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無事と言うか、残念ながら、むすこの最終学年小6のサッカーチームの合宿は、コロナウィルス感染防止の為に中止になってしまいました。
合宿は3年生から対象になります。むすこたちは結局、3年生の時に初めて合宿に参加させてもらって、2度目は無かった事になりました。
従って、今年の5年生は合宿に参加をしたことがありません。
来年度サッカーチームの合宿が行われるとしたら、合宿経験者はひとりもいないことになります。児童はもちろん、父兄もコーチもです。
こんな場合どうするんだろ?
いちお、過去から受け継がれているプログラムやしおりが残っているにしても、運用は大変でしょう。
誰も要領がわからなくて、また一からリセットし直しの合宿になるのだと思います。
コロナ感染が長引けば長引く程、過去からの引継ぎと言うものが、このサッカー合宿に限らずにあることでしょう。
守ってきたものがいつの間にか無くなり、世代も変わり、気が付くと世の中が変わってるぞとなっていると言うのが今回のコロナのインパクトでもあると思います。
2年前・・コロナ最初の頃
「変な感染症が流行っているみたいね」と言っていたのが、むすこが小3の年末です。
ちょうど「ディスレクシアじゃねー」と疑いだした頃です。
WISC-Ⅳや色んな診断を受けてその結果を小学校に報告したら、1か月もしないうちに休校に。。。
小4の5月いっぱいお休みになりました。
その間はどこの施設も閉鎖してましたので、何とか自分で試行錯誤してむすこの「ディスレクシア」状態を見て行きました。
まるで、実験台です。
自宅学習が出来てむすことよく向き合うことができて逆によかったと思います。
しかし、よくついて来てくれたと思います。
当時、ディスレクシア以上に心配したのは体力面です。他人以上にスポーツが好きで、家にじっとしてられないむすこです。サッカーのイベントも、試合も練習もグラウンドが閉鎖になってしまいましたので、何もできません。
その代わり可能な限り、外に出て遊ぶようにしました。
当時はワクチン接種も無い時です、得たいの知れないウィルスと戦うには体力しかないと考えました。
「罹ったら罹っただ!自ら免疫を付けるべ」そんな乱暴な事も考えていました。
思いっきり遊ばせました。うちからすぐに見える公園ではむすこたちが大体10人ぐらい集まって大騒ぎして遊んでいるのが見えます。
みんな面々好きな事をして遊んでいました。
カードゲーム、ブレボー、スケボー、、、、、、
近隣の方々には、うるさくて本当に迷惑だったと思います。
あんな時に、暖かく見守っていただいて本当に感謝しています。
制限がある中で
その後、むすこたちは自分の行動を自分たちなりによく考えて行動するようになったように思えます。
行動範囲も広がりました。プチ親離れのようです。
それに、今では小6ですので、あまりわがままも言わなくなりました。
今度の「合宿中止!」と言っても、あれだけ楽しみにしていて「俺たち小学校最後だから絶対行く!」と言っていたのに、あっさり「あ、そ、コロナのせいだね」のひと言でクールに言ってのけました。
その代わり代替えのイベントをみんなで考えたみたいです。
「俺たち、映画見に行く!!」
もう、みんなと見に行く映画も決めてあるそうです。
取り敢えずこの2つは決めてあるそうです。
まだまだ遊び本位な小学生ですが、何をしたいのか?何が大事なのか?
そんな分別もともだちと付き合う中で見つけてもらいたいものです。
まとめ
楽しみだったむすこの「サッカー合宿」中止の件を中心に記述しました。
考えてみると、むすこたちは生まれた頃から災難災害に見舞われている世代だと思います。
2010年8月生まれで、翌年の3月には大地震が起き、福島の原発で水素爆発が起き、都内の上水にも放射性セシウムが混ざってしまったことも経験しました。
必死にミネラルウォーターを買いに走りましたが、既にむすこたちはその上水を使ったミルクを飲み、雨や雪にもあたりました。小さい小さい赤ちゃんだったむすこたちに影響が無い訳ではないと今でも考えています。
将来、今後どんな影響が出てくるか想像が付きません。因果関係はわかりませんが、食物アレルギーやディスレクシアなんか序の口であると覚悟はしています。
そんな世代のむすこたちの時代、これまで普通と思っていたことが的外れな時代になると、ぼくは思っています。
それだけに、他人を思いやり、自分で物事を考えて生きていく、そんなおとなになって欲しいと願うのであります。
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