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【小学校】新学期勉強開始!学校はどうだい?

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小6むすこ、夏を謳歌し、2学期勉強開始していました。

「お、やるじゃん。宿題?困った事があったら聞いてね~」

算数の宿題を片づけています。まずは、2学期までの復習からです。

片づけていると言うか、問題によっては苦戦。。。。

「分数のわり算って。。。。?」

「ほら、逆数にするんだよ!!」

「”比を簡単な数字”にするって??」

「ずいぶん適当な聞き方だよね。”簡単”って意味わからないよね。”わかりやすい”じゃだめか、もうこれ以上”割り切れない数字”にするって先生言われなかった?」

うん、ぼくも児童当時から思っていたけど、「”簡単”なってずいぶん抽象的な聞き方やん?」と思っていました。

算数なら、もっと個別具体的な聞き方にするべきじゃん!ってむすこが取り組んでいるのを見ていてそう思いました。

例えば、、、

“分数にして、これ以上割り切れない数字にせよ”とか

“分数にして最小公倍数を求め、比に戻した値”とか、、、

逆に分かりずらいか?

でも、こう言う問題の問い方が当たり前だと思っていたので、麻痺してますね。

疑問に思うむすこの方が真っ当なのかもしれません。

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学校は楽しいかい?

学校行きたくないな。

うちの小6むすこ、小3むすめ。

「あ~あ、学校行きたくないな~」と2週間おきぐらいに普通に言っています。

今は、冗談で言っているので聞き流していますが、実は本音なんですよね。

ただ、ふたりの言っている意味はそれぞれちょっと違います。

小学生の親を持って改めて感じたのは、上下10%~20%の子には授業が合わないと言われています。

悪く思う子は、切り捨てられていると感じる子もいるかもしれません。

ぼくの頃は酷くて、合わない子は完全に切り捨て。

今のむすこの小学校はまともです。親身になって何度も個別指導してくれているようです。

そこは本当に助かっています。

行きたくないと思ってしまう理由。

むすこの方は「あゆみ」学習評価が真ん中のオンパレードと言っても、理解してそれを書面(テスト・プリント)にすることに初めて習った事の場合は偉い時間がかかります。瞬間的に頭で分かっていても言語化に時間がかかります。

右脳でわかっても、言語中枢機能のある左脳と連携がうまく初見では取れないようです。

がんばって、1年間を通して普通の学力まで持って来れたとしても、その途中では書面に出来ない分、みんなよりテストの点数が悪い。従って、劣等感は相当なものでしょう。

それだけに、むすこの場合は日ごろ、下の10%にぼくはいると肌で感じていることでしょう。

むすめは逆です。

聞いたことをすぐ覚えてしまって理解して言語化も得意。さっと画にしてしまうことも得意です。

今やっていることの理解が得意ということは、普通の授業は退屈で仕方ありません、もっと突っ込んだことを好奇心いっぱいに知りたい。むすめにとっての学校の授業は、自分の知的欲求を満たされないまま、むすめのペースに関係なくゆっくりと進みます。

退屈だから、大好きなくまちゃんの工作でもしていた方がましと考えます。

そんな事出来ないので、空想にふけていたり、ノートが分かりやすくなるように画を描いたり、授業中に寝ていたりするのです。

学校に行く目的は他にある。

むすこの方は、学校に行くのは学習以外に目的があって「学校嫌い」と言いながら「授業だけ嫌いなんだよ、あ~早くみんなに会いたいな」と夏休み中に言っている。

ともだち大好きです。男女問わず、どんな子でも分け隔てなく付き合えるのがむすこの利点です。

体育もみんなとやりたい!それも理由です。

むすめはどうなんだろ?

昨年度はそんな退屈している態度・特性を「授業態度」が悪いと攻撃したり、知的好奇心をとても満たしそうにない授業を杓子定規的にする担任にあたってしまって、酷い精神状態になりました。

でも、学校には行きました。攻撃に耐えきれなくて2,3日休んだけど、学校には行きました。淡々と時が過ぎてもらうように。。。

本人も「家でも勉強はできる!(こぐまの)ベレーちゃん(Z会)やってれば、あんなやつ(去年の担任)に教わらなくてもいいじゃん!ベレーちゃんの方がかわいいし、ずーっと勉強はおもしろい!」と言っていました。

正論です。むすめにとっては正論。でもむすめは学校に淡々と通い続けました。ただの時間潰しにしかならないのにです。

今年度になって、特支出身の担任にあたってむすめは変わりました。こんなにともだちができるのか?というぐらいたくさんのともだちに囲まれて、「おもしろくて楽しい」と言われて笑顔が戻りました。

そんなともだちに感謝の意をもっているのか、いつも手紙を書いたり、手作りのマスコットを作って渡したりしています。

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落ちこぼれ、吹きこぼれ

昔から勉強がわからなくて困っている人は「落ちこぼれ」と言っていました今も言っている人は言っているでしょう。

逆に、いまは優秀で授業に物足りなさを感じ、他の児童と疎外されたりすることを「吹きこぼれ」とか「浮きこぼれ」と言うらしい。

そう気づくと、親は右往左往するでしょうが、本人はもっと深刻。

知的好奇心を満たされずに、嫌だ、つまらないと思いながら、1日7、8時間も時間を潰して学校に通うなんて、どんな修行だと思ってしまいます。

一斉教育と言う効率を考えたものの弊害が、ここに出てきているんじゃないかと感じます。

見て見ぬフリをすることが出来なくなる時代がもう来ているんだと思います。

飛び級も良いけど、その前に習熟度別の授業を取り入れていく等、それぞれに応じた教育を検討してほしいものです。

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