで??
「おれね。残って一生懸命やったんだよ。みんな教えてくれたし。でもね、ひっくり返ったりしてるとよくわかんない。」
またまた、周りの助けがあったようです。
家ではぼくが助けますが、学校ではともだちが助けてくれています。
担任の先生が「これから、生きていく上で必要なものを備えています」と言っていた、その話は大げさでなく信頼できる話のようですね。
さすがチームワークの子たちです。
ありがたいです。本当にありがたいです。
まとめ
こんな感じで、特性上「絶対嫌だ!」と言っていたものも少しづつみんなに追いつけるようにがんばっているむすこを見て、本当に努力しているんだなと心配は尽きませんが、安心したところです。
こんどの「円の面積」も見えてくればいいね。
多分、理解はできているのですが、見る事が苦手で答案に出来ない事が多いのだと思います。
不快感が起こる図形の問題を「見慣れれば大丈夫」と反復練習をさせるより、理解したことと紙面上の課題を一致させていく、これは本人に課せられた修得すべき使命として自分で解決していかないとどうしようも無いことだと思っています。
ともだちだって出来てるんだからおれだって!
そんな気持ちがむすこの中に出てきているような気がします。
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