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今、こんな本がぼくの机に置いてあります。
脳梗塞になってから、こんな本ばかり読んでいます。
それを小3むすめがタイトルを
「きせきののう」とむすめが読みました。
そうしたら小6のむすこが、
「良く読めるな、俺なんか”脳”しかよめなかった。」
お、おう、確かに「脳」はこの間、6年生の50問テストにあった漢字です。
ちゃんと覚えているじゃん。
「奇跡」は中学生で習うそうですので、本を読まない(読めない)むすこには難しいです。
その下の副題の「脳科学者の脳が壊れたとき」と言うのも、むすめはスラスラと読んでいます。
むすこは「壊れた」と言うところが読めずです。
むすめの方は見てすぐ覚えられる特性があるから少し特殊だとしても、ぼくとしてはむすこが「脳」と言う漢字の読み方を覚えていてくれたのがうれしいです。
「脳の漢字は書ける?」
試しに、ちょっと意地悪ですが「脳の漢字、まだ書ける?」と聞きました。
「あたりまえじゃん!」と自分の液晶パッドを持って来て、
「こうでしょ、え~っと、体のことだから月へん(にくづき)だから、、、、」ときちんと書いてくれました。
「あ、書けたね。覚えてたね。」
「どうだ!すげーだろ。なめてんじゃねーぞ」
おまえは東卍か?
中二病全開の思春期特有の暴言のようなことばが飛び出します。
それはそれでおもしろい。
あんなに、2年前ぐらいまでは自分に自信がなかったむすこが、今では背伸びしつつ、それに学力の点でもなめられないように、ディスレクシアなりに努力しているのかな?と思ってしまいました。
これまでにやってきた漢字練習の方法も無駄では無かったかも。
- ミチムラ式の漢字カード
- 尻文字
- 指文字
- なぞり文字
- 学校のドリル。。。。
もちろん、学校の先生方の多少のご配慮のおかげもあります。
そんなものを組み合わせて、自分なりに学習する方法を見つけてくれているようです。
「ぼく、バカだから。。。。。」
そんな事を言っているむすこはもうここにはいないように錯覚してきました。
中学生になったらもう少し比重を学習においてがんばろうね。
で、その後むすこが聞いてきました。
「”おら、なめてんじゃねーぞ”って英語でなんて言うの?」
「何に使うの?」
「ゲームのチャットで言ってやりたいから。。。」
「知りません、自分で調べてください。」
「わかった!」
本当に調べたかな?「見下すな」とかそんな意味でいいのかな?
ニュアンスが難しいね。
まとめ
むすめみたいに見てすぐ覚えられる子、むすこみたいに脳の回路が複雑に作用して漢字を覚えるDBがとっ散らかってる子、それぞれです。
そう思うと、むすこは相当がんばってここまできているのがわかります。
それぞれ、自分の利点を生かしていっしょにがんばっていければいいかなと思います。
しかしこの「奇跡の脳」と言う本は、脳科学者が脳卒中(脳出血)になってしまった時の事が書いてある本です。リハビリの様子や罹った時の麻痺の脳への作用が少しむすこ、むすめの特性に通ずるように思えました。
読んで損は無いと思いました。
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